ベルト、王座返り咲きに成功

先週末3日土曜日、米国ミシシッピー州で行われた試合結果です。
IBFウェルター級戦：
挑戦者アンドレ　ベルト（メキシコ）TKO5回終了　王者ジャン　ザベック（スロベニア）

＊4月にビクトル　オルティス（米）との打撃戦に敗れWBC王座から転落したベルト。再起戦でIBF王座に挑戦し勝利。見事な王座返り咲きを果たしています。

正式採点は分かりませんが、5回終了時までは一進一退の攻防が繰り広げられました。強打を振りまくるベルト。ガッチリとしたガードと、インサイドからの鋭いパンチで応戦するザベック。見方によって印象が大きく分かれる一戦でした。テレビ解説者の意見も見事に割れており、一人はワンサイドで米国人を、別の方はワンサイドでザベックを支持していました。

私（Corleone）はアクションが大きくとも、あまり有効的な攻撃をしていなかったベルトより、内側から確実にパンチを当てていたザベックがリードしているように見えました。

この好試合はザベックが右目（腫れ＋上下を大きくカット）を負傷したため、残念ながら途中で終わっています。もし試合が続いていたら、エネルギーの消耗が激しいベルトが後半に捕まっていたように予想します。

5ヶ月で王座に返り咲いたベルト。次は指名挑戦者ランドール　ベイリー（米）との防衛戦が予定されています。