作品紹介・あらすじ
人生はあっという間と言うけれど、走馬灯に映し出される色とりどりの絵のごとく、たくさんの喜怒哀楽があり、これまで生きていきた年月は、実は長いのだと、このエッセイは教えてくれる。70篇どれも「よくぞ言ってくれた!」と思わず膝を打つこと必至! 垣谷節が炸裂する著者初のエッセイ集。
読書備忘録
ブクログでみたら垣谷美雨さん、20冊読んでいました。
とても好きな作品が多かった。初エッセイとあって楽しみにしていた。
なんかねぇー・・・似ている。なので、そうそう!がたくさんあった。
アベノマスクは捨てました・・・自分の財布から出さないとなれば、こんなにもいい加減な金銭感覚になってしまうのだろうか。そう思う事多いです。
嘘じゃありません、本当にわたしがやったんです・・・そう、Aさんみたいな人いました。ヒ県の人で、殆ど何にも知らないのに。
一期一会で終わらせないためには・・・そうなのです。個人情報がどうのこうのの前は添乗員さんが名簿にしてくれていましたよね。
人生の勝ち組とはこんな人・・・なるほど、確かに、一度きりの人生なのだから明るく楽しく過ごした方がね。そのためには、暗い気分になることを暮らしから排除すること。人のことは気にしない。比べない。時代の不公平?女子は自宅通勤に限る。地方出身者は就職戦線から排除されていた。そうでした。
あなたらしくないと言われても・・・ドキっとした。息子たちにやってしまっていた。今ならもうちょっといい子育てができるかもしれない。なんてことは、言ってもしょうがないことは言わない。運動神経の話になるほど。走るのが速いと運土神経がいいって思っていたかも。球技全然できないのにね。そっか・・・
著名な成功者の無責任な発言に憤りを感じる・・・そうそう!これがいちばん響いた。子供たちには口を酸っぱくして言っていたんだけれど、どうでしょうね。「生まれ持った才能だけでなく努力もしただろうが、運もよかったはずだ。それを成功者は忘れがちだ」