DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ゴロフキンがWBCミドル級の唯一王者に(色々:05‐20‐16)

2016年05月20日 01時23分44秒 | 世界ボクシング
最近(2016年5月20日ごろ)のニュースです。

1)昨年11月にミゲル コット(プエルトリコ)を破りWBCミドル級王座を獲得しているサウル アルバレス(メキシコ)。今月頭にはアミア カーン(英)を一発でKOし初防衛にも成功しています。アルバレス(通称カネロ)が同王座を獲得する以前に同暫定王座を獲得しているのがゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)。ご存知の通りゴロフキンはWBCの暫定王座の他にWBAのスーパーベルトとIBF王座を保持しています。

カーン戦後から「ゴロフキン対アルバレス」戦実現へ向け交渉が開始されたと思った直後、アルバレスがWBC王座を返上。それに伴いWBCは即ゴロフキンを正規王者に昇格させています。両選手の対戦交渉は継続中だそうですが、どうなんでしょうかね?兎にも角にもWBCミドル級王座が一つになったこと事態は歓迎されることでしょう。

2)本来なら現地時間の明日にロシアで予定されていたWBCヘビー級戦、王者デオンティ ワイルダー(米)対 アレクサンデル ポベドキン(露)戦。挑戦者がドーピングで問題を起こしているようで、この一戦は無期延期となっています。

3)WBCよりいち早く同じような問題を起こしていたのがWBA。3月にレギュラー王座を獲得していたルーカス ブラウン(豪)は、結局は王座剥奪+3月の試合は無効試合になった様子。

4)WBCヘビー級戦は延期となっていますが、同じ興行で予定されていたWBA、IBFでのクルーザー級王座統一戦、WBAライトヘビー級の暫定王座戦はそのまま決行のようです。

5)クルーザー級王座の統一戦を前に、WBA王座を保持しているデニス レベデフ(露)はスーパー王者に昇格。その王座統一戦の前日(現地時間の今日20日)には、フランスで同レギュラー王座決定戦が決行されます。さらに21日には米国・ネバダ州で、同暫定王座を保持しているベイビュート シュメノフ(カザフスタン)がジュニア ライト(米)を迎え、昨年7月に獲得している王座の初防衛戦を行うことが発表されています。WBAはクルーザー級のスーパー王者と暫定王者の対戦を120日以内に行うように指令を出しているそうです。

6)先月頭にアルツーロ アブラハム(独)を大差判定で破りWBOスーパーミドル級王座を獲得しているヒルベルト ラミレス(メキシコ)。7月23日にドミニク ブリッチ(独)を相手に初防衛戦を行うことが決定しています。

7)ラミレスの初防衛戦の一週間前の16日に早くもアブラハムが地元ドイツで再起戦を予定。対戦相手は未定です。

8)アブラハムと同じ興行で行われるのがWBAスーパーミドル級のレギュラー王座戦。1月に同王座を獲得しているジョバンニ デ カロリス(伊)が、アブラハムの若き同胞タイロン ツォイゲを相手に初防衛戦を行います。
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