Whatsonstage.com Awards 2013 で、すでに各賞にノミネートされている候補者・候補作品への投票期限は1月31日です。
まだ投票していないみなさまは、お早めに投票なさって下さいませ。
アダム・クーパーや"Singin' in the Rain"に多重投票しようとしたら(←私は汚い手段を用いる人間です)、あっさり認識されて「あなたはもう投票しちゃってるので、また投票しても無効となりますよん。やめましょうね
」とでっかい赤文字の警告文が出たよ(笑)。
受賞者・受賞作品の発表は2月17日です。アダム・クーパーは無理かもしれないけど、"Singin' in the Rain"関係は、たぶん一つくらいは受賞するんじゃないかな。リバイバル賞と振付賞が可能性高いと思います。
追記:
新国立劇場バレエ団のガラ公演「ダイナミック・ダンス!」には行きませんでした。観に行きたいのはやまやまでしたが、ここしばらくはなるべく予定を入れたくないのです。「新国の『ダイナミック・ダンス!』、チャウは観に行ったかいな」とわざわざ拙ブログにお立ち寄り下さったみなさま、申し訳ありません。
また、お正月明けの記事で、最近の私個人の事についてあいまいな書き方をしたせいで、ご心配をおかけしてしまったみなさまには、心よりお詫びとお礼とを申し上げます。
事態はまだ解決はしてないのですが、事がひと段落つきましたら、具体的にこのブログで一部始終を書かせて頂きたいと思います。「な~んだ、そんなことだったのか」と、みなさまを呆れさせてしまうに違いないことが怖いのですが、もしかしたら参考になることもあるかもしれないと思いますので。
来月の新国立劇場バレエ団『ジゼル』には行く予定です。ダリア・クリメントヴァとワディム・ムンタギロフ主演の日です。両日(2月20、22日)とも行きます。3月の「グラン・ガラ」東京公演(3月20日)にも行くつもりです。
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今日(火曜日)は自宅で仕事をしてました。午後2時ごろ、玄関のピンポンが鳴りました。
私は普段、ドアをまったく開けずに対応します。「はーい?」とドアの内側から答えると、ぼそぼそした若い男性の声で、「近くにできたケーキ屋なんですが、ケーキを販売しに来ました。ちょっといいですか?」と言っているのが聞こえました。「ちょっといいですか?」というのは、「ドアを開けて下さい」という意味です。
東京に住んで20年になりますが、ケーキの訪問販売というのは初めてです。男性の声は小さくて弱々しく、訪問販売独特の、あの不自然に丁寧で腰の低い、マニュアルどおりの慣れた話し方ではありません。明らかに素人です。
どうも違和感を覚えたので、「すみません、私、甘いものが好きじゃないんです」と断りました。男性は「すみません」とやはり小さな声でぼそりと答えて、そのまま去っていったようでした。
ネットで検索してみたら、確かにスイーツの訪問販売というのはあるらしいです。買ってみたらおいしかったという経験談もありましたが、一方で、ごく普通の商品を異様な高値で売りつける、つまり押し売り的な販売もあるようです。
今日やって来た兄ちゃんが、普通の訪問販売であれ、押し売り的なものであれ、私は食品類、特に加工品を訪問販売で買うなんて絶対に嫌です。なんか怖いし、万が一、食べて何かあったとしても、責任の所在があやふやな場合が多いんじゃないですか?
第一、「近くにできたケーキ屋」なら、店で売ればいいじゃん。なんで戸別訪問なんかで売る必要があるの。このあたりはケーキ屋がほとんどないから、普通の味でも、ましておいしいならなおさら、地域の口コミパワーですぐに商売繁盛になるよ。
いちばん大きかった理由は、2週間前、東京に大雪が降ったでしょ。ウチの部屋は1階で、柵のないベランダと小さな庭が付いてます。もちろん庭にも雪が積もったわけですが、雪が降った翌朝に庭を見たら、雪の上に大きな足跡がたくさんあったのです(怖っ!)。ちなみに、私は庭にはまったく出てません。
足跡はベランダの途中まで積もった雪の上にもあったので、たぶんどっかの男、つまり泥棒か変質者がウチの庭に入り込んで、1階の窓から中を覗きこもうとしたんでしょうね。ぞぞぞ~、と身の毛がよだちました。
このへんは治安が良いのですが、それでも私は玄関のドアと1階の窓にはすべて補助鍵を取り付け、窓ガラス本体にも破壊防止シールを貼っています。それに今まで何事もなかったのですっかり油断してました。でも、怪しい連中はちゃんと(?)この一帯を徘徊して、常に機会を窺っているんだ、と身にしみて分かりました。
そういう事情もあって、「ケーキの訪問販売?そんなの今まで来たことないし、聞いたこともない。これって、嘘を言って押し入ろうとしているんじゃないの?」と疑ったわけです。
ケーキ売りのお兄さんが本物だったのなら、疑ってしまって申し訳ないことをしましたが、一方で、今のご時世、郵便や宅急便の会社は、配達員を装って屋内に押し入る犯罪を心配する顧客のために、各地域を担当する配達員を決めて、同じ配達員が郵便物や荷物を届けるシステムにしています。そういう現状も考えて商売してくれよ、というのが正直なところです。
でも、今日のケーキの訪問販売って、本当に本物だったのかなあ?
