アダム新日記(2)

  去年の秋冬は、クーパー君はシェフィールドのCrucible Theatreで上演されるミュージカル、"Promises, Promises"の振付を担当することになった。準備とリハーサルには5~6週間かかったらしい。
  ただ、スタッフにもキャストにも知り合いがたくさんいたそうだ。デザイナーはクーパー君が出演した「雨に唄えば」のデザインを担当した人で、キャストにもヘレン・ディクソン(「危険な関係」セシル役)、バーネビ・イングラム(「危険な関係」ジェルクール、プレヴァン役)、そしてなんとあのユアン・ウォードロップもいた。
  ユアン・ウォードロップは、ニュー・アドヴェンチャーズのコアなダンサーとしては、自立心旺盛なタイプのダンサーに入ると思っていたが、こんなところにまで顔を出していたか。
  "Promises, Promises"は大成功し、どの批評も非常に誉めていたそうだ。こうしてクーパー君のキャリアがまた増えたのは嬉しいことである。

  クーパー君は"Promises, Promises"のために6、7週間家を留守にしていたようだ。ちなみに彼らは「危険な関係」ロンドン公演の最中に引越しをし、ハンプシャーに新居を構えたそうである。ロンドンからは1時間半かかるんだって。限りなく家を愛するさすがのクーパー君も、シェフィールドからハンプシャーまでを日帰り往復することは不可能だったらしい(笑)。
  「こういう仕事をしていていちばん辛いのは、家を離れていること、サラやすべてのもの(猫と魚も含まれていると思われる)から離れていることなんだ。」 しかしクーパー君、ただでは起きない。「でも僕は週末にはなんとか家に帰ったし、電話代に大金をはたいた。」 これぞ愛妻家アダム・クーパーの面目躍如たるところである。
  あとは"Promises, Promises"に出演していたキャストたちといい友だちになったとか書いてある。何とも言いようがないが、よかったですね。

  話は前後するけど、クーパー君夫妻、なんでわざわざ忙しいときに引越しするかな。田舎で空気のいいとこらしい。彼らはずっと田舎暮らしに憧れていたそうだ。ロンドンの混雑と悪い空気を離れて・・・とか書いてある。

  んで今年の1月に、クーパー君は「ガイズ・アンド・ドールズ」のオーディションを受けるよう勧められたそうだ。「ガイズ・アンド・ドールズ」のスタッフたちは、かつてクーパー君が振付を担当したミュージカル「グランド・ホテル」のスタッフたちだという。とすると、どうもその縁でクーパー君に話が来たと思われる。
  出演者の中にもクーパー君と知り合いがいた。なんと、ナイスリー役のMartyn Ellisとアーバイド役のJohn Conroyは、「グランド・ホテル」にも出演していたというのだ。
  「グランド・ホテル」のパンフレットを見てみると、ほんとだ、Martyn Ellisは強引社長のプライジング役で、John Conroyは劇場の支配人の役みたい。ほ~。あの人のよさげなMartyn Ellisが傲慢なプライジング役をやったなんて意外だわ。
  サラ・ブラウン役のKelly Priceは、もちろんクーパー君と知り合いではないけれど、「ガイズ・アンド・ドールズ」のプログラムを見ると、彼女は大抜擢なんだよね。なにせ、2004年に学校を出たばかりの新人なの。
  だけど、クーパー君の日記によれば、「ガイズ・アンド・ドールズ」では、サラ・ブラウン役のオリジナル・キャスト(Jenna Russell)のアンダースタディで、ユアン・マクレガーと共演したこともあるんだって。
  そしてサード・キャストにして、早くも主役の座を射止めた優秀な女優なのね。

  「ガイズ・アンド・ドールズ」では自分の踊るシーンが少ないことについて、クーパー君は「実際よりも僕がもっと踊るんじゃないかと期待した人々もいるようだけど(私もその一人)、歌や演技により集中できることは本当にすばらしいことだ」と言っている。「ステージで歌うのが本当に楽しい」とも書いているから、本人が楽しいのならまあいいんじゃないの。
  あと、「僕が以前に出演したミュージカルでやったみたいに、他のキャストの心配をしなくていいのも気楽」だそう。そういえば、クーパー君が関わった他のミュージカルはみんな、クーパー君が振付、また振付兼主役とかで、クーパー君は責任者の一人だったもんね。

