Are you ready?

  明日の8月1日から、『兵士の物語』日本公演のチケットが一斉に発売されます。みなさま、準備はオッケーですか!?

  一応おさらいしておきましょう。

  <東京公演>

  チケットぴあ 初日特電:0570-02-9877(10:00~23:30)
           8月2日以降:0570-02-9999(Pコード:396-514)
      
  ローソンチケット 初日特電:0570-084-624(10:00~18:00)
            8月1日18:00以降:0570-084-003(Lコード:33044)
                        0570-00-0407


  CNプレイガイド 初日特電:0570-08-9911(10:00~18:00)
            8月2日以降:0570-08-9999


  イープラス

  <大阪公演>

  チケットぴあ 初日特電:0570-02-9580
          8月2日以降:0570-02-9999(Pコード:396-745)


  ローソンチケット 0570-00-0407
            0570-08-4005(Lコード:54555)


  CNプレイガイド 初日特電:0570-03-9944
            8月2日以降:0570-08-9999


  イープラス

  阪神プレイガイド 窓口販売のみ。11:00~19:00

  私は数枚のチケットをそれぞれ別々の会社から買うつもりです。

  ではみなさん、明日はがんばりましょうっ!!!
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世界バレエフェスティバル『ドン・キホーテ』

  初めて世界バレエフェスティバルを観ました。大盛況でした。観客もダンサーもえらいことハイ・テンションで、あの雰囲気は独特ですね。

  キトリ/ドゥルシネア姫を踊ったマリア・コチェトコワ(サンフランシスコ・バレエ)も、バジルを踊ったダニール・シムキン(アメリカン・バレエ・シアター)も非常に若く、ともに21~23歳くらいではないでしょうか。

  コチェトコワは期待していたより割と普通でした。一方、シムキンは高度なテクニック(テクニックというよりは軽業?)を見せてくれました。が、なにせふたりとも若いだけに未熟さも目立ち、今回の舞台は「これから先が楽しみだな」的な出来でした。

  でも、東京バレエ団のダンサーたちはノリノリでした(エスパーダ役の後藤晴雄君はちょっと力みすぎ)。また、東京バレエ団の『ドン・キホーテ』(ウラジーミル・ワシリーエフ版)は、構成と上演時間がコンパクトで、振付は見ごたえがあるし(特に男性の踊り)、演出はベーシックで分かりやすいし、衣装や装置はきれいなので、とても好きなプロダクションです。

  ですからとても楽しめました。今度はAプロとBプロを観るのですが、周囲の盛り上がりについていけるかしらん。

  会場では公演チラシをどっさりもらいました。その中から気になるものを二つ。

  まず、数年前に超年末という不便な時期に日本公演を行なったモスクワ音楽劇場バレエが、2010年4月に日本公演を行なうそうです。現在の芸術監督がボリショイ・バレエ元プリンシパルのセルゲイ・フィーリンなのは、みなさんご存知のとおり。

  来年の日本公演では、『エスメラルダ』と『白鳥の湖』(ともにブルメイステル版)を上演するそうです。ブルメイステル版『白鳥の湖』は、前回は公演が年末(大晦日の3日前!とか)にあって、1回しか観られなかったので嬉しいです。

  先行販売や公演情報を早めに知りたければ、mamt@kyodotokyo.com まで空メールを送信して下さい、とのことです。詳細が決定したら連絡をくれるそうです。問い合わせはキョードー東京(03-3498-9999)まで。

  次に、マシュー・ボーン版『白鳥の湖』が、2010年6月に東京の青山劇場で公演を行なうそうです。詳細が知りたい場合は http://l-tike.com/swan2010/ にアクセスして下さいとのことですが、さっきアクセスしてみたら、ローソンチケットの会員登録(無料)をしないといけないようです。問い合わせはローソンチケット(0570-000-407)まで。詳細は「後日発表」だそうです。

  失礼ながら、ボーン版『白鳥の湖』がまた来るとは思いませんでした。かなりびっくりです。

  そうそう、『ドン・キホーテ』の客席には、世界バレエフェスティバルに参加するダンサーたちの姿が多く見受けられました。私はホセ・カレーニョ(アメリカン・バレエ・シアター)とすれ違いました。意外と小柄で細身な人でした。