ご近所の人たちと話して、偽物くさかったら、近くにある警察署の生活安全課に情報提供したほうがいいんでしょうね。
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もうずいぶん前の話になってしまいましたが、お正月に放映されたとんねるずの「スポーツ王は俺だ!」(テレビ朝日)のテニス編は面白かったです。
石橋が対戦相手の松岡修造に対して「コタツでも除菌してろ!」(←松岡修造が「ファブリーズ」のTVCMに出てるので)と罵ると、松岡修造が「ちっくしょー、除菌してやる!」と怒鳴り返すなど、大人気ない不毛な応酬をしてました。
石橋・木梨ペアの「助っ人」は、なんとレイトン・ヒューイット選手でした!!!ヒューイット選手、気さくでユーモアたっぷりな楽しい人でしたね。「作戦」なんて銘打って、自分や錦織圭選手のボールが当たったりしないよう、石橋や木梨や同じく助っ人の子どもたちにネットの前で一列にかがませたり(笑えたけどそれなりに成功してた)。
錦織選手も、石橋たちには返球が無理なボールを返すときには、「レイトン!」と叫んでヒューイット選手に知らせてました。
ヒューイット選手と錦織選手の「股抜きショット対決」も面白かったです。印象的だったのは、松岡修造が不思議そうに「(股抜きショットは)どうやったらできるの?」と聞くと、錦織選手が「簡単ですよ」とさらっと答えたシーンでした。
松岡修造は90年代に活躍した選手ですが、たった10年の間に、テニスの技術はかなり進歩したのだなあ、と思いました。
この「股抜きショット」はロジャー・フェデラーの得意技(笑)として有名です。"tweener"というらしいんですが、フェデラーは"the shot between my legs"と言ってます。フェデラーの「股抜きショット」は、日本のテレビのニュースでも、「スポーツ珍プレー」的に紹介されていたのを観た覚えがあります。
しかし、これは「珍プレー」などではなく、ちゃんとした返球の技であり、決め球として確立させたのはフェデラーでしょう。今は大抵の選手がやるようになりました。
フェデラー自身による「『股抜きショット』講座」の動画もあります。でもこれはお笑い目的のCM動画で、フェデラー先生のレクチャーは全然参考にならないです。
「みなさんのために実演しましょう。ステップ1:対戦相手から目を離さないで下さい。ステップ2:球を打てるよう両脚を充分に広げ、そして力いっぱいに打ち抜きます。…でも、ここではくれぐれも、くれぐれも細心の注意を払いましょう(←誤って股間を打たないように、という冗談らしい。フェデラーにしては珍しいお下品ジョーク。言ったあとに照れて笑っているフェデラーが最高にキュート
)。」 そして最後に「家の中でこれをやらないで下さいね。僕はプロだからできるんです(←ガキんちょのころ、実家の中でテニスをやって家具を破壊しまくっていたくせに)。」
フェデラーが新たに定着させた技は他にもいろいろあるんでしょうけど、その中には「スマッシュ返し」も入りますね。これは決まった名前がないらしいです。"smash against smash"と名前をつけてる人もいますが。スマッシュは、相手が辛うじて返して高く浮いた緩い球を、上から強打して叩き込む決め技でした。
スマッシュを打たれると、ほとんどの選手はあきらめていたのです。しかしフェデラーは、相手が打ってきたスマッシュの球が大きく跳ね返った瞬間に高くジャンプして、逆にスマッシュをラインぎりぎりに打ち返して自分の決め球にしてしまう、ということをしばしばやってのけました。
フェデラーに「スマッシュ返し」をやられて呆然としている選手たち(アンディ・ロディック、ニコライ・ダビデンコ、アンディ・マレー、ノヴァク・ジョコヴィッチなど)の映像が多く残っています。
やり方は異なるものの、この「スマッシュ返し」をやった選手はフェデラー以前にもいました。マルチナ・ヒンギスです。ヒンギスの場合は、相手が打ったスマッシュを直に、ボレーみたいな感じで打ち返しました。しかもネットのすぐ前でです。相手選手は誰だったか忘れましたが(パワー・ヒッター系の選手だったと思う)、やはり呆然としていました。
スマッシュを打ち返すという発想はそれまでなかったように思います。私は「天才」といった表現には抵抗感があるのですが、ヒンギスといい、フェデラーといい、発想そのものが異なる、独特な選手は確かにいるようですね。
余談。去年、2012年ウィンブルドン選手権準決勝ノヴァク・ジョコヴィッチ対フェデラー戦で、ジョコヴィッチ選手がスマッシュを凡ミスしたことが試合の流れを変えた、とNHKは言ってました。しかし、あの瞬間の映像をよく観ると、ネット際でスマッシュを打とうとしているジョコヴィッチ選手の正面、ベースラインのはるか後方に、しっかり体勢を整えて待ち構えているフェデラーの後ろ姿が映っています。