  最後に嬉しいことが書いてある。レズ・ブラザーストンと新しい作品のアイディアに取り組んでいるそうだ。何に決まるのかしら。楽しみ~。

  あと、「クーパー君カレンダー」は来年度版も出るらしいぞ。これも期待大。センスのいい写真の選定を望みたいところだ。

  クーパー君、終わりの挨拶は「みんな元気でね。そして、できればピカデリー劇場(「ガイズ・アンド・ドールズ」を上演している)で会おうね。でなきゃ、他の機会にね」である。ちゃっかり宣伝しているところが要領がいい。
  でもこの言葉からすると、クーパー君、もしかしたら、「ガイズ・アンド・ドールズ」が終わるまで、日記を書かないつもりじゃないだろうか。一抹の不安が残る。
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アダム新日記

  まず、ここのところ忙しいので大きな更新ができません(4月はいろいろと忙しいのだ)。どうぞ許してちょ。

  最近1年ぶりに更新されたクーパー君の日記について。確かに長いけど、簡単な事実と単純な感想をただ書き連ねていっているだけのような気がしないでもない。もうちょっと詳しい事情とか心境とかも書いてくれればよかったのに、と思うのは私だけであろうか。
  一気にドカ書きしないで、ちまちまと書き続けていけばこういうふうにはならないですんだと思うのだが・・・。

  まず「危険な関係」ロンドン公演については、リハーサルは3週間だって。そんな短い時間でできるものなのね~。日本公演版とは変えたことが明記されているけど、どういう意図の下にどう変えたのか、例を出してくれればよかった。たとえばいちばん変化が大きかったセシルの描き方とかね。

  「危険な関係」リハーサル中にロンドンの地下鉄爆破テロ事件が起きて、リハーサル会場に近い駅が現場になったという情報が流れたけど、それは誤報で、みんなが無事だと分かったという。
  更には、公演初日当日、またもや爆破未遂事件が起こって、客の入りに影響するのではないかと思われたけど、結局それは杞憂に終わり、楽日まで客足は好調だったことが書かれている。
  初日の模様はいおさんやあびさんが書いて下さっていた(「ストーリーズ」)ので、大した影響もなく済んだことは分かっていたけど、やっぱり公演中、一貫して客の入りは良かったのね。あれだけ批評が芳しくないと、閑古鳥なんじゃないかと疑ってしまうけど、やっぱり自分の目で見たあの盛況ぶりが正しかったんだわ。

  「レビューはまあまあ」とクーパー君は書いているけど、その後で「面白いことに、公演を観に来たシアター・ワールドの人々は、みな絶対に作品をありのままに受け入れてくれた。残念なことに、レビューを書いた舞踊評論家はそうではなかった」とも述べている。
  「公演を観に来たシアター・ワールドの人々」とは、早い話が同じ「上演する側の」業界人のことだと思う。私が観に行った1週間でも、いかにも業界人っぽい人々が多かったから、「危険な関係」が業界人の興味を引いたことは確かだろう。
  クーパー君は「僕たちは批評家のためにショウをするのではなく、観客のためにショウをする。そして観客は実際にショウを楽しんだようだ」と書いていて、観客の熱烈な反応のほうを信じることにしたらしい。当然だ。

  謎の多かった"Wallflowering"は、2時間もかかる演劇で、社交ダンスを踊るシーンは多かったが、そのほとんどは1分以内に終わってしまい、後は全部セリフだったそうである。「覚えなければならないセリフがたくさんあって、全くイライラさせられた」だって。
  でも、それが「ガイズ・アンド・ドールズ」につながったのかもしれないねえ。実際、クーパー君も「"Wallflowering"は更なる演技力アップの機会を僕たちに与えてくれて、そしてそれは最も楽しい経験だった」と言っている。
  クーパー君によれば"Wallflowering"は「僕の初めての演劇」だそうだ。じゃあ「兵士の物語」は、あれは「演劇」ではないのかな。踊りとセリフが半々だったように思ったけどな。あ、でも「兵士の物語」は1時間で終わる作品だった。

  この続きはまた明日。 
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1年ぶり!

