キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

3匹の猫

2024年08月30日 | Weblog
先方はそう思ってないけど、実際はかなり深い関係だった昔の恋人から、雨の切れ目に自転車に乗って街中などに出かけるなと、戒めのメールが来てたけど、夕方、自転車に乗って大磯方面へ出かけた。
出がけに娘が、イナリヤトの倉庫は無事なのか見てきてくれと云われ、そも、目的なんかないサイクリングなので、これ幸いと国府祇園町にある倉庫へ向かった。
どうやらその辺りは水が出ておらず、もっともその手前100mの東海道を潜る道路は冠水して通行止めになった筈だが、起伏の多い湘南ではチョットの違いが大違いなのだ。

倉庫をそのまま北進して100m行くと、妻が毎日のように来ているマサがあり、何か晩飯の足しになるものは無いかと寄ってみた。
ラム肉とバタピーを買った。
娘がワインを3本持って来ていたので、それに合わせたチョイスだ。
家に帰って風呂に入るとやけにサッパリした。
気温は低いが湿度が高く濃度が高そうな汗がへばりついているのだ。

バケットとカンパーニュとマフィンがあり、ブラッシュタイプのチーズを塗りつけて食べ、ラムを塩胡椒でグリルで焼いた。
昨日のトマトとパプリカのスープがあり、コールスローが新たに出来ていた。
ワインはモニクのところで若い頃修業したガイヤックのオニイサンの白、これ開栓後1週間で、落ち着いた味わいでやけに美味かった。
何時開けたんだか分からないモニクのところのシャトー・ムベールを、新たに開栓したボトルの同じワインと混ぜて冷やして飲んだが、中々良かったな。
最後に娘が昨日茅ケ崎の美容院へ行ったときに、その近所のイタリアンで買って来たポルチーニのソースと幅広麵があり、そいつを娘が調理した。
かつてイタリアで食べたポルチーニのパスタには遠く及ばないものの、その片鱗を感じることが出来て、またイタリアでこれを喰ってみたいなと意欲が湧いた。

娘が連れてきた3匹の猫が、まさに借りてきた猫のように隅に隠れたりして顔を出さなかったが、8畳に移動すると、2匹が廊下で庭を眺めていた。
直ぐに娘がいる居間に逃げていってしまったが、中森明菜などを聴いてブログを書いていると、時々覗きにやって来る。
一番古くから居るパッチャは、娘たちが留守の時は、僕が娘の家を訪ねて行き餌を与えトイレを掃除するときには身体を摺り寄せて腹を出してひっくり返ったのに、大人になったらよそよそしくてね、猫って云うのは恩を忘れるような不猫情な獣に過ぎない。
まあ、実の子供でもパパ、パパと云って纏わりついてきたのは幼い時だけだったから、人間も同じか。




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