位置的に見ると、ジョコヴィッチ選手のスマッシュが入ったとしても、フェデラーはフォア・ハンドで打ち返し、ジョコヴィッチ選手の左側に抜くつもりだったんじゃないのかな。ジョコヴィッチ選手にも、もちろんそんなフェデラーの姿が目に入ったはずです。だから、ジョコヴィッチ選手のスマッシュがアウトになったのは、決して「凡ミス」などではないと思います。
というわけで、最近の選手はやたらと大げさなスマッシュを打つ印象がありますが、あれは仕方ないのでしょう。甘いスマッシュだと打ち返されてしまうことが今は多いからです。だから、スマッシュを決めるには、相手選手をコートから追い出して、空いたスペースに球を打ち込むか、もしくは相手選手が打ち返せないよう、跳ね返った球が観客席に飛び込むほど強く打たないといけなくなっちゃってるんだと思います。素人考えですが。
ルネ・シュタウファー(Rene Stauffer)著『ロジャー・フェデラー(Roger Federer Quest for Perfection)』第3章(Chapter 3)その1。
誤訳だらけでしょうが、なにとぞご容赦のほどを。
・1995年秋、14歳になったばかりのフェデラーは、エキュブランにあるスイス・ナショナル・テニス・センターの訓練生になった。フェデラーはバーゼル近郊のミュンヘンシュタインにある実家を離れ、エキュブランのクリスティーネ家に下宿することになった。
・クリスティーネ家は、スイス・ナショナル・テニス・センターの訓練生の下宿先として自宅を提供していた。クリスティーネ家にはもともと3人の子どもたちがいたが、上の2人はすでに自立して実家を出ており、末の息子のヴァンサンだけが残っていた。部屋が空いていたのに加え、クリスティーネ夫妻はヴァンサンを一人っ子状態にしておきたくなかったからである。
・やがて、センター側からクリスティーネ家に依頼があり、フェデラーはクリスティーネ家が受け入れた2番目の下宿生となった。
・エキュブランはフェデラーの実家があるミュンヘンシュタインから、列車でわずか3時間ほどの距離にあった。しかし、フェデラーは自分が異世界にいるかのように感じた。フェデラーはいまだに、エキュブランでの最初の5ヶ月間は、自分のこれまでの人生の中で最悪な時期の一つだったと話し、「地獄」という語まで使って表現した。
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注1:以下の記事はあくまでド素人の感想なんで、テニスに精通しているファンのみなさまにとっては噴飯物の内容だと思います。寛容なお心持ちで笑い飛ばして下さると幸いです。
注2:バレエ・ファンのみなさまにとっては、「チャウは気が狂ったか」と思われて当然なほどイタい記事ですので、触らぬ神に祟りなしで読み飛ばして下さると幸いです。
準決勝 対アンディ・マレー(イギリス)
4-6、7-6(5)、3-6、7-6(2)、2-6
またしてもフルセットマッチでした。マレーが終始押し気味でしたが、フェデラーはわずかなチャンスを見つけてそれに乗じるのが上手いので、私には最後まで分かりませんでした。第4セットなんて、マレーのサービング・フォー・ザ・マッチをブレークして、タイブレークとフルセットに持ち込みましたからね。いやはや、すごい執念と強靭さでした。
マレーは絶好調だったです。良いファースト・サーブがバンバン入って、エースを2ケタも取ってました。コントロールも良かったし、精神的にも最後まで崩れませんでした。去年のウィンブルドン決勝で負けてベソかいてたのがうそみたいな強さでした。
フェデラーの最も大きな敗因は、ファースト・サーブが良くなかったことだと思います。確率も低かったですが、それ以上に速度や角度などの質が良くありませんでした。そのため、ファースト・サーブがことごとくマレーに返されてました。サービス・エースは1ケタ台でした。フェデラーにしては、これは非常に少ない数です。
フェデラーの強みの一つは、ここぞというときに物凄いファースト・サーブを打ってポイントを取れることですが、しかし今日はファースト・サーブの入りも質も良くなかったため、自分のサービス・ゲームをキープできませんでした。
それで、逆にマレーのサービス・ゲームをブレークしても、またブレークし返されてしまいました。
フェデラーの凡ミスは40個以上はありました。でも、マレーの凡ミスも似たり寄ったりの数でしたから、凡ミスはそんなに関係ないと思います。ただし、ウィナーはマレーよりも断然少なかったです。自分のサービス・ゲームでラリーに持ち込まれ、マレーのコントロールが利いた、かつパワフルなリターンに打ち負ける場面が目立ちました。一方、マレーは安定したサーブとリターンで、自分のサービス・ゲームを守りぬきました。
