今月1日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
挑戦者ニック ボール(英)判定2対1(115-113x2、113-115)判定 王者レイモンド フォード(米)
*この試合が行われる3ヶ月前に、米国ニューヨーク州のリングに登場したフォード。その試合では、劣勢の中、最終回逆転TKO勝利を収め王座を獲得しています。対するボールも、3ヶ月前と同じ時期に世界戦に出場。今回の試合が行われた同じ会場でWBC王座に挑戦しますが、実力者レイ バルガス(メキシコ)を相手に五分の試合を展開しました。しかし残念ながら、引き分けで王座奪取なりませんでした。
実力拮抗者同士による一戦は、この階級では157センチと小柄なボールがガードを固めながら、フェザー級では標準的なサイズ(170センチ)のフォードが迎え撃つといった試合展開が続いていく事に。そんな中、サイズで劣る英国人がインサイドからより的確なパンチを当てていきます。
7回、最終12回と自らもピンチにさらされたボールでしたが、今回は僅差ながらも勝利をゲット。2度目の挑戦で念願の世界のベルト獲得に成功しています。今春の試合では、劇的な試合の主人公となったフォードですが、思わぬ短命王者となってしまいました。
群雄割拠の感のある現在のフェザー級戦線。下記は2024年6月14日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:ニック ボール(英/0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/3)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/2)
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