  クーパー君公式サイトの日記が、ほぼ1年ぶりに更新されましたね。ですが、この1年にあったことを強引に1回でまとめてます。なにせ、去年春の「兵士の物語」から今年の「ガイズ・アンド・ドールズ」までを一気に書いているんですよ!

  あまりに長いのでざっと読んだだけなんだけど、「危険な関係」ロンドン公演を批評家たちがボロクソにけなしたことについては、観客の好意的な反応に触れた上で、「僕たちは批評家のために(舞台を)やるのではなく、観客のためにやるのだ」と書いているようです。ここを読んで安心しました。強くなったわね、クーパー君。
  それに、本当に「危険な関係」が価値のない作品だったら、クーパー君が書いていたように、再演やツアー公演の話なんて出てこないはずですからね。

  他にもツッコミを入れたい部分はあるのですが、今はまだゆっくり読む時間がありません。後できちんと読んだ上で、ねちねちとツッコミを入れてやりましょう(笑)。
  あ、でも一つだけ。"Promises, Promises"を振り付けていた間、さすがにシェフィールドから自宅があるハンプシャーへの日帰りは無理だったらしく、「週末には帰れたけど、電話代がかさんだ」と書いてあったのには爆笑しました。
  シェフィールドにいる間、毎日サラと電話で話していたのでしょうね。相変わらずのアツアツぶりです。

  そういえば、「ガイズ・アンド・ドールス」終演後にクーパー君にサインをもらっていたとき、彼の携帯電話が鳴りました。クーパー君はちょっと話して切った後、「サラだよ!」と苦笑しながら言いました。終演を見計らって、さっそく電話をかけてくるサラはすげえなあ、と感心したと同時に、この夫婦、ほんとに仲いいんだな、と思いました。
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R&J

  「雑記」にロイヤル・バレエ「ロミオとジュリエット」の感想を載せました。どうぞご覧下さいね~。
  後でいろいろ見聞きしたり教えてもらったりしたところによると、ロイヤル・バレエでは、「ロミオとジュリエット」が一番人気の演目らしいですね。毎回チケットはすぐに売り切れてしまうとか。道理でチケットが取りにくかったわけですよ。
  しかも私が観たのは、カルロス・アコスタとタマラ・ロホの回でした。あびさんが書いていらしたように、アコスタは今回がロミオデビューだったのです。そしてタマラ・ロホは、「現在最高のジュリエット」の一人としてすでに名高いそうです。だからなおさら注目度No.1だったようですね。

  私が以上のことを知ったのは帰国後のことで、行く前は「ロミオとジュリエット」がロイヤル・バレエで最も人気があるだの、アコスタのロミオデビューだの、ロホが最高のジュリエットと呼ばれているだの、まったく知らなかったのです。
  ですから感想を書くときに困ってしまいました。みんなは絶賛しているけど、私はそうは思わなかった。私の感じ方が間違っていたのか?と。
  でも感想を書く以上、あくまで自分の感じたことをそのまま書くしかないわけです。だから感じたままを書きました。内心ドキドキでしたが(笑)。

  できることなら、違うキャストによる「ロミオとジュリエット」をたくさん観てみたいものですね。
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今日のわたくし

  四月最初の1週間が終わって、とりあえず落ち着いたかな?という感じです。昨日(8日)には飲み会があって、疲れていたせいもあってか、会がお開きになって立ち上がった瞬間に目まいがして倒れそうになり、無事に家に着けるかな~、と心配でした(でもちゃんと無事に帰宅)。そんなに飲んだわけではないのですが。

  今日の日曜日は久しぶりにゆっくりした気分で休めました。休みでも落ち着きなく、何かをやってないと不安な私にしては、本当に何もしなかったです。お布団を干すぐらいでした。

