DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

モラレス、4階級制覇達成

2011年09月23日 03時01分22秒 | 世界ボクシング
先週末17日土曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCスーパーライト級王座決定戦:
エリック モラレス TKO10回終了 パブロ カノ(共にメキシコ)

*昨年3月、4階級制覇を目論み、2年半ぶりの再起戦に臨んだモラレス。それ以降今回が5戦目となります。4月に続き世界戦登場を果たしたモラレス。対するは14歳若いカノ。スーパーバンタム級上がりのモラレスに比べ、体格の大きさが目につきました。

試合の方は初回から激しい打ち合いが繰り広げられました。これまで22勝の内17のKOを積み重ねてきたカノですが、一発のパンチはそれほどではありません。対するモラレス、体全体の動きはゆっくりですが、パンチは早く、そして的確でした。得意の左ジャブ、右クロスで徐々にカノの戦力を奪っていったモラレス。下の階級から上がってきたにも関わらず、体力面、そして精神面でのタフさを如何なく発揮しました。

10回終了時までの正式の採点は分かりませんが、私(Corleone)は97対93でモラレスを支持。カノも頑張ったのですが、最終的にはモラレスの強打に屈した形となっています。カノの左顔、右目上を中心にボコボコでした。

勝負強さを見せつけたモラレス。この階級でも体力が通じる事を再び証明した事になりますが、やはり一つ下のライト級で戦ってもらいたいです。王座決定戦ではありますが、堂々の4階級制覇達成です。今後どんな路線を歩んでいくのでしょうか。
コメント (2)
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