ゴールデンウィークっていうのは、
昔、この期間の興行成績が良かったことで
映画屋さんがつけた呼び方らしいですね。
天皇誕生日 ( 今は違うけど ) の翌日で、
休みだったことはあまりありませんが、
今年はお休み。
で、私の誕生日。
満49歳にもなると
誰かから言われないと
自分では気づかないまま終わってしまいそうです。
っていうのはこうつくるんだよ!
というお手本のような窓だと思っています。
『 蒲公英工房 』 の離れの窓。
・ ・ ・ 当然、前提条件があって、
ということですが。
どの季節でも素敵ですが、
今頃がこの窓には一番合っていると私は思います。
残念なことに、
“ 空間 ” は、写真には写らない。
そこに身を置いて
確かめるよりほかに理解する方法はないのですが。
今月の 『 茅の会 』 は内容がイレギュラーで、
直前にハプニングもあったので、
ご紹介するのが難しいのですが、
この空気に触れるために出掛けても価値がある場所です。
芽吹きの季節、
花咲く季節。
自然に触れることが少ない現代人の暮らしは、
それだけで沢山損している気がします。
「 鞍馬より牛若丸が出でまして、名も九郎判官。 」
「 ぁぁそうか! 義経 ・ 義経 」
- - - 古典落語 『 青菜 』 です。
お酒の相手を植木屋さんにさせていたご隠居から
「 『 青菜 』 を植木屋さんに出してあげておくれ 」
と言われた奥さんが答えた言葉。
「 青菜は食べてしまいました。 」
では言葉がストレート過ぎるので
「 菜も喰ろうてしまいました。 」 と!
答えてご隠居、「 よし ・ よし 」 。
「 落語聴くにも教養いるんや!
知識なかったら何が可笑しいか解らんやろ。 」
と、息子にしっかり本を読むように言っています。
落語 関係ありませんが、
歴史小説はあまり読まないけれど、
家にあったから読んでみるかと!
残念な部分を先に言うと、
京の五条の橋の上での弁慶と牛若丸の対決も
勧進帳の場面も出てきません。
って、そのあたりが
義経の2大エピソードだと思っていた ・ ・ ・ 。
この本での “ 義経 ” 解釈は、
私が今まで思っていたよりもずっと幼稚でダメな人間です。
戦のときだけ、並外れた天才ぶりを発揮する。
あまりにも素直で単純な思考のために、
世渡りベタになってしまって、
ドンドン追い込まれていく様子は途中から苦しくなります。
現代人の方が
もっともっと複雑な世間の仕組みの中で生きているんですけど!
うちの奥さんが勤める銀行に
最近来るようになった外国人。
見た感じ70代だろうということでしたが、
聞けば、
ユダヤ系で、生まれはドイツ。
幼い頃に国を出て、
戦後
日本人の引き上げ船に乗って初めて日本に来たのだそうです。
戦時中、上海にいたのか、
満州にいたのか ・ ・ ・
詳しくは聞けていないそうですが、
ナチスのユダヤ人迫害っていうと、
遠い昔の遠い国での出来事だと思っていましたが、
急に身近なことのように思えてきます。
にあこがれる っていうのは、
少年の心の中に構造的に入っているように思います。
ドラマに仕立てられた
最近流れているウーロン茶のコマーシャルいいですね。
今年数え50歳になる私が見てもポ~ってなるような!
( 今の私から
“ 年上のおねぇさん ” っていうとどうかと思うけど ・ ・ ・ )
にしても、
この “ おねぇさん ” スゴイですね。
『 篤姫 』 した人にも
『 ツレうつ 』 した人にも見えない。
見る人それぞれタイプはあるでしょうけど、
“ あこがれのおねぇさん ” ってこんな感じ!
っていう1つの型にキッチリはまっている感じです。
プロなんですよねぇ!
「 プロだから当たり前! 」 って簡単に言うけど、
世の中 “ 自称プロ ” が多いじゃないですか!
『 篤姫 』 のときにも
芝居の進行に合わせて歳とっていくことに驚きました。
若~い女の子なんですけど
この人を見ているとホントに “ プロ ” だと感じます。