  あと、帰り際に、すっごいイケメンを観客が取り巻いてサインをもらっているところに出くわしました。たぶんマチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ団)かフリーデマン・フォーゲル(シュトゥットガルト・バレエ団)だと思います(やっぱりガニオじゃないかな?)。

  それから、サイト本体の「ルジマトフ&レニングラード国立バレエのソリストとサンクト・ペテルブルクのダンサーたち 特別ゲスト:西島千博」の感想の残り半分も書きましたので、よかったらご覧になって下さいね 
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スーザンの謎

  以前に「ボツメキの謎」という記事を書きましたが、その続編ではありません。

  『兵士の物語』公式サイトのブログで、イギリスの『タイムズ』紙に掲載されたアダム・クーパーのインタビューが翻訳されて(一部略)いるのですが、その翻訳の中で、アダム・クーパーは自分の妻である「スーザン」に言及しています。

  アダム・クーパーの奥さんはサラ・ウィルドーだと思っていましたし、『タイムズ』の原文でも該当部分は“Sarah”と表記されているのです。「スーザン」とはいったい誰なのでしょうか。ひょっとしたら、サラ・ウィルドーの本名なのでしょうか?

  真相をご存知の方は乞う連絡。

  ところで、久しぶりにサイト本体を更新しました。「雑記」に、先週の7月23日に観に行った「ルジマトフ&レニングラード国立バレエのソリストとサンクト・ペテルブルクのダンサーたち 特別ゲスト:西島千博」(←暗誦できる人はエラい!)の感想その一を書きました。興味のある方はご覧下さいねん。

  それにしても、「スーザン」って誰!?
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皆既日蝕/アダ誕

  今日は極東地域の南方で皆既日蝕が見られたそうです。テレビのニュースで観ました。じかに見ればすごく感動するのでしょうが(人生観が変わるほどらしい)、テレビ画面を通じてだと、まるでCG映像を観ているようで、「あっそー、すごいねー」程度の印象しか抱けません。

  古代中国では、日蝕はなんらかの予兆、もしくは天からのメッセージと考えられていました。太陽が欠けるというのは尋常ならざることですから、たとえば正しくない政治に対する天の怒りであるとみなされ、当時の宰相が罪を得ることもありました。

  現在はもちろん違いますよ。めったに見られない神秘的な天体現象として、今回も全国規模で大々的に生中継したようです。

  さて、そんなめでたいことが起きたこの7月22日は、いうまでもなくアダム・クーパーの誕生日です。

  皆既日蝕が起こった日が、よりによってアダム・クーパーの誕生日とは、これこそ瑞兆というものではありませんか。ほんとにめでたい。

  明日の7月23日から、サドラーズ・ウェルズ劇場で“Shall We Dance”の公演が始まります。今日はゲネプロをやるんじゃないかな?ゆっくりと誕生日を祝う暇はとてもないでしょうが、夜くらいは家族と楽しい時間をすごしてほしいものです。

   アダム、お誕生日ほんとにおめでとう! 

  ところで、『兵士の物語』公式サイトで「ビデオ」が観られます。チケットぴあのサイトで観られる映像と同じものです。また、なぜかサドラーズ・ウェルズの公式サイトで観られる“Shall We Dance”の宣伝用映像も観られます。

  『兵士の物語』の公式サイトなのに、なぜに“Shall We Dance”の映像を?ロイヤル・オペラ・ハウスは『兵士の物語』の公演の記録映像を持っているはずなので、そっちを借りて一部を公開してくれないかな~、と思うんですが。 
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『兵士の物語』のCD

  「まだまだ油断しないわよ」としつこく書きつつ、心の中では「ここまできたらもう大丈夫なんじゃないか」と思いつつある今日この頃です。

  でも、前のような悲しい思いをするのはもう嫌なので、『兵士の物語』の幕が上がるまで(ロンドン公演では幕がなかったが、日本公演では幕があるのかな?)、一抹の不安は抱えていようと思っています。

  傷つくのを防ぐために、保険代わりに不安を感じておくというのは、なんとも情けないことですが、でもそれほど前の件で受けたショック、抱いた失望感、怒りと悲しみは大きかった。