しかし、ファースト・サーブさえ良ければ、フェデラーはおそらくマレーに勝てていたと思います。一昨日、ツォンガとフルセットマッチを戦い抜いた上に、今日はあれだけサーブが不調でも、今大会をずっとストレートで勝ち上がってきた絶好調のマレー相手に、フルセットマッチにまで持ち込んだんですからね。
もう一つ思ったのは、「また、テニスがパワー中心の時代になってしまうのか」ということでした。マレーのリターンは強打中心で、常に直線的です。ネットにもなかなか出ません。
ネットに出た数とネット・プレーでの得点率は、フェデラーのほうが圧倒的に高かったです。技術的な見ごたえがあったのも、やはりフェデラーのプレーのほうでした。ここでそう対応するかー!という変わったことをやります。発想が他の選手とは異なるんですね。
それでも、マレーの強打には勝てませんでした。決勝はノヴァク・ジョコヴィッチ対マレーです。パワーを強みとする、同じようなプレー・スタイルの選手同士が戦うことになりました。たぶん、ジョコヴィッチが勝つでしょう。
テニスはスポーツですが、基本的には興行、つまり見世物です。興行する側というのは、「観客を飽きさせないため」に、常に「ドラマ」と「変化」を演出しようとするものです。テニスでは、その一つに「世代交代劇」があります。
テニスを興行する側が現在のフェデラーに期待しているのは、フェデラーが「新たなる王者」や「期待の新星」的な若い選手の前に、みじめに敗れ去ることです。そして、こうオチをつけたいわけです。「フェデラーの終焉を決定づける象徴的な試合となった」と。
今回の全豪オープンでフェデラーが組み込まれたドローからは、興行側のこうした思惑と期待が見て取れるように思います。
元プロテニス選手の杉山愛さんが、フェデラーがいまだにプレーを続けていられるモティベーションは何なのか、どういうふうにして自分をモティベイトしているのか、フェデラーにぜひ聞いてみたい、というようなことをブログに書いていました。
私が思うのは、「若い選手に惨敗しろ、そして、落ちぶれて引退しろ」という周囲の「期待」の中でプレーをするのは、どんな気持ちがするものなのか、ということです。
フェデラーが挑戦しているのは、あるいは、少なくとも結果的にフェデラーが革新しているのは、普通に見れば将来まだまだこれからの若者たち、10代や20代の選手たちを「モノ」扱いして次々と使い捨てにしていく、興行としてのテニス界が持つ残酷な特性そのものではないかと思えます。
フェデラーが一選手としてツアーをこなすと同時に、選手を代表して興行側と交渉し、選手全体、とりわけ下位選手に対する待遇の改善と向上とに積極的に取り組み、また下位選手がランキングを上げやすいポイントシステムを支持しているのも、大半の選手たちが置かれている厳しい現実をかつては自分も経験し、またその後も自分自身の目で見てきて知っているからでしょう。
フェデラーの夫人であるミルカさんも元プロテニス選手でしたが、20代前半で怪我のために現役引退を余儀なくされ、人生に絶望した経験を持つ人です。当時、すでにミルカさんと恋人同士だったフェデラーは、そうしたミルカさんの姿を身近で見ていました。
今大会の何回戦だったか、実況中継が言っていたことには、ミルカ夫人は現在、フェデラーの選手生活を様々な面でオルガナイズしており、「パーフェクト」な人材なんだそうです。
スポーツ選手の「セカンド・ライフ」は、どの国にもある社会問題の一つです。日本でもそうです(あの河野太郎衆議院議員も指摘している)。大半のスポーツ選手は、現役生活が終われば人生が事実上終わってしまいます。引退後の生活設計はないに等しい。たった20代や30代の若さで。ひどい場合には10代で。
フェデラーは一流企業のスポンサーがたくさん付いている大金持ちじゃないか、という反感を持つ人々もいるでしょうが、「年齢のせいで衰えたフェデラー」、「劣化した元王者フェデラー」に、いまだにあれほど多くの、また新しいスポンサーがどんどん付いている(去年の年末にはモエ・エ・シャンドン社が加わった)のは良いことです。
一つには、フェデラー自身のセカンド・ライフのため、もう一つには、「ロジャー・フェデラー」には依然として莫大な「商品価値」があるという事実を示すことで、現役の選手代表として、興行側に対する大きな影響力を保持し、必要なときにはその影響力を行使できるからです。
しかしそれには同時に、ずっと世界ランキングのトップに居続けることも必要な条件です。もちろんフェデラーはテニスが好きで好きでたまらないから現役を続けているのでしょうが、一方で常識的な視点からテニス界を眺めてもいて、選手たちが若くして使い捨てにされる現状に違和感、甚だしくは抵抗感さえ抱いていると思うのです。
そうした現状に挑戦し、それを改善しようとしているのだとすれば、フェデラーのレジスタンスは今回も充分な戦果を得たと考えてよいでしょう。フェデラーはまだまだ終わらないということを、今日の試合は逆に証明してしまいました。試合終了後、コートを去るフェデラーに対して、観客が総立ちでスタンディング・オベーションを送ったあの光景が、それを如実に示しています。
