キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

奈緒ちゃんが勝った

2018年02月19日 | Weblog
3時頃に一度起きて小便をして、またすぐ寝て次に目が覚めたのが6時だった。
ベッドの中でblog原稿を作り、7時半になったので起きた。
既に日が当たっていて、暖かな朝だった。
風呂に入り、葱と油揚げの味噌汁を作り、さつま揚げを焼いて、納豆を食べた。
どうも下の息子は毎朝の納豆が効いて、一年で35㎏痩せたので、ナットウキナーゼの効能を信じざるを得ない。
ツーファーには納豆がよくないので止めていたのだが、1年で15㎏痩せる目標に届かず、最後の一月余で何か効果的なことをしなくちゃいけないからねえ。

10時に下の息子と北へ向かって散歩に出た。
葛川沿いをWAKWAKへ向かったが、川にはカルガモが多く、セキレイが川の中の石から水面を叩いては戻る不審な動きをしていた。
WAKWAKには野菜が少なく何も買わずに出て、西友により3F2Fと見て回り、「大山」純米と、つまみにジャカリコとラーメンスナックを買った。
店を出てから息子が、昼はサンドイッチにしようと言い出し、芦の屋で食パンを買うことにして、ロースハムと牛乳を買いにロピアに寄った。
商品を手にしてレジに向かったが、長蛇の列で諦めた。
玉子ならあるからタマゴサンドにしようと、芦の屋には向かったが休みだった。
まあ、何か出来るだろうと家に帰ったら、肉蕎麦なら出来ると言う、鍋焼うどんを恐れていたのですんなりそれに応じた。

昼を食べてから本の整理に取り掛かり、4時過ぎまでやったが、さすがに疲れて飽きた。
スピードスケート500メートルは、夏の陸上100メートルと同じ冬のオリンピックの華だね。
昨夜は早めに風呂に入り「大山」純米をストーブの上で燗につけながら、銀杏を炒って呑み始めた。
気分よく小平が勝つのを観るための前祝いのようなものだが、気分がうきうきしていてたまらなく酒が美味かった。
出来るなら7時頃からレースが始まって欲しかったけどね。
おでんが出来上がり、テーブルの上で卓上コンロの火にかけて、春菊を入れながら食べたが、これが美味いんだな。
背中でストーブの火に当たりながらだらだらと8時近くまで呑んだが、その頃には木樽熟成のオルホを飲んでいて、やがてつまみを持って母の居間に移動して、歌を聴いたり本を読んだりしていた。
ようやく試合が始まったのは9時前後ではなかったか、1レースが1分以内の勝負なので14組の小平まであっという間だった。
しかし小平奈緒ちゃんは強かったね、清水宏と同じくらい強かった。
敵は自分自身しかいないレベルで、お見事でした。

子供の頃、鈴木恵一がいて神経質そうなガラスのような脆い感じがたまらなく好きだった。
カッコいいと思っていたが、当時は屋外リンクで毛糸の帽子とセーターで滑っていたね。
確かインドでの世界選手権だったと思うが、試合前の練習でリンクに入るときにエッジが欠けて惨敗した。
あれから半世紀たって、屋内で氷の管理も整い、実力通りの結果が出やすくなっているので、スキージャンプのように風向きに一喜一憂することもなく、観るほうも滑りに集中して観られた。
何よりキョトンとした可愛い顔をしているが、自信に満ちた肝の据わった顔付きは、他を圧倒していた。
勝ってからは、嬉しくなって祝杯をあげるために、コニャックをなみなみ注いで飲んだ。
まったく知らない他人のことなのに、我が事のように喜んで勝利の美酒を楽しんでる日本人はいったいどれだけいるんだろう。
そして、オジサンは酒を飲むだけだが、何人の子供たちがこれを観てスピードスケートを始めるのだろう。
その子供たちがオリンピックで活躍する姿を観たいものだが。

昨夜、酒を呑んでいたら、知人のTさんが酔って電話してきて、日活の俳優川地民夫が亡くなったと伝えてきた。
Tさんは川地と親しく、毎週のように逗子駅前の川地のスナックで呑んでいて、一緒させていただいたこともある。
ここの所、立て続けに親しくしていた人を亡くしたので参っていたが、そういう年頃になって来たんだよね、僕も。
コメント
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