キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

来週はフーデックス

2011年02月25日 | Weblog
フランス出張が二週間、その後一週間試飲会があり、今週頭メーカーがようやく帰ったかとおもったら、週末にはフーデックスに向けて新たなメーカーがやってきます。チェヴィコ、ディナスティア・ビバンコ、ヴァルフォルモサ、オリヴィエ・トリコンなどですが、今年は皆さんアグリ取り扱いのワイン以外のものを販促するのでアテンドの必要がありません。それで大いに救われますが、アグリとして自社スタンドをアルゼンチンブースに持ちます。会期中うちの可愛い由実ちゃんがブースに常駐します。ここ数年人気のアルゼンチンワイン試飲のためでも、由実ちゃんを一目見ようってんでも構いませんから、ぜひお立ち寄りください。

仮に試飲をして、良かったら売ってみようとお考えのかたに、少しお話があります。アグリで取り扱っているドミニオ・デル・プラタは、トロンテスの品質の高さで名が知られております。「聞いたことねえぞ、何処でそんなこと云われてるんだ」といわれても、アルゼンチンでの話ですから聞いた事無いのが当然です。あるアルゼンチンのあるワイン事情通の方によれば、トロンテスはドミニオ・デル・プラタともう一つのメーカーのものでアルゼンチン一位と二位を争っているとのことです。事情通の話ですから与太話の可能性もあり、当てにならない場合も多いのですが、色々なところから、お前のところのトロンテスはいいものだと聞くと、そういうものかと思い込むものです。まあ、嘘か真かブースにおいでいただき試飲してみてください。

日本では香りが強いものは短命ですが、このトロンテスは香りが高いワインです。ライチやバラなど人によって色々な香りがいたします。ま、どのような香りがしても間違いではなく、思ったことを力強く言えばそれが通るものです。その香りの強さゆえ、先ず人を惹きつけるのには一役買ってくれると思うのですが、人を飽きさせずに手元に惹き付けて置く事が出来るかといえば難しいと思います。そのため、シャルドネも試飲されることをお勧めいたします。コストパフォーマンスに優れたボディーニ・シャルドネと樽のかすかな風味があるクリオス・シャルドネがありますが、両方飲んでみて、己の好みを知るのも一興です。

赤も忘れちゃいけません。15年ほど前のアルゼンチンブームのときはラフな味わいの“マルベックをバーベキューで”なんて惹句でバカスカ売りましたが、最近のワイン造りの傾向は繊細でエレガントですから、カベルネ・ソービニョンが思わぬお買い得ワインとなっております。日射量が多く標高が高いところで収穫された葡萄は酸とエキス分の集積が多く、繊細な造りにするとえもいわれぬエレガントなワインが出来上がります。しかも驚くほど安い。いや、安いから驚く。

ちなみに私3月1日から3日まで会場内をうろうろ徘徊する予定ですから、お見掛けになりましたらぜひお声を掛けてください。別に何があるってんでもないんですが、ご挨拶くらいはさせていただきます。一ヶ月にわたる断酒のせいで5kgばかり痩せ、どえりゃあいけ面になっております。






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