まあ早い話が、31歳の「おっさん」ロジャー・フェデラーが、グランド・スラムの準決勝にまで行ったのはすごいね、ってことです。
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注:以下の記事はあくまでド素人の感想なんで、テニスに精通しているファンのみなさまにとっては噴飯物の内容だと思います。寛容なお心持ちで笑い飛ばして下さると幸いです。
4回戦 対ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
6-4、7-6(4)、6-2
第1セットの終盤、たぶん4-4くらいから観ました。ラオニッチはとにかくサーブが爆速な選手でした。時速210~220キロ台が普通。さすがのフェデラーも一歩も動けない、空振り、という場面が多かったです。
しかし、第10ゲーム、ラオニッチのサービス・ゲームで、フェデラーは30-40でブレーク・ポイントを1個握りました。フェデラーはその機を逃さず、ラオニッチのサービス・ゲームをブレークし(フェデラーのウィナーかラオニッチのミスかは覚えてない)、第1セットを取りました。
第2セットはキープ合戦となりました。しかし、フェデラーが徐々にラオニッチのサービス・ゲームで、30、40とポイントを取るようになってきたのです。また、なんか既視感があるんですが、ラオニッチの激速ファースト・サーブを、アウトになりながらも返せるようになりました。一方、ラオニッチはファースト・サーブの確率が悪くなっていきました。
6-6でタイブレークになりました。サーブが凄いと一発で決められてしまうため、タイブレークはフェデラーに不利ではないか、と思いました。しかしここでも、フェデラーはラオニッチのサービスでポイントを取りました。これが大きかったと思います。やって来たわずかな好機を決して逃さない感じです。フェデラーは自分のサービスでは確実にポイントを取り、7-4でタイブレークを制して、第2セットも取りました。
第3セット、ラオニッチのファースト・サーブの確率が更に低くなりました。おそらく速度や球威も落ちてきたのでしょう。フェデラーは普通にラオニッチのファースト・サーブを返すようになり、ラリーに持ち込みました。そして、ラオニッチの最初のサービス・ゲームをブレークしました。
ラオニッチは、確かにサーブは凄いのです。しかし不思議なことに、サービス・エースを除くと、ファースト・サーブでのポイント獲得率はフェデラーよりはるかに低かったです。
おそらくこれと関連するのだと思いますが、ラオニッチは打ち合いになるとミスすることが非常に多く、フェデラーにまったく歯が立ちませんでした。技の種類も少ないし、コントロールも良くなかったです。ラオニッチの凡ミスは30個近くにのぼりました。対してフェデラーは10個ちょっとだったと思います。
フェデラーはラオニッチの2回目のサービス・ゲームもブレークして3-0としました。もう、フェデラーはラオニッチのファースト・サーブに対して、リターン・エースでポイントを取れるまでになっていました。
仰天したのが、フェデラーがラオニッチのサーブ(セカンドだったけど)をドロップ・ショットで返したところです。ラオニッチ側のネットのすぐ前にぽとんと落ちたボールは、床と垂直にぽよ~ん、と緩く跳ね返りました。観ていて思わず「えーっ!?うそー!うそー!」と何度も叫んでしまいました。セカンド・サーブとはいえ、球威は相当にあったはずです(時速170キロだったらしい)。本当に凄い。
フェデラーは、あとは自分のサービス・ゲームのキープに徹する、などという甘ちょろいことはしませんでした。ラオニッチのサービス・ゲームをすでに2つもブレークしていたにも関わらず、フェデラーは最後までラオニッチのサービス・ゲームをブレークしようとして、物凄い攻撃的なプレーをしていました。前回のバーナード・トミック戦の第3セットよりはるかに凄い執念が感じられ、6-0を狙ってんのかと思うほどでした。
今日のフェデラーのプレーを観ていて、「鬼」とか「鋼鉄」とかいう語が盛んに浮かびました。
こぼれ話。フェデラーはボール・ボーイにボールを返すのがうまい、もしくは返し方が親切らしいです。無表情で前を見据えたまま、ボール・ボーイのほうを見ずに返すんですが、フェデラーがボール・ボーイにボールを返すたびに、客席から笑い声と拍手が起こっていました。
フェデラー、優勝するよ。
準々決勝 対ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
7-6(4)、4-6、7-6(4)、3-6、6-3
仕事で遅くなったので、試合を生で観れませんでした(泣)。フルセットの激戦だったのね~。ツォンガ、実は好きなんだよな。かわいいんだもん。膝枕して、なでなでして、耳かきしてあげたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