  またしてもスターダンサーズ・バレエ団の「くるみ割り人形」についてです。イープラスのプレオーダーにハズれた、っていうのはもう書きましたね。こりゃ一般販売だな、と思っていたのですが、先日、なんとスターダンサーズ・バレエ団からチケット購入申し込み用ハガキが送られてきました。ありがたいことです。一般販売よりも良い席をくれる確率が高いと思うので、バレエ団に直接に申し込むことにしました。

  良い席良い席ってわがままじゃない、と思われるかもしれませんが、私はとんでもなく視力が低いのです。左右の目の視力差が非常に大きく、おまけに乱視も入ってます(メガネ屋さん泣かせ)。だから中ほどの列でもすでに舞台がよく見えないし、オペラグラスを使っても画像が二つに割れます。

  あとはやっぱり、ダンサーの踊りはもちろん、彼らの細かな表情の変化も見たいのです。後ろの席のほうが、ダンサーたちのフォーメーションがよく見渡せるのでしょうが、私はフォーメーションより踊りや表情の生々しさが見たい。そんなわけで、私はたとえ端っこでも前の列のほうがいいのです。

  そうそう、小林紀子バレエ・シアターに電話したら、夏の公演のチケット販売については、まだ詳細が決まっていないんですって。公演は7月なのにそれってどうよ、と思いましたが、また後で電話してみますわ。

  今、ピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団が日本公演を行なっています。少し心が動いたのですが、チケット代が異様に高く、お金がないのであきらめました。三月のロンドン行きのせいで、私は今「アダム貧乏」状態なのです。

  クーパー君はまた月曜日から「ガイズ・アンド・ドールズ」出演です。お疲れ様です。個人的に非常に嬉しいのは、クーパー君が「ガイズ・アンド・ドールズ」に出演した縁で、クーパー君のファン以外のみなさんも、このブログにコメントを下さるようになったことです。
  そもそもはクーパー君ファンのみなさんと気軽にお話したいと思って始めたブログですが、こうしてサイトの風通しも良くなったことは、とても嬉しい収穫です。  
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連絡事項

  サーバのメンテナンス工事により、4月5日午前1:00から午前8:30くらいにかけて、サイト本体の閲覧ができなくなるそうです。日記をブログにしといてよかったわ~。こういう緊急事態(?)にもブログは便利ですね。
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新年度

  満開の桜の下、今日(3日)から新年度が始まりました。あいにく今日はひどい風が吹いたので、せっかくの桜がだいぶ散ってしまったことでしょう。
  さっそく健康診断があったのですが、それだけでもなんだかあわただしくて、落ち着かない一日でした。前にも書きましたが、早く毎日がルーティン化してくれればいいなあと思います。
  早くもゴールデン・ウィークが待ち遠しいですが、どうやら5月1、2日は休めなさそうな雰囲気です。う~ん、どうせどこにも行かないから別にいいけどね~。電車すいてるだろうし。

  チケットぴあから、スターダンサーズ・バレエ団「くるみ割り人形」のチケットが届きました。すごく良いお席で感動してしまいました。
  一方、イープラスのプレオーダーはハズれました!ハズれることってあるのね~。てことは、この公演(特にゲストの出演する回)、よほど人気があるということなのでしょうか。
  どうしても欲しいのなら一般発売まで待たなくてはなりません。でも、よく考えたら、2回も観る必要があるのだろうか?1回で充分じゃないのかな?まあ、あと1週間、よく考えることにしましょう。

  小林紀子バレエ・シアターの夏の公演(「招待」、「コンチェルト」、「チェックメイト」)も観たいのですが、チケットの販売情報が分からないので、バレエ団に電話して聞いてみなくちゃいけません。

  まったく、チケットの販売日チェックは大変ですわ。 

  それと、カウンターが23万を超えました。いつも寄って下さるみなさん、本当にどうもありがとうございます。 
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条理的不条理

