![本バスめぐりん。](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51zxXVevV8L.jpg)
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都会を走る移動図書館「本バスめぐりん」。乗り込むのは六十代後半の新人運転手・テルさんと、図書館司書・ウメちゃんの、年の差四十のでこぼこコンビだ。団地、公園、ビジネス街など巡回先には、利用者とふしぎな謎がめぐりんの到着を待ちかまえていて……。テルさんのとまどいとウメちゃんの元気、そしてたくさんの本を詰め込んで、本バスめぐりんは今日も走る。本屋、出版社などさまざまな「本の現場」を描く著者の次なる現場は、移動図書館! 本を愛するすべての人に贈る、ハートフル・ミステリ。
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ちょっとしたミステリ・・・
移動図書館・・・なつかしい!
夫の転勤で雪国にいたときに田んぼの向こう側を通っていたのを見た。
乳飲み子を抱えていた時代、本を読む余裕はなかった。
そんなことを思い出しながら読んでいた。
ただ本を積んで地域を回っているのではなく、地域それぞれの住民にそった本を選んで積み込んで・・・
図書館よりずっと人とかかわっているのに驚いた。
図書館では、返却時や借りるときに一応ご挨拶はするけれど、それをしなかったら一言も口をきかなくてもすんでしまうもの。
ちょっと入りすぎ?って所もあったけれど・・・もしかしてこういうのって大切なんじゃないかとも・・・
ほんわかりんなお話でした。
定年後こういうお仕事もあるのね。
そして、わが町もあった。移動図書館っ!
何をいまさら・・・知らなかった。
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