DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

トニーが消化不良のTKO勝利

2008年07月18日 08時52分13秒 | 世界ボクシング
米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
NABOヘビー級王座決定戦:
ジェームス トニー TKO3回終了 ハシム ラクマン(共に米)

何ともあっけない試合の終わり方でしょうか。
3回早々、トニーが上体を上げた時に両者の顔(トニーは左側面、ラクマンは左眉の上)が衝突。ラクマンはバッティングを抗議するものの、レフェリーは試合の流れの中で起きた自然的な事故と見たか試合はそのまま継続されました。
3回終了時までは何事もなく無事試合が行われていました。しかしラクマンがインターバル中にリングドクターに対し、「目が見えない。これ以上試合は行えない。」と訴えそこで試合終了。試合後のインタビューでラクマンは「俺はそんなことは言っていない。この試合は無効試合であるべきで、俺のTKO負けにはならない。カリフォルニア州とグーセン・プロモーターにだまされた!!」と吠えていました。

バッティングは両陣営、そしてこの試合のテレビ解説を行っていたクリス バード(米)も認めていたように事故的なものでしょう。
問題はラクマンが自らギブアップ的なコメントをしたことではないでしょうか(本人はそのコメント自体を否定していますが。)。

私見では傷は深そうです(ちょうど眉毛に重なるような感じ)。しかし少なくとも大した出血はなかったように映像には映っていました。試合もまだまだ序盤戦。両者共に好コンディションでリングに上がり、試合はこれからというところでした。あの程度の傷ではストップにはならないのではないでしょうか。

後日判定が無効試合になる可能性はあります。しかし14ヶ月ぶりのリング登場となったトニー。天性の防御勘、ボディーワーク、相手の左に合わせる右のオーバーハンド・ライト、そして機敏な左ジャブはまだまだ健在でした。いまだにトニーは世界トップヘビー級選手の内の一人であると確信できた試合でした。
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