「県庁の○○です」
午後1番に受けた電話です。
- - - - え? 今、指導受けるようなヤバイ現場ないけど・・・ (って、今じゃなければヤバイことあるのか?)
「県内の林業の活性化と、木材について多くの方面の方からご意見をいただく会議を開きたいので、設計事務所さんとしてご出席お願いの電話をさせて頂きました」
そういうことなら、もちろん協力するのが私のスタンスなので その旨返事しました。
日程など、だいたいの話を聞いた後
「予算が付いたプロジェクトではないので、報酬も出ませんが 云々・云々」
- - - - 報酬がでるパターンもあるのか・・・
ちょっと残念な気もしますけど、
予算を消化する為に開く会議に呼ばれてもつまらないので(勤めていた頃そんな感じの会議に呼ばれた事もありました)、事情は良くわかりませんが予算が付かなくても人を集めて話し合うというのは本気の感じもするので、ちょっと期待しています。
ホームページのEVENTに紹介している『茅の家の集い』 でお話した事に対して、ご参加頂いた江本氏から感想文を頂きました。
全文紹介したいと思いますが、長文なので打ちかえる時間を改めてとりたいと思います。
内容は、、ご参加頂いた皆さんの方が私よりも 年上で立派な経歴をお持ちの方が多かったために、どういう話の展開をすれば良いか絞りきれなかった部分を指摘されながらも、私が自分で思っているよりも高い評価をいただけていて、重ね重ねお恥かしいという感じです。
『茅の家の集い』を主宰する黒田氏の指名で、毎回参加者が感想文やレポートを書くのですが、黒田氏に送ると同時に、こうして私のところにも送っていただけることに感動しました。こういう丁寧な心遣いは私にはないことで、勉強になりました。
一番暑い時間帯に外で測量でした。
日頃不健康な生活をしているためか、夏なのに も一つビールが滲みる感覚がなかったのですが、今日のビールは効きました!
ノドの入口から直接血管に入っていく感じですね。
やっぱり人間キッチリと暑い季節には汗を掻かないといかんなぁ・・・
エアコンを全く使わない生活は、今の時代簡単には出来ないかもしれませんが、季節を感じながら上手く暮らせる家は意識しておきたいと思います。
時々、「断熱性能を上げると自然を感じられない家になる」と言うような論を展開する人がいますが、そんなことではないんです。断熱の性能はキッチリしておいて、プランの工夫で開放できる仕組みも作っておくことが大切なんだと思っています。
関空が開港した直後、レンゾ・ピアノがデザインした建物を滑走路側から見たくて、チェックインの時に「この建物が見える方の席にしてください」とオーダーした事がありましたが、飛行機が滑走する方向はその時の風向きで変わるそうで、チャックインカウンターでは解らないと言われたことがありました。
その後しばらくは、どういうわけか必ず建物とは反対側の席に当ってキッチリと建物が見えたのはずっと後になってからでした。
空港の建物の場合は、おそらく空から見られることも意識するのだと思いますが、だいたいの建物の場合は地面に立った人の目の高さで見られるのが普通です。
プレゼンの時に模型を持っていくと、上から眺められることが多いのですが目の高さまで 持ち上げるか、テーブルの上に置いて目の高さを出来るだけ完成したときの感じに近付 けて見るようにしてもらいます。模型はその建物のプロポーションを検討する事が主な目的なので、上から眺めると意味が違って見えてしまうんですね。
完成した模型を低い位置から写真に撮って検討してみたりもします。そういうことでその建物の完成度をだいたい事前に掴む事はできます。
プレゼンツールとしての意味もありますが、私自身が建物の概要を掴む為にも大切なのが模型なんです。そのためにどこから見えるかを想定する事も大切にしています。
関空の展望台から飛行機の離着陸を見るのも好きなのですが、あんなところ1人で行っても寂しいので・・・
「今でも同じ会社行ってるの?」
って、だれ?
市役所でカウンター越しに書類を受け付けて、話し掛けてきたのは小・中学の同級生の女の子でした。
・・・割と仲良かったのですが、この歳になると同級生でも顔見てすぐには解らない事がありますね。
「あっ、ううん。改めてご挨拶しておくヮ」
カバンの名刺入れを取り出そうとしていると
「ん? そうめん職人にでも転職した?」
って、なんやネンそれ?
「え? なんで そうめん?」
「夏やから!」
文章にしたら特別面白くはないですね?
けど、頭の回転のいいヤツは、これだけの会話も“絶妙の間”で上手くこなしてみせる!
うらやましいなぁ
どんくさいヤツが同じこと真似しても面白くないんですよね。
ああいう頭の回転の速さと、話術が欲しい・・・