GLAYコンサート

函館市が港祭りにミッキーマウスを呼んだ。
眠ったような街が、目が覚めたような賑わいだったという。
子供ばかりではなく大人たちも魅了するミッキー、今一番にその人気にあやかりたいのは、野田首相なのかもしれない。
ドジョウは今、民主党という箱の中で、料理されるため酒を注がれ蓋を閉められた状態に違いない。伸びきったまま党首選のまな板に乗せられるのだろうか。
対抗馬には細野豪志の名があがっているようだ。原発の処理最前線で、活きのいい状態を見せている。ドジョウ対若アユというところだが、若くして持ち上げられると周りの言いなりになり、党首選頃には“錆アユ”にならなければいいが。国家のトップたる者、女性問題は気をつけなければならない
かつて自民党の代議士が大臣候補に上った時「自分には愛人がいるから、文部大臣だけは避けてくれ」といったという、おおらかな時代の話がある。
親分筋の米国大統領には、かなりのスキャンダルの持ち主もいたが、そこまで真似ては、日本の教育行政にも影響がないかと心配になる。
話はそれるにそれたが、ミッキーの次に函館市は、地元出身のロックグループ「GLAY」のコンサートを来年開催すると発表した。
※グレイな朝。


GLAYに、新幹線の駅名は「新函館駅」がいいとでも、いわせようとしているのかと勘ぐってしまう。
そこで私の提案だ。
GLAYは函館の高校生のバンドが上京し、苦労を重ねメジャーになった、若者の希望の星だ。
ここは全市内の大学生と高校生にコンサート実行委員会を委ね、全学生がスッタッフとして、運営するといった行動を取れないものか。
市役所は資金面や会場提供だけでいい。
若者こそが函館市の未来を作っていくのだ。このようなプロジェクトに参加できれば、若者の感性を刺激し、燃えるようなエネルギーを発散でき、函館市民としての誇りを持てるに違いないと思う。
この発想は私が１０数年前に骨折で入院した時、リハビリで一緒だった女子高校生に話したものだが、その時の目の輝きを今でも覚えているからだ。
こんな企画が実行されれば、いじめによる自殺などは考える暇もなくなるはずだ。
「市民が主役」というではないか。
市役所が主役なんていうのは、まったくつまらない話である。