準決勝の相手はアンディ・マレーです。今日の準々決勝がフルセットマッチだったので、31歳のフェデラーは疲れきっていて、中一日では回復しきれないだろうから、快勝を続けてきた25歳のアンディ・マレーが断然有利だと思うのが普通です。
ただ、今日のツォンガとの試合は、どういうタイプのフルセットマッチだったのか、たとえばロンドン・オリンピック準決勝の対ファン・マルティン・デル・ポトロ戦のようだったのか、それとも一種の戦略的なものだったのか、今日の試合の全編を観てみないと分かりません。
フェデラー自身がかつて(去年だったと思う)話したことには、フェデラーは相手をなかなか崩せないとき、故意にフルセットに持ち込んで勝機を狙う戦術をとる場合があるそうだからです。
また、フェデラーは今日の「感動的な大熱戦」によって、おそらく観客のほぼ全員を味方につけてしまったと思われます。つまり、観客の間に「フェデラーに勝ってほしい」という雰囲気が醸成されてしまったのではないかと思います。観客の力は非常に大きく、観客によって試合の勝敗の流れが決まることも珍しくありません。
あと、私はどうしても、去年のツアー・ファイナルズでのフェデラー対マレー戦が頭に浮かぶのです。あの試合を観て、私はフェデラーとマレーとの間には、実はまだこんなに差があったのか、と驚きました。
こうして色々考えると、準決勝はどうなるか分からんぞ、と思います。
追記:さっそくYou Tubeにハイライトがアップされていたので観ました。フェデラーもツォンガも、強打の一本槍じゃなくて、お互いに多彩な技を駆使して戦っていてすごい面白い!激烈に競い合いながらも、両選手ともなんか楽しそうにプレーしています。
でも、第5セットで、ツォンガのほうが先に疲れちゃったのかな?リターンするときに体勢が崩れてしまい、ボールがアウトになることが多かったみたいです。表情もしんどそう。フェデラーのほうは相変わらずの無表情で、さして疲れているようには見えません。
試合終了後のインタビューでも(今大会、試合が終わると荷物を持ってさっさと帰ろうとするフェデラーを、ジム・クーリエが毎度つかまえて長々とインタビューしている)、フェデラーは明るい笑顔で冗談を交えながら答えています。
うーん、これは、ロンドン・オリンピック準決勝対デル・ポトロ戦終盤、また試合終了直後の疲弊しきったフェデラーとは明らかに違います。大激戦の直後にしては、興奮した、殺気立った、あるいは疲労困憊した雰囲気が感じられず、朗らかで楽しげな感じさえします。
試合終了後、フェデラーとツォンガが抱き合って、互いの背中や腰に腕を回したまま、二人とも笑顔で何かしきりに言葉を交わしながら主審席に向かう様子には感動しました。本当に良い試合だったんですね。フルヴァージョンもじきに誰かがアップロードしてくれるでしょう。アップされたら観よっと。
再追記:今日(1月24日)の『報道ステーション』(テレ朝)でも、フェデラー対ツォンガの試合の様子を報道していました。日本のテレビ局が日本人選手以外の試合をわざわざ取り上げるなんて珍しい。やっぱりそんなに良い試合だったんだ。くっそー、リアルタイムで観たかった!!!
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1月14日、神奈川県民ホールで行なわれた、キエフ・バレエ(正式名称:タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ)『白鳥の湖』を観に行った友人から感想を聞きました。面白かったので書き留めておきます。
この日、関東地方には大雪が降り、首都圏の交通機関、特に電車はすべてストップしたそうですね。私はそのころ、新幹線で郷里から東京に戻る途中で、そんなことになっているとは知りませんでした(東北新幹線は平常どおり運行されていたので)。
余談ながら、この日の日本海側は良い天気でして、列車は珍しくダイヤどおりに運行されていました。毎年のこの時期、日本海側の在来線はほぼ毎日、大幅に遅れたり運休したりするのが当たり前です。で、わたくしの個人的なセオリー。太平洋側が天気の良いときは日本海側は天気がわるく、日本海側が天気の良いときは太平洋側は天気が荒れる。
さて、友人が会場に着いてみると、なんとオーケストラ(ウクライナ国立歌劇場管弦楽団)がまだ到着しておらず、1時間余りの遅れで公演がやっと始まったそうです。
しかし、なにせ交通手段がないものだから、観客の大半は会場に来られず、客の入りはなんと半分程度。天気のことだから仕方ないですね。
オデット/オディールはカテリーナ・チェブィキナで、まだ20歳になるかならないかの、非常に若いバレリーナだったそうです。
