クモヤ145とクハ201、豊田車両センターの飾り物であるはずの組み合わせが、2月25日午前から森ノ宮電車区で再現されていました。
比較までに豊田車両センターの現況を加えましたが、どれが西か東かはご覧のとおりになっています。同一形式なのに両者の窓配置や所属会社が別なだけで、こんなに変わるものです。
クモヤの番台区分による形態も違えれば、本体の201系も同じ番台でありながら全く異なります。見比べるだけでも情趣があって201系が好きである、実感が湧いていきます。
やがて夕日の後の暗闇で、同じ状態のままになっています。検修庫のすぐ横に広がる西番線群に留置され、残りの7両は隠れて奥に放置されていました。
こちらの眺めは大阪城公園駅のホームから確認できて、お手軽と考えればクモヤ143にかかる障害物が気になりません。
豊田車両センターのように沿線からではうまく見学できる片割れに、森ノ宮では走行中の車内から小枝を交わしながらの撮影です。
大阪城公園~森ノ宮間
もうひとつの共通点はこのシーンが見られる時を除いては、豊田と同じく常に定位置のため、外見が雨に振り回されるままの日々です。見た目の状態はよろしくありません。