作品紹介・あらすじ
こんな人生に、使命は宿るのか。片足の祖父、不登校の甥、大切な人を失ったみのり。絶望に慣れた毎日が、一通の手紙から動き出す。慟哭と感動の傑作長篇。
読書備忘録
分厚い本を前にして、返却日までに読めるだろうか?と読み始めたら寝る間も惜しんでも読んでいた。
ちょっとだらりとしても清美の話に引き込まれ、どうしても先が気になりイッキヨミ!
清美おじいちゃんが、ものすごいことを経験していただけではなく、すごい人であった。そしてあまりにも寡黙な事情が・・・
タラントって何?出ましたね、なるほど私が知らなかっただけだった。
”私たちの常識は世界共通ではないと言ったツアーリーダーの声をみのりは思い出す。何度もスタディーツアーにいって、何も学んではいなかったのだ。”
息子たちもこうして学んでいるんだなぁー・・・親としてはハラハラするけれど。