  本題に入ります。私はロンドンにウィル・タケット版(=「英国ロイヤル・オペラ・ハウス版」・・・笑)『兵士の物語』を観に行ったとき、事前に『兵士の物語』のCDを買って「予習」しました。

  観たことのないバレエを観に行くときも、音楽だけは事前に聴いて、頭に叩きこんでおきます。そうすると、後々まで「ここの音楽でこう踊ったな」と記憶に残りやすいのです。

  『兵士の物語』は、音楽に加えてセリフがあります。だから、余計に予習をしておく必要がありました。その場でセリフを聞いて、即座に意味を理解できるほどのリスニング力は、私にはありません。

  私は『兵士の物語』のCDを3種類持っています。最初に買ったのは、語り手:ロジェ・ブランション、兵士:パトリス・シェロー(シェローは舞台演出家だと思っていたので、かなり驚いた)、悪魔:アントワーヌ・ヴィテーズ、演奏:アンサンブル・アンテルコンタンポラン、指揮:ピエール・ブーレーズのもの(WPCS-11544)でした。

  『兵士の物語』の原台本はフランス語です。台本を書いたのはシャルル・フェルディナン・ラミュです。ブーレーズ指揮のこのCDも、当然のことながらフランス語ヴァージョンです。でも、日本語対訳がついているので、ストーリー、そしてこの音楽で誰がこういう意味のセリフを言う、ということは分かりました。

  このCDは80年に録音されたということです。スタジオ録音のようです。予習には大いに役立ってくれたのですが、テンポは緩慢で単調、各キャストの演技も物足りないように私には感じられました。

  ところが、ロンドンで『兵士の物語』を観たら、音楽が時には飛び跳ねるように生き生きと、時には物憂げにゆっくりとしていて、聴いていて気分がかなり盛り上がりました。初演時にはロイヤル・バレエの公演で指揮をしているリチャード・バーナス、再演時にはミハイル・アグレストが指揮をしました。両人の指揮はともにすばらしかったです。

  初演を観た帰国後、『兵士の物語』の別のCDを更に買いました。CD屋さんに直に行って、いくつもの録音の中から選んで買いました。それは輸入版で、語り手:Gilles、兵士:Francois Simon、悪魔:William Jacques、演奏:スイス・ロマンド・オーケストラ、指揮:エルネスト・アンセルメのもの(Claves社、CD 50-8918)でした。52年に上演された実際の舞台を録音したものです(観客の笑い声や拍手が入っている)。

  結果的にこれが「当たり」なCDでした。アンセルメは1918年に行なわれた『兵士の物語』初演で指揮を担当しており、作曲者のストラヴィンスキーや台本を書いたラミュの意図を忠実に反映していると思われるからです。演奏もテンポが良く、各キャストの演技もすばらしく、音声を聴いているだけでも、会場の盛り上がりが目に見えるようでした。

  このCDには、更に嬉しいおまけがついていました。一部ではありますが、台本を執筆したラミュ本人が、アンセルメが指揮する演奏に合わせて、『兵士の物語』を朗読する声が入っていたのです。1940年に録音されたとあります。目下のところ、このアンセルメ指揮のCDが、私のいちばんのお気に入りです。

  タケット版『兵士の物語』が再演されたとき、ロイヤル・オペラ・ハウスのショップで、『兵士の物語』英語ヴァージョンのCDを販売していました(CHANDOS社、CHAN 9189)。

  このCDは1人がすべてのキャストのセリフを担当しているものでした。朗読はAage Haugland、演奏はロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・オーケストラ、指揮はNeeme Jarviです。

  Hauglandの朗読はすばらしいのですが、演奏のほうはまったりしていて、個人的にはあまり気に入るものではありませんでした。

  今秋に上演されるウィル・タケット版『兵士の物語』のセリフは、もちろん英語です。翻訳を担当したのはポール・グリフィスという人です。さほど難しい語彙は使っていなかった覚えがあります。

  ですから、私と同様、英語のリスニング力に自信のない方は、字幕スーパーと舞台とを交互に見るよりは、予習をして、ストーリーとセリフの意味を事前に覚えておくことをお勧めします。字幕スーパーを見ながらだと、気が散って舞台に集中できないように思いますし、見どころを見逃してしまう可能性があります。

