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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

マダラダラダラ

2012年09月03日 11時51分42秒 | えいこう語る
呪文のようだが、やはり呪文に近いのだろう。
青森県の太平洋沖でとれるマダラから放射性セシュウムが検出され、政府が出荷規制をした。
私の友人も、マダラ漁に冬の津軽海峡(下北半島尻矢沖)に出漁している。
時々いただくが、刺身・鍋物、冬の食卓には欠かせない、親しみのある家庭的な魚だ。
鱈という字は雪という字が入っているので、存在自体が季節感を感じさせる。
タラは海老を好んで食べる。タラを捌くと、お腹には海老がタラフク入っている。
青森沖は福島第一原発から、400キロ離れている。国は北海道のタラは生息形態が違うので大丈夫というが、同じ津軽海峡で泳いでいるのだ。
国も相変わらずアホなことをいうものだ。
タラが危険なら、みんな大好きな甘海老だって,同じ海底に生息しているのでなおさら危険なのだ。
先日、北海道太平洋沖でイワシが大漁した。
茨木や千葉沖では原発事故での影響を考え、出漁を見送ったため回遊してきたのだろうと、マスコミも能天気な報道をしている。
「放射能の検査を実施しなければならない」との報道はない。
対岸の大間原発建設再開は、国の管轄ではなく電力会社が決めることだと、アホな政府が発言した。
私たちは魚を食べる。その海が放射能で汚染されているのだ。
私は昆布漁やウニ漁で、海底をのぞきながら漁をする。
※とどほっけ村の前浜。


まるで水族館の職員のようだと自負する私だが、職場の環境も汚染されつつある。
そんなバカな!
“マダラダラダラ”呪文のような言葉が、私の口から飛び出した。