作品紹介・あらすじ
ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、
看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を
「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか!」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ
わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。
読書備忘録
うわぁー正直!
誰もが何かの当事者になる可能性があるわけで、できれば当事者になりませんように!たってねぇー・・・
やはり第五章が気になるお年頃だから、気合が入った。
そこそこ勉強はしているものの、いざ当事者になったとしたら・・・
終末期鎮静と安楽死はまったく異なるもの。もしものときはセデレーション(鎮静死)はできますか?とこちらから質問すると概ねいい答えが返ってきたので安心をした。というのは末期がんであることを公表され、終末期鎮静や安楽死について言及されている、写真家で元狩猟家の方。苦しんで死ぬというパターンも、助からないのに延命治療で生かされるというパターンも避けられる。・・・らしい!なるほど!
青山さんの他の本も読んでみよう。
★★★★☆