  『兵士の物語』のCDは山ほど出ているので、日本語対訳がついているものを1枚買って予習をしておくと、舞台をより楽しめるのではないかと思いますよん。

  あ、それから、アダム・クーパーが今まで舞台でしゃべってきたのは、ほとんどアメリカ英語でした。みなブロードウェイ・ミュージカルばかりでしたから。

  でも、今回の『兵士の物語』では、彼のイギリス英語が聴けることになります。過度にポッシュなアクセントではありませんけれども、アダム・クーパーがイングリッシュ・アクセントで話すのを聴くのは、実はけっこう珍しいことだと思います。
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2次先行予約

  みなさまご存知だと思いますが、イープラスとチケットぴあが『兵士の物語』2次先行予約を受け付けています。

  東京公演の先行予約申し込み受付期間は、イープラスが7月13日(月)12:00から7月20日(月)18:00まで、チケットぴあが7月17日(金)11:00から7月30日(木)11:00までです。

  大阪公演は、チケットぴあが7月15日(水)11:00から7月22日(水)11:00までです。イープラスの2次プレオーダーはもう終了しましたが、更に「特別プレオーダー」と称した先行予約を受け付けています。7月18日(土)12:00から7月28日(火)18:00までです。

  おそらくは、一般販売(8月1日~)の期間が実質的にたった1ヶ月しかないためでしょう、先行予約の機会を多く設けることで、チケットを早めに売っておきたいのだろうと思われます。

  チケットぴあの『兵士の物語』東京公演のページでは、「ウィル・タケット、アダム・クーパー、ウィル・ケンプより日本のみなさまへメッセージ」と題した動画が観られます。『兵士の物語』公式サイトに掲載されている写真撮影時に、同時収録されたもののようです。

  カメラワーク、音声、編集は、こう言ってはなんですが、家庭用ビデオカメラで撮ったんじゃないかと思われるような素朴な出来です。でも、映像そのものはとても魅力的です。

  特に、“Shall We Dance”のリハーサル・スタジオ(たぶん)の外階段に、アダム・クーパーとウィル・ケンプとが並んで座り、カメラマンの注文に応じてポーズをとっている様子はすっごくカッコいいです ふたりとも脚が長い長い!

  カメラマンに指示されて、クーパーとケンプが互いに見つめ合っていたら、クーパーがやがてこらえきれずに吹き出してしまい、笑いながら顔をそむけるシーンは、私のツボに見事にハマりました。何度も再生して観てますう~

  でも、なんで『兵士の物語』公式サイトより先に、チケットぴあのサイトのほうに動画が載ったんでしょうね?今回の公演のチケット販売については、チケットぴあが大きな役割を果たしているということなのかしら?

  ついでながら、今回の『兵士の物語』日本公演には、朝日新聞社も関わっているそうです(朝日新聞系列のサイト「アスパラクラブ」のブログに書いてあった)。

  だから、朝日新聞に関連記事が掲載される可能性が大きいと思います。チェックを怠らぬようにしたいですが・・・3ヶ月間だけ朝日新聞を取ろうかな~。こういうときに限って、勧誘員のおっちゃんが来てくれないんだよね。しかも私、引っ越したばかりなのに。
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公式サイトのブログ始まる

  『兵士の物語』公式サイトのブログが始まりました。その名も「兵士のブログ」。

  この他にも、いつのまにか超大量の公演写真が掲載されており(←マジ半端ない量)、いずれウィル・タケット、アダム・クーパー、ウィル・ケンプのインタビュー映像もアップされる予定のようです。

  ロンドンまでわざわざ取材に行ったってことは、もう完全に信用していいのだろうか?

  この公式サイトに載っている「アダム・クーパー近影」を見ると、クーパー君、この春よりもますます痩せちゃったみたいです。ほっぺたがげっそりして、頬から顎にかけてが超鋭角になってます。きっと“Shall We Dance”のリハーサルで大変なんでしょうね。今月末(7月23日・・・もう来週だ!)から上演開始ですものね。

  てか、公演(1ヶ月以上もある)の前からこんなに痩せちゃって大丈夫なのか!?

