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広谷順子さんの音楽を聴いてみる(アルバム感想編)

2013年05月05日 | 音楽
【最終改版日:2016/12/21】

このエントリでは、広谷順子さんがリリースされた3枚のアルバム
 ・その愛に…
 ・Blendy
 ・ENOUGH

の紹介や感想を記載したいと思います。
レコードを集めるきっかけとなったヨタ話等は、
こちらのエントリを参照ください

広谷順子さんのシングルに関しては、こちらのエントリを参照ください。

<2016/12/21追記>
 「その愛に…」と「Blendy」が高音質CDで再発売されました。しかも未発表音源を含むボーナストラック満載で、ブログ主大歓喜です。\(^o^)/
 詳細は追って追記したいと思います。


1. 1stアルバム: その愛に…


手持ちのレコードとCD

<レコード情報>
 ・発売日: 1979年5月
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・制作会社: アルファミュージック株式会社
 ・型番(価格): C25A0038 (2500円)

<CD情報>
 ・発売日: 1996年12月16日
 ・発売元: ポニーキャニオン
 ・型番(価格): PCCA-01061 (税抜き1456円)

<収録曲>
 1. 古都めぐり
 2. 遠い情景
 3. 恋歌
 4. Summer Moonlight
 5. Snow Fall
 6. その愛に
 7. Last Scene…さよなら
 8. 朝もやの中で
 9. キミの赤いほっぺにチューしちゃお
 10. 過ぎ去って行くもの

<帯に書かれている説明文>

「新しい感性が織りなす透明な世界を抜群の歌唱力で歌いあげる。」
本格的女性シンガーソングライター、広谷順子のデビューアルバム。

(CDの方には末尾に「初CD化。」が加わります)

<ブログ主の感想>
 ・まず最初に聴いて思ったことが「70~80年代の昔の音楽っぽいなぁ」
  ということでした。
  (まぁ、実際に1979年リリースの音楽なのでその通りなのですが)

 ・もう1つ思ったのが、「歌声は10代の女の子だけど、これはアイドルではなく
  “歌手”の歌う歌やなぁ」
(←褒め言葉)ということでした。
  ※ 2013/7/11追記: 京平さんに指摘いただきましたが、
    実際には24歳の時のアルバムとのことです(お恥ずかしい…)


 ・アルバムの流れとしては、シングルとしても発売されている1曲目の
  「古都めぐり」でいきなり心を鷲掴みにされて、2曲目の「遠い情景」で
  なんとなく幼少の頃を思い出して涙を流したくなるような感じとなり、
  8~9曲目の「朝もやの中で」と「キミの赤いほっぺにチューしちゃお」で
  イイ流れになって、最終曲の「過ぎ去って行くもの」で静かに締める感じです。

 ・レコードとCDのジャケットや歌詞カードを比較してみましたが、レコードの方には
  ファンクラブの案内がありました(この当時は渋谷区千駄ヶ谷に存在した模様)。
  また、CDの方の歌詞カードには「Side A」「Side B」というレコードのA面/B面の
  表記が無くなっていました。

 ・(私のように)これから広谷順子さんの音楽を探し求める方がいらっしゃれば、
  是非ともCDを発掘して最初に聴いて欲しいと思うアルバムです。
  (聴く価値のあるアルバムだと思います)

その愛に
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


<【2016.10.29追記】CDの再発売について>

 詳しい情報が全く入ってきていないのですが、「その愛に…」と「Blendy」が高音質のCD(UHQCD)となって2016年12月21日に再発売される予定とのことです。ブログ主も楽しみにしています。

その愛に(UHQCD)
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



2. 2ndアルバム 「Blendy」


手持ちのレコードとCD

<レコード情報>
 ・発売日: 1980年2月
 ・発売元: キャニオン・レコード
 ・制作会社: アルファミュージック株式会社
 ・型番(価格): C25A0085 (2500円)

<CD情報>
 ・発売日: 1996年12月16日
 ・発売元: ポニーキャニオン
 ・型番(価格): PCCA-01062 (税抜き1456円)

<収録曲>
 1. ブルー・レイニイ・ステイション
 2. さよならは私から
 3. Memory by seaside
 4. Day Dreamin'
 5. 水色の街
 6. 微笑みに眠らせて
 7. ピリオド
 8. In My Heart
 9. 笑って過ごしたら
 10. 幕は閉じて

<帯に書かれている説明文>
 「贅沢すぎるぐらいな愛の瞬間が
    やさしい微笑みを漂わせて
    今 ここに感じられる」


<ブログ主の感想>
 ・Blendyは前作と作風が異なり、前半は明るめのポップス感があります。

 ・1曲目の「ブルー・レイニイ・ステイション」は80年代のアイドルが
  歌うような曲のように感じました。(私の大好きな曲の1つでありますが)

 ・アルバムは前半が明るい感じだったのが、8曲目の「In My Heart」で
  しんみりきて、9曲目で明るさが持ち直したと思いきや、最終曲の
  「幕は閉じて」で何となくもの悲しい気持ちで終わるという、
  テンション的に右肩下がりな構成になっています。

 ・このアルバムはバックの演奏や間奏がイイ感じです。特に特に最終曲の
  「幕は閉じて」の間奏は、これだけでもの悲しさを感じます。
  (この部分だけでも聴いて欲しいと思う)

 ・なお、Blendyの歌詞カードは「その愛に…」とは異なり、「Side A」
  「Side B」の表記が残ったままでしたが、ファンクラブの案内部分の
  記載が無くなっていました。
  (この当時のファンクラブは、同じ千駄ヶ谷でも別のビルに移っていた模様)