この友人は1月11日の『眠れる森の美女』を観に行っていて、そこで青い鳥を踊ったイワン・ボイコを非常に気に入りました。そのボイコが、今回の舞台で第一幕のパ・ド・トロワを踊ったそうで、またボイコを観られたので嬉しがっておりました。
オデット/オディールを踊ったカテリーナ・チェブィキナが、非常に若いダンサーだったと聞いて、ふと興味がわいて友人に聞いてみました。「チェブィキナは、白鳥と黒鳥とでは、どちらがすばらしいと思った?」
友人は「白鳥!」と即答しました。私は驚きました。黒鳥と答えるだろうと思っていたからです。若いバレリーナの場合、オデットよりは、むしろオディールのほうが得意なことが多いという印象があります。技術があれば、演技はいかにもな「魔性の女」的表情をすればいいからです。それに黒鳥のパ・ド・ドゥは見た目に華やかで盛り上がりますから、オディールで強い印象を観客に与えることは意外と容易でしょう。
一方、悲しげで憂いに満ちた表情、というよりは、はっきりした表情を浮かべず、終始一貫して静かでゆっくりとした振りで踊るオデットで、観客に強い印象を残すことは非常に難しいと思います(だから、マリインスキー・バレエのウリヤーナ・ロパートキナは、オデットの静謐な踊りで非常に雄弁で深い表現ができる稀有なバレリーナ)。
オデットでは印象の薄い踊りと表現しかできなかったのに、オディールでは生き生きと踊っていた例は多くありました。誰しもが認める優れたバレリーナであってもです。
それなのに、まだ20歳そこそこの若いカテリーナ・チェブィキナは、白鳥のほうがすばらしかったという。カテリーナ・チェブィキナは優れたダンサーなのだろうと思いました。来年も来てくれたら、今度こそ絶対に観に行きたいです。
私は1月12日の『白鳥の湖』(オデット/オディールはやはりカテリーナ・チェブィキナ)を観に行く予定でしたが、急な所用で行けなくなり、別の友人にチケットを譲りました。この友人からも感想を聞きました。
この友人は、まずダンサーたちの背がみな高いので驚いたそうです。そして、白鳥を踊るダンサーたちの腕のうねりが美しかった、どうやったらあんな動きができるのか、と感嘆しておりました。公演を観た夜は、興奮が続いてなかなか寝つかれなかったそうです。これを聞いて私はとても嬉しかったです。チケットを譲った甲斐があったというものです。
上記の友人二人は、ともにさっそく主催元である光藍社のメール会員、DM会員に登録したそうです。光藍社は良質な舞台をできるだけ安い価格で提供することを方針としている、また観客のことを大事にする、東京では最も良心的なプロモーターなんですよ、と私が言うと、二人ともうんうん、と納得しておりました。
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急事が出来しまして、この1週間余り、メール・チェックを除いて、インターネットをほとんどやっていませんでした。
事態はまだ解決しておりません。そのことを考えるだけで涙が出てきそうです。
本当は先週末にキエフ・バレエの『眠れる森の美女』と『白鳥の湖』を観に行く予定でしたが、どうしてもそんな気になれず、また急遽帰省することにしたため、チケットはみな友人たちに譲ってしまいました。
終演後、観に行ってくれた友人が感想メールをくれました。『眠れる森の美女』はすっごく良かったそうです。観客も非常に盛り上がったとか。
「面白い」、「興奮した」、「男性陣がすばらしかった」とのことです。これらは『眠れる森の美女』の感想としては珍しいなあ、と意外に思いました。ふつうは「きれいだった」とか「美しかった」とかでしょ。それに女性ダンサーたちのほうがどうしても目立つものですよね。
すばらしかった男性ダンサーたちの中には、もちろん王子役のデニス・マトヴィエンコも含まれているでしょうが、その友人は青い鳥を踊ったイワン・ボイコがいちばん気に入ったそうです。
あくまでその友人の意見ですが、レニングラード国立バレエの『眠れる森の美女』(←以前、一緒に観に行ったことがある)よりも、今回のキエフ・バレエの『眠れる森の美女』のほうが面白かった、と申しておりました。
来年もキエフ・バレエが日本公演を行なって、『眠れる森の美女』を持ってきてくれたら、今度は絶対に観に行きたいです。
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今年もえらそーに2012年の舞台を振り返ります。
まず去年観た公演一覧。
1月:
14日 「ニジンスキー・ガラ」
ウラジーミル・マラーホフ、ディヌ・タマズラカル、東京バレエ団
31日 ボリショイ・バレエ 『スパルタクス』
イワン・ワシーリエフ、スヴェトラーナ・ルンキナ、
アレクサンドル・ヴォルチコフ、エカテリーナ・シプーリナ
2月:
1日 ボリショイ・バレエ 『スパルタクス』
パーヴェル・ドミトリチェンコ、アンナ・ニクーリナ、
