Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

龍馬伝 第21回 「故郷の友よ」 *感想*

2010-05-24 | 春ドラマ(2010)感想
せっかくの収二郎の最期のシーンよりも どうしても龍馬の考え方に対する違和感の方が気になってしまった前回。
今回も そんな違和感を漂わせながら 
「故郷の友」のことが気がかりでならなくて 土佐に帰りたい帰りたいと駄々をこねる龍馬。
セカンドシーズンに突入してから ぐんと大人っぽく 男らしくなった龍馬(福山雅治)の雰囲気に 
すっかり惑わされてしまったけれど どうやら龍馬は まだまだ発展途上・成長途中の青年だということなのね。
半平太をはじめとする土佐勤皇党の仲間達を気遣う 龍馬の気持ちはよく分かるけど
もはや 誰にもどうすることもできないような状況を 見た目はすっかりいい大人の福山龍馬が
土佐に行くだの 半平太をほっておけないだの言うコトが まず妙に違和感(笑)。
これが以蔵くん(佐藤健)だったならば 
たとえ甘っちょろいコトを言ったとしても その成長を暖かく見守りたいっていう気分になるってものだけど・・。
今さらトウが立った福山龍馬のコトを あれこれ言ってもしかたがないわけだけど
それを差し引いても 青臭いコトを言う龍馬の様子は少々長く描きすぎのような気がしてならない。
第19話で 土佐へ戻るという半平太(大森南朋)を必死で止める龍馬や 半平太の侍精神を印象深く描き
あのときの龍馬は そんな半平太の考えや武士としての覚悟を痛感したように見えていたのに
その後の第20話・第21話で 半平太や収二郎のことを思いオタオタする龍馬の様子を 
これほど長く見せられると どうしても違和感を感じてしまう。
それでも そんな龍馬に 半平太は侍なのだから覚悟はできていたはずだと説く長次郎(大泉洋)や
龍馬が土佐に帰って何ができると叱る勝(武田鉄矢)の様子は とても良かったと思う。
甘っちょろいコトをいつまでも言う龍馬にそれほど共感できなかっただけに よくぞ言ってくれたっ!といった感じ。

今回の一番の見どころは やっぱり半平太と冨(奥貫薫)の朝げのシーンねぇ。
時代の流れが大きく変わってしまったことは解ってはいても 己の生き方を貫くことしかできないという半平太に
それでいい それが私の好きな旦那様だと答える冨。これぞ夫婦愛といった素晴らしいやり取りだったなぁ。
静かで穏やかな雰囲気に満ち溢れた食事時に 突然割って入る大殿様の使いの者たちの荒々しい声。
それでも 半平太と冨の間に流れる空気は何ら乱れることなく 訪れることのない未来のことを語る二人。
心の中にジンワリと沁みてくるような素晴らしいシーンだったと思う。

そうそう 最後に描かれた 龍馬の名前を叫ぶ以蔵と 以蔵を追い詰める近藤勇(原田泰造)のシーンも最高♪
以蔵はもちろんだけれど 泰造さんもとっても絵になる面構えで 
短いシーンだというのに とても魅力的な印象を放っていたなぁ。

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