  ところで、ウィル・ケンプが2人の子持ちとは知らなんだ。タケット、クーパー、ケンプの中では、ケンプがいちばん年下のはず。イギリス人は本当に個人の家庭生活を大事にしますね。「人生は仕事だけ」という人は、イギリスでは変人扱いなのでしょう。

  そろそろ雑誌などでも、『兵士の物語』関連の記事が次々と掲載されることになるでしょう。チェックが大変だわ~。

  一方、アダム・クーパーの公式サイトでは、“Shall We Dance”を宣伝するために各紙に掲載されたアダム・クーパーのインタビューが紹介されています。まだざっとしか読んでいませんが、特にデボラ・クラインによるインタビュー(『ザ・タイムズ』)には、ダンサーの年齢とパフォーマンスについての、クーパー君の興味深いコメントが載っています。

  しばらくの間、イギリスでも日本でも、アダム・クーパー関連の情報がわんさか出そうですね。チェックが大変だけど、でも嬉しいわ

  追記:公式サイトのブログに取材時の写真が掲載されました(7月15日)。アダム・クーパー、ウィル・タケット、ウィル・ケンプが互いの肩や背中にがっしりと手を回している写真を見て、なぜかとても嬉しい気分になりました。

  マシュー・ハートやゼナイダ・ヤノウスキーもぜひ呼んでほしかったわ~。 
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新国立劇場の公演カレンダーに載る

  『兵士の物語』の公演日程が、新国立劇場公式サイトの公演カレンダー2009年9月分にようやく掲載されました。まさに「ついに載ったか」という感じです。

  事実上の主催元であるパルコ劇場の公演スケジュールに載ったときもホッとしました。ただ『兵士の物語』の会場はパルコ劇場ではありませんから、「上演確定」ではなく、あくまで「上演予定」の段階でも、載せるだけならできるよな、と実は思っていました。

  しかし、公演会場である新国立劇場の公式サイトに載ったということは、主催元と新国立劇場との間に確かな契約が交わされたということです。私は以前に新国立劇場に電話して、公演カレンダーに掲載される基準は何か、ということを質問したことがあります。

  新国立劇場側の答えでは、新国立劇場のホール貸し出しの契約にはいくつかの段階があり、その公演が行なわれることを正式に発表してもよい段階に契約が至った時点で、はじめて公演カレンダーに掲載される、ということでした。

  「契約のいくつかの段階」がそれぞれ具体的にどのようなものであるのか、また「正式に発表してもよい段階」の契約内容は何なのか、新国立劇場は詳しくは教えてくれませんでした。でもそれだけに、「正式に発表してもよい段階」に契約が至って、その公演が新国立劇場公式サイトの公演カレンダーに掲載されるということは、非常に重いことなのであろうことが推察されました。

  ですから、あくまで想像の域を出ませんが、これは主催元が『兵士の物語』東京公演実施の最終決断を下した、ということでしょう。更に憶測するなら、各チケット・エージェンシーがこの1~2週間のあいだに行なった先行販売の結果が、主催元にとって好ましいものであったのかもしれません。

  ともかく、『兵士の物語』東京公演実現に向けて、また一歩(力強く)前進した、ということで。

  でもまだまだ油断しないわよ。 
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パルコ劇場の先行販売も始まる

  パルコ劇場の公式サイト でも、『兵士の物語』の先行販売が始まりました。また、パルコ劇場の公演カレンダーにも『兵士の物語』が掲載されました。公演実現に更に一歩近づいたのだと信じることにしましょう。

  チケットぴあのプレリザーブ申し込みは今日で終わりました。私は1回分だけ申し込みましたが、さてどうなることやら。

  『兵士の物語』は生オケつきらしいですが、指揮がティム・マーレーという方なのはいいとして、演奏は「ソルジャーズ・アンサンブル・オーケストラ」となっています。「ソルジャーズ・アンサンブル・オーケストラ」って、なんなんだよこのネーミングはよ(笑)。

  このお茶目な名前からすると、どうもオーケストラは現地調達(日本人)のようですね。ただ、演目が『兵士の物語』である以上(合わせて7人しかいないため、1人でもヘタレな人がいると全体が台無しになる)、一定レベルの能力を持つ演奏家たちで構成されることになると思いますが。