ユーリー・バラーノフ、マリーヤ・アレクサンドロワ
2日 ボリショイ・バレエ 『スパルタクス』
イワン・ワシーリエフ、スヴェトラーナ・ルンキナ、
アレクサンドル・ヴォルチコフ、マリーヤ・アラシュ
7日 ボリショイ・バレエ 『ライモンダ』
マリーヤ・アラシュ、ルスラン・スクヴォルツォフ、ミハイル・ロブーヒン
18日 「アリーナ・コジョカル・ドリーム・プロジェクト」Aプロ
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス、
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン
22日 「アリーナ・コジョカル・ドリーム・プロジェクト」Bプロ
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス、ダリア・クリメントヴァ、
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン、アレクサンドル・リアブコ
3月:
5日 英国ロイヤル・バレエ 『真夏の夜の夢』、『大地の歌』
スティーヴン・マックレー、ロベルタ・マルケス
カルロス・アコスタ、マリアネラ・ヌニェス、ベネット・ガートサイド
6、7、8日 『雨に唄えば』(パレス・シアター、ロンドン)
アダム・クーパー、ダニエル・クロスリー、
スカーレット・ストラーレン、キャサリン・キングスリー
7日 英国ロイヤル・バレエ 『ロミオとジュリエット』
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー、
アレクサンダー・キャンベル、ベネット・ガートサイド、蔵 健太
4月 鑑賞せず。
5月:
8日 新国立劇場バレエ団 『白鳥の湖』(牧阿佐美版)
ワン・チーミン、リー・チュン(中国中央バレエ団)
6月:
24、26日 新国立劇場バレエ団 『マノン』
サラ・ウェッブ、コナー・ウォルシュ(ヒューストン・バレエ)、
古川和則、湯川麻美子、マイレン・トレウバエフ、厚地康雄
7月:
1日 新国立劇場バレエ団 『マノン』
小野絢子、福岡雄大、
菅野英男、寺田亜沙子、貝川鐵夫、山本隆之
8月:
18、19日 小林紀子バレエ・シアター 『アナスタシア』(全三幕、ケネス・マクミラン振付)
島添亮子、澤田展生、萱嶋みゆき、情野詠太、後藤和雄、大和雅美、
アントニーノ・ステラ(ミラノ・スカラ座バレエ団)、高橋怜子、中尾充宏
30日 「ロイヤル・エレガンスの夕べ」
ラウラ・モレーラ、サラ・ラム、崔 由姫、佐久間奈緒、
スティーヴン・マックレー、ネマイア・キッシュ、ツァオ・チー、リカルド・セルヴェラ
9月 鑑賞せず。
10月:
27日 新国立劇場バレエ団 『シルヴィア』(デヴィッド・ビントリー版)
小野絢子、福岡雄大、吉本泰久、湯川麻美子、古川和則
11月:
2日 新国立劇場バレエ団 『シルヴィア』
佐久間奈緒、ツァオ・チー(バーミンガム・ロイヤル・バレエ)、
福田圭吾、本島美和、厚地康雄
20日 マリインスキー・バレエ 『白鳥の湖』
ウリヤーナ・ロパートキナ、エフゲニー・イワンチェンコ
22日 マリインスキー・バレエ 『アンナ・カレーニナ』(アレクセイ・ラトマンスキー版)
ディアナ・ヴィシニョーワ、コンスタンチン・ズヴェレフ、イスロム・バイムラードフ
24日 マリインスキー・バレエ 『ラ・バヤデール』
エカテリーナ・コンダウーロワ、エフゲニー・イワンチェンコ、エレーナ・エフセーエワ
25日 ダニール・シムキン・ガラ「インテンシオ」
ダニール・シムキン、コリー・スターンズ、ホアキン・デ・ルース、ウラジーミル・シショフ、ロベルト・ボッレ、
ジュリー・ケント、マリア・コチェトコワ、イザベラ・ボイルストン、イリーナ・コレスニコワ、吉田都
26日 マリインスキー・バレエ 『ラ・バヤデール』
ディアナ・ヴィシニョーワ、イーゴリ・コールプ、エカテリーナ・コンダウーロワ
12月:
12日 上海バレエ団 『白鳥の湖』(デレク・ディーン版)
ファン・シャオフォン、ウー・フーション
21日 新国立劇場バレエ団 『シンデレラ』(フレデリック・アシュトン版)
小野絢子、福岡雄大、古川和則、野崎哲也、
本島美和、細田千晶、西川貴子、長田佳世、厚木三杏、福田圭吾
23日 新国立劇場バレエ団 『シンデレラ』
長田佳世、菅野英男、山本隆之、橋一輝、
湯川麻美子、五月女 遥、井倉真未、竹田仁美、丸尾孝子、八幡顕光
これで全部だと思うんだけど…。書き漏らしはないと思います。たぶん。こうしてみると、去年はあまり観てないですね。もっとも、年々観劇回数は少なくなってきているのですが。少ないながらも、賞と受賞者をなんとか考え出してみましょう(←余計なお世話)。
発表に続く~。
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