キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

鍋焼うどんに飽きる

2018年02月06日 | Weblog
4時58分に目が覚める、少し経つとお寺の鐘が聴こえてきた。
日によって良く聴こえる時とそうでない時があるが風向きのせいなのだろう。
72候は「東風凍りを解く」だから、この季節は東風が吹いて音が風に乗るのだろか。
朝は然程寒くないなあ、一番厳しい寒さは終わったようで、これから益々光が強くなって暖かくなるだろう。

朝飯は鮭の塩焼き、焼売、白菜の漬け物。

今朝も西部ゼミナールのアーカイブを観てから散歩に出た。
東へ向かい、杉山のバアサンの様子を観たが母屋のガラス戸が閉まっていた。
商いは止めたが元気だということだろう。
ヤオマサでは、鰯、海豚、生若布を買う。

南へ歩き大磯プリンスから富士を眺める。
雲が掛かっていだが美しく、このような時は地上に風がある。
葛川沿いを歩いたが、やけに鴨が多く、一羽だけ川鵜が飛び立つのを観た。

家に帰ってキイイフルーツヨーグルトを食べながら、海豚の切り身をさばいて蒟蒻と煮た。

昼は鍋焼うどんで、妻がまったく昼を考える様子がない。
まだ腹の具合が悪いらしく、本人は昼はうどん、夜はお粥を食べていた。
しかし、鍋焼うどんも飽きてきたので美味く感じない、何か違うものを喰いたい。

プレシネは「ミスターノーボディ」原題Il mio nome è Nessuno、マカロニウエスタン最後の傑作といわれる節もあるようだが、ストーリィ回しも映像の組み合わせも稚拙な感じで面白くなかった。

本の片付けをしたが、酒、食品、芸能に関するものがごったになっていたのをジャンルごとに分けた。
食に関する生業だったから酒類は、ワイン、ビール、ウヰスキー、酒、焼酎、ブランデー、食品類は鮨、蕎麦、天婦羅、鰻和食、フレンチ、イタリアン、スパニッシュ、パン、チーズ、魚、野菜、果物など色々あるが、芸能関係の本も落語を筆頭に映画、歌舞伎、大道芸、コント、漫才、風俗、AV、歌謡曲、クラシック、ジャズ、ロック、フォークなど仕分けしてみると色々あるもんで愉しい。
何時ものように、ほうっこんなところにこの本があったかと中を眺め、おやっこんな本を買ってあったのかと中を眺めしながら片付けてるので、時間がかかるが随分たくさんの本を読んだような充実感がある。
まるで自分の脳の中に入って遊んでいるような気分だ。

風呂に入る前に海豚の煮汁を煮詰めるのを下の息子にたのんだら、風呂から上がったら飴状に綺麗に煮詰めてあり、海豚を絡めて仕上げた。
絶品だった。
妻が鰯のつみれ汁を作ってくれたが、海豚の味わいには及ばず、ずいぶん作った海豚が息子と二人で食べてほとんど無くなった。
最後に肉まんと餡まんを食べ、烏龍茶を淹れた。

今夜もまた確定申告の準備で、母の医療費控除の整理をした。
昨年提出した書類の箱に、音信不通になっていた知人の転居通知が紛れ込んでいて、モバイルの番号があったので電話を掛けた。
数年振りに声を聞いたが、先方も喜んで30分近くあれこれと話した。
一回り上でカネに不自由する身でもないのだが、ビルの管理人を月の半分やっているとのことで元気そうだった。
ご両親も亡くなり、独身で独り身なので少し働いたほうが社会との関係が切れずにいいのだと思う。

9時からプレシネで「ソロモンの偽証」を観る。
原作を読んでないが、宮部みゆきは人間の機微を随分書き込んでるのだろうなあと想像する。
監督は暴力を多用するなあと感じた、最近の日本映画の特徴でもあるようだが、もう少し抑制したほうがいいのだろう。
今夜は前編だったが面白かった。
コメント
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