Lee's Diary

ドラマが好き。
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曲げられない女 第7話 *感想*

2010-02-25 | 冬ドラマ(2010)感想
妊娠した日のコトを 聞かれもしないのに産婦人科医に詳しく語りだしてしまう早紀(菅野美穂)。
「泊める」という言い回しが あまりにも抽象的すぎて 
一体 早紀と正登(塚本高史)の関係はどの程度のものだったの? などと下世話なことを考えてしまう第7話。
早紀には あのままもう少し語ってもらって 二人の関係をもっと詳しく聞いてみたかったわぁ。

早紀と同時に妊娠してしまった璃子(永作博美)。
前回 あんなにカッコよくお姑さんに啖呵を切ったのに
妊娠が分かった途端 急に気弱になって家に戻る方向に気持ちが揺れてしまう様子が
何だかとっても璃子らしかったなぁ。
もともと 経済的にも精神的にも一人で生き抜いていく力が それ程あるようには見えない璃子。
自分の居場所もないようなあの家に 土下座をしてまで戻ろうとする様子は 見ていてちょっと可愛そうだったなぁ。
こんな璃子を見て早紀が言った 「子供を餌に向こうの家に戻ろうとしているみたい。」 という言葉が
璃子の気持ちを的確に表現しているようにみえて とても印象的。
何だかんだいって あの家に未練たっぷりなのだろうなぁ。

こんな璃子とは対照的な決断を下す早紀。
人生の先輩に次から次へ意見を聞きまくり 分厚いレポートにまとめる早紀の様子は早紀らしくって面白い。
「川で旦那さんと子供が溺れていたら 二人をボートに乗せ 自分は泳ぐ。」という早紀の考え方も印象的ね。
「旦那さん」が「正登」ではなくて 「弁護士になる夢」なわけだけど。

そうそう 正登のキャラって何で回を重ねるごとに あんなに酷くなっていくのかしら?
早紀にキツイ言葉を浴びせたり 酷い態度をとってしまうのは 
早紀のことを思っていればこその愛情の裏返しと捉えることもできるけど
早紀の思いが自分にない事を確信するたびに 横谷(能世あんな)の気を引こうとする行為は理解できないなぁ。
早紀への思いの浮き沈みで都合のいいように振り回されている横谷さんが気の毒ねぇ。
演じている塚本さんが気の毒になるくらいの最低な男っぷりを見せる正登。
ここまでヒドイ男にする意味って何かあるのかなぁ。 
早紀が9年間もお付き合いを続けてきた男性なのだし 
もう少し魅力のカケラを残してくれてもいいのになぁ などと思ってしまう。

ラストに描かれた早紀と璃子の喧嘩は そこで少しあなたが折れれば丸く収まるのに・・・
などと 早紀にも璃子にも感じたりしたのだけれど
不器用な者同士 さらに友情を深め合うための大切なプロセスを踏んでいる感じが 見ていて微笑ましく思えたり
大人になって あれだけ感情をぶつけあう喧嘩ができる二人の関係が羨ましく思えたり・・・
このドラマらしい魅力的なシーンだったと思う。

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