 
 BlendyのCD中の歌詞カード

Blendy
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


<【2016.10.29追記】CDの再発売について>

 前述の通り「Blendy」も高音質のCD(UHQCD)となって2016年12月21日に再発売される予定とのことです。こちらも楽しみです。

BLENDY(UHQCD)
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



3. 3rdアルバム 「ENOUGH」


ENOUGHのレコードとCD化したジャケット

<レコード情報>
 ・発売日: 1983年 (月までは不明)
 ・発売元: ポリドール・レコード
 ・型番(価格): 28MX1127 (2800円)

<CD情報>
 ・発売日: 2013年6月26日
 ・制作 : ユニバーサル ミュージック合同会社
 ・企画・販売: タワーレコード株式会社
 ・型番(価格): PROT-1079 (2700円 …税抜き1571円)
 ・ついに2013年6月26日にCD化されました!
  下記感想はCD化前に作成したものなので、現在は話が変わっています。
  CD化後の感想等は下の方の追記部分を参照下さい。(2013/6/26追記)


 ・上記写真のCDは、レコードをCD化する業者さんに作ってもらったものです。
  (CD化の詳細はこちらのエントリ参照)

<CDの帯に書かれている説明文>
 多くの大物アーティストの作品のバック・コーラス参加や
 楽曲提供でも知られる実力派シンガー、作曲家、広谷順子の3rdアルバム。

 (1983年作品)
 初CD化


<収録曲>
 1. A Song
 2. Shell Blue Eyes
 3. ジャスミン・ティー・ドリーム
 4. Seaside Parking
 5. 夜はボサノバ
 6. Leaving Home
 7. Here Comes the Moon
 8. Paper Moon
 9. 地上からBon Voyage!
 10. Odyssey
 11. A SONG (reprise)

<ブログ主の感想>
 ・アルバムの系統としてはBlendyに近いポップな曲が多い印象です。

 ・1曲目の「A Song」は前奏に近い曲で、2曲目の「Shell Blue Eyes」と
  曲間無しで繋がります。
  (MP3を作成する場合は、2曲を連結させて不自然の無いようにしています)

 ・同様に10曲目の「Odyssey」も最後の「A SONG (reprise)」と繋がります。

 ・ブログ主の中では、このアルバムはハズレ曲のない最高の1枚だと
  思っていて、広谷順子さんの3枚のアルバムの中では、
  ダントツでこの作品が好きです。


 ・私のようにこれから広谷順子さんの音楽を探し求める方がいらっしゃれば、
  入手&再生するためのハードルは高かもしれませんが、是非とも聴いて
  欲しい1枚だと思っています。
  自分はCD化を含めてこのアルバムを手に入れるために2万円近くつぎ込んで
  しまったクチですが、(ラオウ昇天並に)一片の悔い無しです。

 ・ちなみに私は通常版のレコードを手に入れた後、見本盤(非売品)の
  レコードもやふおくでGETしてしまいました。しかも2000円ぐらいで!
  (その代わりジャケットは傷んでいてレコード盤のちょっと傷み気味でしたが…)。

 ・見本盤は、ジャケットも演奏内容も通常版と変わらないようですが、
  レコード中心部の曲名を書いている当たりの部分が白ラベルで
  「見本盤 非売品」の記載がありました。(通常版は赤色のラベル)

  
  通常版の歌詞カードとレコード(レコードの中心部が赤色ラベル)

  
  見本盤のレコードの中心部

 ・この作品は前の2枚とレコード会社(キャニオン・レコード)が異なり、
  ポリドールから発売されています。

 ・ファンクラブに関する記載は歌詞カードの中には無く、
  レコードの帯の部分にありました。
  なお、この当時のファンクラブの住所は六本木になっていました。

<【2013.5.11追記】ENOUGHのCD発売について>

昨日偶然、タワーレコードのホームページでとんでもない情報を見ました。
なんとENOUGHがデジタルリマスターで初CD化されるとのこと!(狂喜)

<参考URL>
 ・広谷順子が1983年に発表した『ENOUGH』をタワレコ限定で初CD化


上記告知ページの一部画面コピー

当然のごとく、私は速攻で3枚予約しました。(観賞用・保管用・交換用)
6/26の発売が待ち遠しいです!


<【2013.6.26追記】ENOUGHのCDについて>

2012/6/26 ついにENOUGHのCDが発売開始になり、
自分ちにもタワーレコードからCDが届きました。(´∀`)


入手したENOUGHのCD×3枚

冗談抜きで3枚注文していた私は、1枚を速攻で開封します。


歌詞カード(写真側)

今回の歌詞カードは、CD選書と同様にアナログ版のジャケットを
再現したものになっています。


歌詞カード(歌詞側)

アナログ版ジャケットとの違いは、
 ・ハイヒールを持った写真のところにあったレコードの取り扱いに
  関する注意事項がなくなっている

 ・歌詞側の右にCDの取り扱いに関する注意事項が追加されている。

 ・ボートが写っている面の右上の番号が今回のCDの番号に変わっている。

といったところでしょうか。



CDジャケットの中身 … 金澤寿和氏の解説

今回のCD化でレコードと一番異なる点は、CDジャケットの中に解説文が
含まれていることです。広谷順子さんのデビューから3rdアルバムの
このENOUGHの流れ、及び、ENOUGH制作時のエピソードなどが含まれていて
なかなか読み応えがありました。ファン必読です!

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コメント (12)
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