



物語をつくってごらん。きっと、望む世界が開けるから―暴力を躱すために、絵本作りを始めた中学生の男女。妹の誕生で不安に陥り、絵本に救いをもとめる少女。最愛の妻を喪い、生き甲斐を見失った老境の元教師。切ない人生を繋ぐ奇跡のチェーン・ストーリー。

そうなのね、チェーン・ストーリー でしたね。
物語をつくってごらん。って言ってくれた先生は・・・
インコってすごいんだわね。「おいで」ってしゃべったね。
そのシーンでは え、うそ!行くの? なんて静かに口走っていた。
読んでいる最中、あれ?これは誰の本でしたっけ・・・?と、表紙をみてしまい、いろいろな事を書いてみたい。と、以前インタビューで答えられていたことを思い出した。
童話の部分が少し読みにくかったことと、途中、もしかして? だって道尾さんだからと勝手に思いをめぐらせて・・・って事もあったけれど、四つのエピローグではふんわりとあたたかい気持ちになれました。
