スターマン～この星の恋 第５話 ＊感想＊

＊　「星男の本性は凶暴新たな謎が」　＊

前回の終わりに“黒星男”（福士蒼汰）が顔を出したけど　それはほんの一瞬のことで
“白星男”が　まだまだ頑張るのだとばかり思っていたよ。

なもんで　白星男に戻った～♪と佐和子（広末涼子）が思った直後の黒への変化にゃあ
思わず吹き出しちゃったよ。黒・白・黒・白・黒・・・なかなか楽しめたわぁ。
黒星男が魅力的なのもいいわねぇ。　
「比べてんじゃねぇよ。」と　ドスを効かせて　威圧的に振舞う黒星男がアホっぽくっていいわぁ。
なんというか　こう・・　手応えを感じられないふわっとした白よりも黒のほうが好きかも。
などと思いながらも　合間に入れ込まれた白星男の映像を見せられると
あら～　やっぱり白のふわっとした感じも捨てがたいかしら～？　などと　思わせてくれて
ひとつのキャラで二種類の魅力を楽しめるというのはオイシイわねぇ・・なあんてコトも思う。

黒星男には帰る場所が無いのだと知って　帰りたいところが無いのだと知って
途端に強気になって　自分達のいいように扱おうとする佐和子と美代（吉行和子）や
黒星男は　イキがっているクラスメイトと大差ないのだと知って
途端に上から目線の態度に出てくる大（大西流星）や秀（黒田博之）も面白かったなぁ。
難なく自分達のペースに黒星男を巻き込んでしまう佐和子たち・・恐るべし。

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名もなき毒 第５話 ＊感想＊

＊　「第１部・最終話～毒にまみれた衝撃の結末！今夜すべての謎が明らかに！」　＊

面白かったわぁ。　
杉村（小泉孝太郎）が梶田の故郷へと向かう後の展開は　原作を読んだときにも衝撃を受けたのだけど
ドラマでも　ずしんとした衝撃の重みを感じることができたことが嬉しい。

梨子（南沢奈央）も浜田（高橋光臣）も　原作を読んだ際に思い描いたとおりに描かれていて大満足だよ。
梨子の挑むような目や　浜田の卑しい感じや　二人の口から放たれる毒はインパクトがあって魅力的だったなぁ。

心の奥底にしまいこまれた本音や　理性で隠されている本性が　
突如　目の前で露になって襲い掛かってくる恐ろしさだとか
土壇場で開き直る人間の　呆気にとられるほどの図太さだとか　
窮地に追いやられた際に　相手を責め立ててくる卑劣さといったものを　
たっぷりと感じさせてくれて　見応えがあったわぁ。

聡美（深田恭子）が絡むシーンは　原作とは少し変えて描かれていて　
それはそれで　新鮮な面白さを感じられたのも良かったなぁ。
聡美の想いは個人的には少々理解しづらい一面もあるのだけれど　
そんな少々不可解な想いを抱く聡美と　
深田恭子さんの持ち味である　どこか浮世離れした雰囲気が　妙にマッチするように感じられるのも面白いのよね。
「浜田と別れて　莉子とも縁を切って　私に一人で出なおせって言うんですか。
他に私に何があるっていうんです。」　という台詞も印象的だったなぁ。
聡美の性格や　彼女の生き方が伝わってきて　彼女の想いを理解する手助けをしてくれるわよねぇ。

莉子と対峙した際に　莉子に捨て台詞を投げつけられた後の　聡美の表情も印象的で好き。
あのように　莉子に対して言いたいことを飲み込んできたのかしら・・　だとか
ああやって　いつもどこかで諦めた人生を聡美は歩んできたのかしら・・　だとか
莉子に本音を少しだけぶつけたことで　彼女の生き方が少しずつ変わっていくといいな・・だとか
あの表情から様々なことを思わせてくれるシーンだったなぁ。

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