第2507回でラウンドアップを刷毛で塗る方法で上手く行ったと安心していたムラサキカタバミ、今年になって去年以上に生えてきているようです。一年では無理だろうとは思っていたのですが、それにしてもどうも増えているようなのです。最初は、「まさか気のせいだろう」と甘く見ていました。
ところが、近所の方と話しているうちどうやらとんでもない奴ということがわかってきました。急いで、サーチしてみました。
・・・略
花は可憐でも農家の間では嫌われ者のムラサキカタバミ。おそらく嫌われ雑草ベスト3くらいには入ると思います。ためしにその辺で農作業をしているオジーに聞いてみてください。
「あなたの一番嫌いな雑草は?」
「カタバミぐぁーやさ」3人くらいはそう答えそうです。
我々のあいだで雑草でありながらきちんと呼び名があるのはそれなりの理由があると以前センダングサの項で書きましたがこのムラサキカタバミ、みんなにその名が知れ渡っている理由は駆除が大変だから。
地表に見えている部分をぷちっと切ってもだめです。この草は地下にうろこ状の茎の塊を持っていてそのうろこ一粒一粒から再生してしまいます。ですから駆除するならゆっくり掘り出して塊ごととる必要があります。言うまでもありませんがかなり面倒です。面倒だからと言って適当にやったら同じことです。・・・以下略
参考: ムラサキカタバミの駆除について
これは、どうやらとんでもないことになってしまったようです。その美しさにだまされて放置してきたことが命取りになりそうです。
一体、どうしたものか。いくら私が辛抱強いと言っても、あの芝生の中に大量にはびこったのを1本1本鱗茎を抜いて行くのは不可能に思えます。その面倒くささは長年の戦いでやっと少なくなったカラスノエンドウ以上でしょう。何か良い農薬はないのでしょうか。
これもサーチしてみました。
どれかを園芸店で探してきて試してみたいものです。とは言いながら、もう一度ラウンドアップで試してみるつもりです。
油断大敵!