団塊の世代のつぶやき

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自動車販売

2008年01月13日 | 日本再生

  第3023回でも取り上げましたが、新車販売台数の低迷は定着してきたようです。二極化による購買力の低下でしょうが、もしかしたら環境を考える人が多くなって購買を止めたなんて嬉しいことことはないでしょうね。

時事ドットコムより

2008/01/07-18:32 新車販売、35年ぶり低水準=軽自動車も低迷-07年

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が7日発表した2007年の新車販売台数(軽自動車除く)は、前年比7.6%減の343万3829台と、4年連続で前年実績を下回り、1972年(340万6237台)以来35年ぶりの低水準となった。一方、全国軽自動車協会連合会によると、06年に史上初の200万台を突破した軽自動車も、07年は5.1%減の191万9816台と、4年ぶりにマイナスとなった。

  良いですね、皆で自動車を買うのを控えましょう。

 そして、減っていはいるものの軽の健闘は自動車メーカーのシェアにも変化を起こしているようです。

  日刊工業新聞より

  ダイハツ、軽で初の首位

 ダイハツ工業は、暦年で初めて軽自動車で首位となった。06年から07年にかけての軽主力3車種の全面刷新が功を奏した。スズキは35年ぶりにトップの座を明け渡した。スズキは奪回に向け、最量販車種「ワゴンR」など新型3車種を08年に投入する予定で、両社の争いは熱を帯びそうだ。(更新日 2008 1 8日)

  同じく日刊工業新聞より

  昨年の国内新車販売、軽2社が躍進しシェアに変動-ホンダ、5位転落

 07年の国内新車販売は、3年連続のマイナスとなった。ホンダが3位から5位に転落する一方、軽自動車が主力のスズキが3位、ダイハツ工業が4位と順位を上げるなど、シェアに変動があった。登録車販売が35年ぶりの低水準となるなか、堅調だった軽の売れ行きが明暗を分けた。ガソリン高などで厳しい市場環境が続く08年は、ホンダの軽販売テコ入れやスズキの新型車攻勢などを控え、シェア争いもますます過熱しそうだ。

 07年の登録車販売は、後半からトヨタ自動車など各社の新車投入が相次いだにもかかわらず、4年連続で400万台を下回った。日本自動車販売協会連合会は「08年も良くて07年並み。400万台以下でも耐えうる販売業者経営を提案したい」と厳しい見方だ。軽販売は4年ぶり減少ながら過去3番目の高水準。ただ08年は「07年をやや下回りそう」(全国軽自動車協会連合会)だという。(更新日 2008 1 8日)

 登録車生産に力を入れたスズキが軽のトップをダイハツに明け渡しホンダが5位に転落という大きな変化は軽自動車をどう扱うかで起こっていることは軽大好きの私としては素直に喜びたいものです。

 この傾向が一時的なものでなく本流であることを願いたいものです。そして、この流れは当然軽の電気自動車へと向かって行くと考えたい。

  ということは、やはり、これからのクルマ作りで何を重点に置くかということで国内メーカーのシェアは大きく動くかもしれません。さしずめ、電気自動車に力を入れているスバルや三菱の動きも面白そうです。

それとも、第3025回のトヨタが潤沢な資金で電気自動車も制するのでしょうか。果たして、10年後には世界の自動車メーカーでどこが残っているでしょうか。

見ものですね!