キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

花曇りの花見

2022年03月28日 | Weblog
目の前の柿の木の新芽が一斉に出てきてしまった。
剪定をしなきゃと思っていたが、坐骨神経痛で思いはあるのに出来なくなっちゃった。
去年は強く選定をしたせいで実が一つもならず、秋に小鳥がやってくる姿を観られず残念だった。
目白、ヒヨドリが良く来るが、時々珍しい鳥もやってくるのでそれを眺めているのがすごく楽しいんだ。
枝の様子を見ると徒長枝がたくさん出ているが、その太くて長いのを10本ほど切ればどうにかなりそうなんだけど、以前、剪定をしているときに脚立が倒れて、頭から石の上に落下したことがあり、両肘と両膝も強打して10年近く痛みが残り、ひどい目にあったから、慎重になっている。
でも、もう少し左足の麻痺が取れたらやらないとね。

3月の「祇園塚古本ワイン市」は、期待が大きかったが実績は過去最低だった。
皆さん卒業・入学・定年退職・新社会人として忙しいのかなあ、それともマンボーが終わりお出かけに忙しいのか、とにかく人通りも少なくお客様が少なかった。
それでも朝早くご老人がいらして、団鬼六を研究するとのことで、展示してあった5冊の本を買い上げてくれた。
売上金額は280円であったが、それは埋没してしまう可能性が高い本を読んでいただけるように、なるべく求めやすい価格にしているからで、本に命が吹き込まれて実に嬉しい。
ワインのほうは、イナリヤトでは一番安いダニエルの1,500円のワインが売れたのが良かった。
大磯の店でも並べておらず、今まで全然売れていなかったが、試飲をしてもらうと、白は軽くて飲みやすいが、赤は結構な重さがあり、その辺りが受けてお買い求めいただいた。

イナリヤト唯一のスクリューキャップでもあるのだが、老婦人が、スクリューは安いワインとの認識を持っていたのにはちょっと意外だった。
というのも、ワイン好きの老婦人がコルクが開けられず、購入を控える傾向にあり、どうしても飲みたい場合は店舗のサービスカウンターで開けてもらったりしていて、スクリューキャップを使って随分喜ばれた記憶があるからで、フランスの高額なワインを作っているメーカーもスクリューキャップの使用をかなり進めたと記憶している。
まあ、リタイアしてからその動向については、そのまま進んだのか、後戻りしたのか知らないけれど。

5時に店仕舞いをして、大磯と二宮の境にある「えびや」で妻と一緒に晩飯を食べた。
自転車の僕が10分ほど早く着き、生中、刺身盛り合わせ、ポテチ、春キャベツ塩もみ、カキフライなどを食べていたが、その内妻がやってきてオムライスと高清水の燗2合を注文した。
店は混んでいて、三姉妹の一番下の子が家業を継いでここまで繁盛させたのだが、立派なもんだ。
駅からは少しあるが、いわゆる駅前食堂とドライブインを合体させたような感じで、地元の魚を売りにしていて、蕎麦やうどん、ラーメン、かつ丼などもメニューにあり、酒飲みから子供の施行までカバーしている。
オッサンが一人できて酒を呑みながら晩飯を喰ったり、家族で晩飯を食べ、オヤジが一杯やるといった多様なお客が居た。

妻はかなり疲れていたようで、酒を呑んでオムライスを喰い終わったら、そそくさと帰り支度をしたので、なんだよと思ったが、一人で飲んでいてもしょうがないので一緒に帰ることにした。

家に帰って呑みなおそうとしたが、昼からずっとワインを飲んでいて、ビールと酒を呑んだのですっかり出来上がっていて、程なく二階へ上がってベッドへひっくり返ったら、そのまま0時近くまで眠り、歯磨きをしてYouTubeでウクライナの歴史について1時間ばかり視聴して再び眠った。
途中で目が覚めたりしたが、7時近くまで眠った。

豆腐と分葱の味噌汁、鯖の粕漬、からし菜の塩漬け、ほうれん草の卵炒めを食べて。
今日から始まった「いも・たこ・なんきん」を観た。
田辺聖子の原作のドラマ化で、カモカのおっちゃんが出てくるやつだ。
この人の小説は読んだことがないが、カモカのおっちゃんが出てくるエッセイはずいぶんと読んで楽しんだので、この再放送を楽しみにしている。

今日は花曇りのようだが、明日雨の予報なので、葛川で花見をする予定だ。

イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます





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