  川崎の高層マンションから男の子が投げ落とされて亡くなった事件、また女性が同じやり方で殺されかけた事件、犯人の男が警察に出頭して逮捕され、とりあえずは一安心といったところだが、あの犯人の言い分には激怒した。
  「公開された防犯カメラの画像を見て逃げ切れないと思った」だと?では、あの画像がなければ、警察に出頭する気は起きなかったし、また同じことをやるつもりでいたのだろうか?
  また、あの犯人は「申し訳ないことをした」とも言っているという。警察に捕まってからやっと、反省や後悔の念が湧いてきたのだろうか。
  バレなければ図に乗ってどこまでも悪事を犯し、バレたら途端に神妙な態度になって反省の弁をしゃあしゃあと口にする。私はこういう奴が大嫌いだ。

  あの犯人の経歴や、事件の動機につながっているかもしれない個人的背景が徐々に明らかになっている。それによれば、彼が自分自身の人生に感じた怒りや憤懣を他人にぶつけたのが、今回の事件だったらしいことは想像できる。典型的な八つ当たり、しかも自分より弱い者を狙った卑劣な行動である。

  私には1年近く失職していた時期がある。毎日毎日、将来の見えない不安の中で、すっかり自分に自信をなくし、自分の身の上を呪い、自分の人生に絶望して怒っていた。
  自分の人生が思うようにいかないと、まず過去の記憶を隅から隅まで掘り起こしての犯人探しが始まる。犯人は大抵が親、兄弟、友人、知人、学校の先生、上司、同僚で、ちょっと関わっただけの知り合いにさえ罪が及ぶ(笑)ことがある。

  彼らには確かに罪があるのかもしれないが、しかし彼らから蒙ったダメージを修復するのは自分の仕事だ。不条理なもので、他人から傷つけられたとしても、その傷を治すのは自分しかいないのである。最近になってようやくこう思えるようになった。他人への復讐など非現実的なファンタジーに過ぎない。そして、自分のこれからの人生は、自分でなんとかするしかない。

  川崎の事件の犯人は、あんないい年してそんなことも分からなかったのか。自分で自分の人生に責任を持つよりは、何の関わりもない他人を殺すほうが、そうして世の中に復讐するほうが、彼にとっては楽だったのだろうか。

  失敗した自分を直視することほど不安で恐ろしいものはない。他人への怒りは、不安と恐れをうまくごまかしてくれる。怒りにまかせた他者への攻撃、その結果があの事件だ。亡くなった男の子やその家族の痛ましさ、殺されかけた女性の恐怖、犯人の救いようのない愚かさ、すべてがやるせない。 
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最近のわたくし

  昨日、「名作劇場」に「ガイズ・アンド・ドールズ」第二幕の途中までを載せました。この「ガイズ・アンド・ドールズ」の様子は、帰国後すぐに書き留めておいたものでして、今はそれを小出しにして更新をしのいでいるわけです。

  年度末・年度始めはやはりそれなりに忙しく、資料を読んだり、新しいものを書いたりする時間がなかなかとれません。新年度に入って仕事がルーティン化すれば、時間的・気持ち的な余裕も出てくるでしょう。

  あ、でも嬉しいことがありました。この8月にスターダンサーズ・バレエ団がピーター・ライト版「くるみ割り人形」を上演するのです。ゲストは吉田都、フェデリコ・ボネッリ(ロイヤル・バレエ プリンシパル)、佐久間奈緒(バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル)で、これはぜひとも見ねばならぬ、と思っていました。
  ちょうどチケットぴあのプレリザーブお知らせメールが来たので申し込んでみたら、嬉しいことに第1希望で当たりました。ただ、席はどんなものか分かりませんけどね。
  面白半分に今度はイープラスのプレオーダーでも申し込んでみました。結果はまだですが、たぶん当たるでしょう。ぴあとイープラス、良席の軍配はどちらに上がるか、ちょっと楽しみです。

  ルーティンといえば、クーパー君はもうすっかりスカイ役に慣れたのでしょうか。もうそろそろ1ヶ月になりますね。とはいえ、まだ5ヶ月近くも出演期間が残っているわけで、体調に留意して乗り切ってほしいものです。

  みなさんもなんとか乗り切って下さいね。
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