DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

パロ、敵地で王座奪取(スーパーライト級x2)

2024年06月25日 05時17分35秒 | 世界ボクシング

今月15日、プエルトリコで行われた試合結果です。
IBFスーパーライト級戦:
挑戦者リアム パロ(豪)判定3対0(116-111、115-112x2)王者スブリエル マティアス(プエルトリコ)

*中盤戦にピンチを迎えたパロでしたが、ホールディング(相手を抱え込む)をしたたかに交えながらマティアスの追撃を遮断。7回に減点を科されましたが、それが試合結果に反映されることはありませんでした。

南半球からやってきた挑戦者が、カリブ海で王座奪取に成功。この王座はかつて、前WBOスーパーウェルター級王者ティムと、現豪州スーパーウェルター級王者ニキタのチュー兄弟の実父コンスタンチン(露/豪)が、かつて保持していた王座になります。

 

同日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCスーパーライト級戦(暫定王座決定戦):
アルベルト プエジョ(ドミニカ)判定2対1(115-112、114-113、109-118)ゲリー アントワン ラッセル(米)

*22戦全勝(10KO)の元WBA王者プエジョと、17戦全勝(全KO)とパーフェクトレコードの持ち主であるラッセルの対戦。プエジョが中盤戦以降その技術を活かし、ラッセルの強打を空転させ続け試合終了のゴングを聞くことに。一人のジャッジは118-109と、少々理解できない採点を出しましたが、ドミニカ人が暫定ながらも新たな世界王座を腰に巻くことになりました。

 

正規王者が定期的に試合を行っているにも関わらず、どんどんと世界王者が増えていく感のあるスーパーライト級戦線。下記は2024年6月25日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:アイザック クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(暫定):イスマイル バロス(ベネズエラ/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
WBC(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リアム パロ(豪/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/0)


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