椴法華連合町会長日記

昨日の夜は、歴史的建築物が保存されている函館西部地区でのイベント「バル街」に、連合町会の女性部２０人を、引率し参加してきた。
いつもよりオシャレした女性部、初のバル街を満喫したようだ。
到着するや、バル実行委員長の深谷氏にお願いし、マチづくりの楽しさを語っていただいた。
夜の函館はちょっとした旅行者気分だ。いろんな店を尋ね、ビールやワインで心も軽くなった帰りのバスでは、マイクを持ちそれぞれ自分の村と比較し、今日のバル街の感想を述べ合った。
※老舗レストランでは、バンド演奏で、古き良き昭和が。ジントニックとバーボンを飲んだ。


随分前だが、旧建設省のマチづくり標語で、ある中学生の優秀作品が心に残っている。
「マチだって　オシャレしたいし　夢見たい」
田舎に住んでいても、いつも心はオシャレでいたい。そんな環境のマチづくりをしなければと感じた、楽しいバル街だった。
今日は午前中に、私の町会を流れている八幡川河畔の植樹祭があった。
数年前からの砂防ダム工事が完了したが、周辺の木が伐採されたため、風の通り道になれば危険だと、役所に植樹をお願いしていたのが実現したためだ。
森と海を守る会の会長さんが木を提供してくれたが、この会長さんは函館市内の町会長さんでもあり、顔見知りだ。
町会ばかりではなく、このような活動もされていることに頭が下がる。
さらに数年がかりで、木を提供してくれるとのことだ。
※７０本の桜の花見が楽しみだ。


今日は幼稚園児から８０歳のおじさんまで、１５０人ほどの参加で、数種類の桜７０本を植樹したが、あと３年も経てば地域で花見が出来る楽しみも増えた。
最後の挨拶は私だ。炎天下の中、挨拶は短いほうがいい。
「この地には１万年前から縄文の人が住んで、森や海を大切に暮らしていた。縄文の人たちもきっと喜んでいるに違いない。最後に縄文語で皆さんにお礼を述べたい。じょうもんありがとうございました」
大きな笑いがあり、植樹祭は無事終了した。
２つの事業をこなし、昆布漁も終了した。
今日もまた、真夏のような暑さが舞い戻った。
今夜はゆっくり、冷酒でも飲もうと思う。