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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ガソリン販売減少

2007年05月03日 | エネルギー 環境

  昨日は紙のリサイクルより紙の使用量を減らすことこそが目指すべき方向と書きましたが、それと同じでガソリンの代わりにバイオエタノールを使うことよりもガソリンの使用量自体を減らすことの方がもっと大事なはずです。

  第2695回でも取り上げましたが、どうやら日本自体がその方向に向かっているようです。

  日刊工業新聞より

  昨年度のガソリン、国内販売量1.5%減-2年連続で減少

  資源エネルギー庁がまとめた石油統計速報によると、06年度のガソリン国内販売量は前年度比1・5%減の6048万3514キロリットルとなり、2年連続で減少した。燃料油合計では3年連続で減少となった。国内市場の縮小がハッキリと現れ始めた。

 ガソリン販売量は04年度まで20年連続で拡大を続けていたが、05年度に21年ぶりに縮小へ転じていた。保有自動車台数の伸びが鈍化したことに加え、軽自動車比率が高まるなど小型車志向が強まっていることが、消費量を減らしている。そのため「(原油高騰によるガソリンの)小売価格が上昇した影響もあるが、もっと構造的なもの」(西尾進路新日本石油社長)との見方が石油業界でも大勢を占める。

ガソリン以外では、暖冬の影響をもろに受けた灯油が同13・4%減の2447万8591キロリットルと低迷。そのほか軽油や重油も減少している。

 良い傾向ですね。第2695回の経済産業省発表の前年比1.1%減の約6094万キロリットルとの違いは誤差の内でしょうか。それにしても相変わらず省庁が別々に統計を取るという無駄な仕事をしているようです。
  いずれにしても、軽自動車の比率が高まってガソリンの消費量が減っていると言うのは庶民の所得減によるささやかな抵抗の表れかもしれませんが良い傾向であることは間違い無さそうです。
  願わくば
第2760回でも書いたように軽自動車をもっと小さくしてもっと燃費を良くして欲しいものです。そして、最後は軽の電気自動車です。

目指すべき方向は確かです!