内容紹介
女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが……。涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作。
読書備忘録
婆ちゃんは・・・
生きててよかった。
シゲ爺も婆ちゃんも言わないでいてくれたのね。
翔人は婆ちゃんの孫のまま戻ってきた。
漂うに生きているだけの、シャボン玉のような存在に過ぎなかったけれど、もう違う。
予告をみて、これみたいと思っている間に終わってしまったから原作を読んだ。
よかった・・・
映画「しゃぼん玉」予告編