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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ウシク、デュボアを返り討ち(統一ヘビー級)

2025年07月20日 05時59分58秒 | 世界ボクシング

現地時間の先ほど(19日・土曜日)、英国で行われた試合結果です。
4団体ヘビー級戦(王座統一戦):
3団体統一王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)KO5回1分52秒 IBF王者ダニエル デュボア(英)

*約2年前となる2023年8月に対戦している両雄。その時はウシクが9回で勝利を収めるも、5回にデュボアが放ったボディーブローについて多くの議論が持たれました。そしてその問題だった第一戦後、お互いに強豪たちと手を合わせ今回の再戦に漕ぎつける事になりました。

23ヵ月ぶりに行われた再戦は、初回からサウスポースタイル(左構え)のウシクが鋭く的確な右ジャブで試合を支配していきます。挑戦者ではなく、あくまで対抗王者としてこの試合に臨んだデュボアも時折その強打を振るい反撃を試みます。しかしその都度、ウクライナ人のジャブとそれに続く左の強打で跳ね返されてしまいました。

迎えた5回、英国人が前に出てきたところにウシクが左右の連打から先制のダウンを奪うことに成功。試合再開後、再び連打から左の強打を当て再びデュボアをフロアに送っています。結局カウント内に立ち上がる事が出来なかった英国人。再度ウシクに勝利を献上すると同時に、虎の子のIBFタイトルも失っています。

予想通りの圧勝を収め、再び4冠王となったウシク。他の世界王者(と言っても暫定やレギュラーですが)や世界ランカーを見回しても、ウシクに対抗できる選手は見当たりません。

再びウシクが4つの主要団体のベルトをまとめた最重量級。2025年7月20日現在の、ヘビー級王者は次のようになります。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数5)
WBA(レギュラー):クブラト プーレフ(ブルガリア/0)
WBA(暫定):ファビオ ウォードリー(英/0)
WBC:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/2)
WBC(暫定):アジット カバイエル(独/0)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/5)
WBO(暫定):ジョセフ パーカー(ニュージーランド/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:空位


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