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あの試合から30年(IBFスーパーミドル級:1995年3月18日)

2025年03月18日 05時42分46秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前となる1995年3月18日、米国フロリダ州で行われた試合結果です。
IBFスーパーミドル級戦:
王者ロイ ジョーンズ(米)TKO初回2分6秒 挑戦者アントニー バード
(米)

*この試合が行われた前年となる1994年11月に、ジェームス トニー(米)との頂上決戦を制すると同時に、世界2階級制覇を果たしたジョーンズ。指名挑戦者アントニー バード(米)を地元フロリダ州ペンサコーラに迎え初防衛戦を行うことになりました。

(地元フロリダ州ペンサコーラでの凱旋試合に臨んだジョーンズ)/ Photo: JO Sports Inc.

ここまでの戦績が26勝(13KO)4敗1引き分けと、世界1位としては平凡な数字を残してきたバード。この試合が2度目の世界挑戦となったバードですが、ジョーンズからすれば凱旋試合にはちょうどいい安全パイ的な相手といっていいでしょう。

(ロイがスイッチを入れた途端、ダウンを奪われてしまったバード)/ Photo: ebay

試合前から分かり切っていたことなのですが、両者の実力は「雲泥の差」では言い切れないほどの差がありました。試合開始から1分過ぎ、本腰を入れたロイは、高速連打からあっという間にダウンを奪ってしまいます。試合再開後、再び連打からダウンを追加したジョーンズ。最後はサウスポー(左構え)にスイッチする余裕を見せたロイが、左をもろにヒットさせたところでレフィリーは躊躇することなく試合をストップ。見事なパフォーマンスを地元のファンに見せると同時に、全勝記録を28(24KO)に伸ばしています。

いつの時代でも無敵王者とランキング最上位選手によるミスマッチというものは存在しますが、この一戦もその内の一つと言っていいでしょう。そしてこの時期から、ロイが世界戦で圧倒的な強さを見せつける試合が数年に渡り続いていくことになります。

(無敵ロイに一蹴された指名挑戦者バード)/ Photo: BoxRec


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