斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ソーラー発電の怪 その1

2014年06月23日 | weblog
何とも不思議な話である。

田舎町なので、知り合いで数反から数町の空き地を所有しているという話も珍しくありません。
余談ですが路線価を公表されると、1町あっても銀座に1平方メートルも買えないぐらいの地価です。

こういう土地を狙って、ソーラー発電の営業が回っております。

初期フェーズでは、その会社と契約して発電所のオーナーになりませんかというスタイルの営業が多かったそうです。

第二フェーズに移ると、区分オーナーを募集するというソーラー発電所を作るのでその会社に土地を売ってくれないかというスタイルの営業が来るようになったそうです。
こうやって入手した土地を、ひと頃盛んにラジオCMで流れていた、何もなくても始められる発電所オーナーみたいなカタチの商品になったのでしょう。

第三フェーズに移ると、ソーラー発電事業を拡大したいオーナーさんがこの土地に興味があります。(もしくは、紹介します)ので、貸していただけないでしょうかという営業が増えた

第四フェーズに移ると、海外でファンド商品とするところをマッチングするので、用地を貸してくれないか。

会社名はその都度かわるようですが、ネットで検索してみると同系列の会社のようです。

ソーラーパネルを売りつけるためならなりふり構わないようです。

この辺は、当方が借りている部品置き用駐車場を借りている地主さんから聞きました。
ポンコツと族車が並んでいるような月極め駐車場をやるより、儲かる話として持ってくるそうです。
その都度くる営業が、レンタカーで来て、襟の形が気に食わないシャツと尖った革靴を履いているので、信用していないとのことです。

個人的にそーら発電所の今後で気にしているのは、ほぼ同じ時期に大量導入されたという事は、更新時期も一緒になるという事ですが…
今後、買電単価が下がれば、機器を更新してまで続けるという方はいないことでしょう。
そして、ソーラーパネルを廃棄するに関しても、その方法や引き取り価格が気になるところです。
ソーラーパネル自体は、鉛を含んだ廃棄物になるのですから、処分はそれなりにタイへンな案件だと思います。

そこで、もうひと儲けを企んでいる方もいるんでしょうね。。

当方の周りは、東京から国道4号を約100km下り、そこから脇に入って数kmなんていう環境で、地勢も平坦なんで狙われるんですよね。

倒産したゴルフ場は、ゴルフ場として再建する方が購入するのではなく、メガソーラー用地として買割れているみたいですから。。

でも、そう遠くない未来に裁判所競売物件(いわゆる“ケ”事件)にソーラー発電所が出てくると思っております。

補足
公図を引いて原野商法の被害者を調べ、「メガソーラー発電用地として購入したいが、境界確定する必要があるので、測量代金を云々…」という数次被害を産みそうなことをやっているようなステージじゃないのか。。