* 「最後の審判」 *
気持ちのいい最終回だったわ。
多田(小泉孝太郎)の裁判の行方も、
壮一郎(唐沢寿明)の強い意志も、
杏子(常盤貴子)の決断も、
どれも納得できるものとなっていて、
視聴後感は気持ちがいい。
多田が守ろうとしていた真実も、
壮一郎の並々ならぬ意志も、
どちらも面白いエピソードだっただけに、
もう少し、じっくり楽しんでみたかったという思いもあるのだけれど、
最終回として上手いことまとまっているなぁという思いも強く、
満足感があったよ。
壮一郎の策略が良かったわ。
浮気発覚の上に、
しょうもない私情を持ち込んでいたとあっては、
あまりにも情けなさ過ぎるからさ、、
そうじゃなかったコトが分かって良かったわ。
いや、、私情も絡んでいるか。
私情も絡めて、多田を懲らしめつつ、
己の目的を果たすというのが面白かったわ。
壮一郎はホント策士だねぇ。
あまりの策士っぷりに、信用しにくいトコロもあるけれど、
浮気したり、嫉妬したり、夫婦喧嘩をしたり、
人間味のあるトコロも見られて、キャラクターとしても面白かったわ。
杏子の決断も印象的。
壮一郎を認めつつも、
夫としてては受け入れられない感情のようなものが、
杏子から感じられて良かった。
良好な関係は続いているようだし、
前向きな決断として受け入れられたし、
気持ちのいい最終回として受け止められたよ。
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<ドラマ感想>
確かに管理人さん仰るようにすべてがうまーくまとめられていて、この作品が丁寧に扱われていることを再確認。
どんでん返しも効いていたし、その際の脇坂の慌てふためく様子もオツ。
個人的には終盤のみちるに見せる杏子のオチャメさがよかったなぁ。
「お母さんの好きにすれば」と綾香に遠慮しながら杏子に話しかけたり、ファミレスで壮一郎と冗談を言い合ったり、隼人が好きなキャラだったので、そこも堪能出来ました。
隼人くんと壮一郎の関係が良好になって良かったですよねぇ。
私は脇坂のキャラクターが最後まで面白かったです。
嫌らしくて、憎たらしいんだけど、
面白味があって、味わいもあって、好みのキャラクターでした。
もしろん、、
妻として、母として、弁護士として、女性として、
様々な表情を見せる杏子も好きでした。