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今年もやってるやってる~

出田、しぶとく勝利(日本スーパーウェルター級)

2024年02月18日 05時09分31秒 | 日本ボクシング

先週13日・火曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーウェルター級戦:
王者出田 裕一(三迫)負傷判定7回1分47秒(2対1:68-66、67-66、66-67)挑戦者小林 柾貴(角海老宝石)

*2005年4月のデビュー後、12連勝(7KO)を飾り将来が有望視されていた当時の出田。しかし2010年2月に初黒星を喫すると、1勝1引き分けを挟むも黒星を重ね続けました。2020年12月に再び白星を挙げるまでに積み重ねた敗戦は15。昨年5月にも初回TKO負けを喫しています。白星と黒星が仲良く交差するキャリアを築いてきた出田にも、一昨年11月に最初で最後と思われたタイトル戦に出場する機会に恵まれ、終盤9回で王座奪取を果たしました。

その後、左目網膜剥離のためリング活動が小休止に。その間、中島 玲(石田)が暫定王座を獲得。昨年夏に中島に2対1の判定で勝利を収め、日本王座の統一に成功すると同時に初防衛に成功しています。

暫定王者に続いて苦労人が迎えたのは、指名挑戦者小林。最強挑戦者相手に出田は、コツコツとパンチを当てていくしぶといボクシングを展開。前半戦は若干のリードを許すも、最終的には逆転に成功。負傷判定と煮え切らない結果となってしまいましたが、王者が白星を加えると同時に、防衛記録を2に伸ばしました。

戦績を18勝(9KO)16敗(6KO負け)1引き分けとしたキャリア19年目の大ベテラン。まだまだ防衛回数と白星を加えていった貰いたいものです。

下記は2024年2月18日現在の、スーパーウェルター級の王者たちとなります。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):ブライアン メンドサ(米/0)
IBF:空位
WBO:ティム チュー(豪/2)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/2)
日本:出田 祐一(三迫/2)


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