ジョン・ノイマイヤー

  NBSからA3版見開き4ページのチラシが送られてきました。「ノイマイヤー・フェスト」という題名で、要は「今年の前半にジョン・ノイマイヤーの作品が日本でたくさん上演されるから観に行きましょう」ということのようです。

  これほど大騒ぎするからには、ジョン・ノイマイヤーはすっごい振付家なのでしょう。私はノイマイヤーの作品のごく一部しか観たことがないので、まだ実感できてないのですが。

  ちなみに私が観たことのあるノイマイヤー作品。『シルヴィア』の一部、『ハムレット』の一部、『椿姫』の一部(しかも踊りが超ヘタレだった)、ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートのために作られたバレエ。

  NBSのチラシでは、ノイマイヤーの作品が上演される公演をリストアップしてくれてます。こうしてくれるととても助かります。

  さて、それらの公演ですが・・・

  1.『人魚姫』(2月12・15日〔マチネ・ソワレ〕、ハンブルク・バレエ日本公演)

     この公演はもう来週に迫っております。チラシの公演写真は魅力的だし、オーケストラの生演奏付きだし、会場はNHKホールだし、観に行きたいんですけど、ただ一つ難点を言えば、チケット代が非常に高いんです(S席23,000円)。というわけで、今のところは観に行かない可能性大。

  2.『椿姫』(2月18・19日、ハンブルク・バレエ日本公演)

     この公演の会場は両日とも神奈川県民ホール、音楽は「特別録音によるテープ」使用。それなのにやっぱりチケット代が高いです。S席22,000円。でも、噂に聞こえたこの名作を生で観られる機会を逃す手はない、と思い、1回だけ観ます(チケットは購入済み)。

  3.「月に寄せる七つの俳句」(4月18・19日、東京バレエ団創立45周年スペシャル・プロ)

     この作品は、ノイマイヤーが東京バレエ団のために振り付けたもので、月を詠んだ俳句に想を得た作品だということです。トリプル・ビルの演目の一つとして上演されるので、そんなに長い作品ではないでしょう。難点は、公演期日が4月中旬ということです。新年度の仕事が始まって間もなく、まだ慣れずにヘロヘロになっているころでしょう。というわけで、この公演は考え中。
     もう一つ足踏みしている理由は、同時上演される「エチュード」(ハロルド・ランダー振付)を、東京バレエ団で観て満足できるか、ということです。幸か不幸か、私がこの作品を初めて観たのはマリインスキー劇場バレエでだったので。

  4.「ヨンダーリング」(4月25・26・28・29〔マチネ・ソワレ〕日、パリ・オペラ座バレエ学校)

     この作品はナショナル・バレエ・スクール・オブ・カナダのために振り付けられた作品だそうです。私はよく分からんのですが、パリ・オペラ座バレエ学校は、そこらのヘタレなプロのバレエ団に負けないんでしょうか。ガキのために作られた作品を、ガキのパフォーマンスで観る気にはなれないんですが・・・。日にち的には、ゴールデン・ウィーク直前で気分がリラックスしているころだろうから、ちょうどいいんですけど、これも考え中。

  5.『ロミオとジュリエット』(5月22・23・24日、デンマーク・ロイヤル・バレエ団日本公演)

     これは2回観に行きます(チケット購入済み)。ノイマイヤーの振付に興味があるというよりは、プロコフィエフのあの音楽に乗せて、ロミオとジュリエットの物語を観たいからです。オーケストラによる生演奏付きだけど、チケット代はそんなに高くない(S席16,000円)です。

  合計5演目のうち、今のところ観に行くことにしているのは、『椿姫』と『ロミオとジュリエット』の2演目のみ。来週の『人魚姫』は観に行きたいなあ・・・。でも、23,000円は高いなあ。今年は「アダム貯金」に励まないといけない年だし・・・。そういえばそろそろ確定申告の時期ですね。マジに設けてくれないかな、「バレエ控除」。     
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