  話は変わりますが、ブログの更新が滞ってしまってすみません。クーパー君が振付を担当したオペラ『ロベルト・デヴリュー』のレヴューなども探して紹介したいのですが、やはり引っ越し直後のせいで、時間と体力と、なによりも心の余裕がなかなか持てません。

  昨夜寝ていたら、いきなり左脚のふくらはぎが「こむらがえり」を起こし、あまりの激痛で目を覚ましました。いまだに痛みが残っているくらいです。引っ越し疲れがそろそろ出てきたかな?と思います。

  まあ、焦らず、いいかげんに、ゆっくりと乗り切るつもりです。

  そうそう、「アダ友」の方からお知らせを頂きました。『兵士の物語』のカラーのチラシがついに配られ始めたようですよ。私はこの月末にファルフ・ルジマトフのガラ公演を観に行く予定で、そのときにもらえるといいな、と楽しみにしています。
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引っ越しました

  といっても、前の部屋から徒歩わずか10分という近場なのですが・・・。

  前に住んでいた部屋が手狭になり、どこか良い物件はないかな~、と探していたら、ある不動産屋さんで、駅徒歩圏内でお家賃も割安な部屋を紹介されました。内見に行ったら、部屋は広く、天井は高く、おまけに東南角で日当たりも良く、なかなかいい感じです。

  でも不動産屋さんには、「いちおう他の物件もいくつか見てみて、1週間以内に連絡いたします」と返事をしておきました。不動産屋さんにも、いろいろ見てみたほうがいいですよ、と勧められました。

  といっても、私には何事においても、第一印象が良ければ即決める、というところがあります。他の物件もいくつか内見しましたが、どうしても最初に見た物件に自分が住んでいるイメージしか湧いてきませんでした。

  週末を利用して内見しまくるのも疲れるし、面倒くさいし、なによりも、引っ越したいという衝動の「勢い」に、ここは一気に乗っかったほうがよいな、と思ったので、最初に見て気に入った部屋に決めました。内見をはじめて3日目でした。連絡を入れたら、不動産屋さんは「もう決めたんですか!?」と呆れていました。

  6月は引っ越しのドタバタであっという間に過ぎました。いつもなら、6月は「実は2ヶ月分くらい日にちがあるんじゃねえか」と思うくらい長く感じるものですが、今年の6月は本当にあっという間でした。引っ越しが終わった今は、もう7月に入ったのか、と呆然としている次第。

  前の部屋には長くいたので、懐かしさと一抹の寂しさとを感じる一方、今の部屋を「自分の居場所」に作り上げていく作業と過程を楽しんでいます。引っ越し前後には、体調を崩したりして大変なときもありましたが、今は徐々に落ち着きつつあります。でも、ひと段落ついたころに、本格的な引っ越し疲れがドーン、と来るんだろうなあ。

  どなたでも経験がおありでしょうが、引っ越しというのは、心身ともに大きなストレスをもたらすものです。ストレスはわるいことだけから生ずるのではなく、よいことからも生ずるといわれていますね。

  でも、ストレスに体や心が反応する、というのは自然なことで、ストレスに対して心身の反応が出ないことのほうがはるかに恐ろしい、といいます。

  知人の心理療法士は「まあ、1週間くらい落ち込んで寝こんだりすれば上出来じゃない?」と笑いながら言いました。

  私は「いつ出るのか」と戦々恐々としています。でも、それが正常な反応だといわれれば抗うすべもありません。引き受けるしかないわけです。

  まとまりがなくなりましたが、最近ブログの更新が滞っているのは、引っ越しのせいで落ち着かないためです、ということで。

  私の新しいお部屋が、早く私の居場所になってくれるとよいなあ。

  そうそう、サラ・ウィルドーが“Shall We Dance”に出演するんですね。クーパー君の公式サイトで知りました。

  近年はもっぱら「女優」という肩書きの彼女ですが、表現力にあふれる優れたダンスの能力を持つウィルドーが踊らないのは、実にもったいないこと、と私は思っていたので、ダンサーとして彼女が復帰することを知って、非常に嬉しく思いました。
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