今年に入って、小説を20冊以上、
俄かには思い出せませんが、30冊くらい読んだでしょうか。
小説だけに限ると、
学生の頃を別にすれば、最高記録だろうと思います。
最近読んだ何冊かの出来がもう一つだったので、
「 僕が小説書いても、それなりのレベル行くんじゃないか? 」
てなことを考えてみたり
みなかったり ・ ・ ・ 。
先週、和歌山市内で食事の約束があって、
お酒を飲んでの帰りのことを考えて電車で出掛けましたが、
カバンに読み物を入れておくのを忘れたので、
帰りのために、和歌山駅の本屋さんで文庫本を買いました。
『 有頂天家族 』
酔っぱらって電車に乗っても読めることを考えて、
難しくなさそうなのを選びました。
ファンタジーです。
が、
これがなかなかよく出来ている!
ストーリーの構成がシッカリしていて、
言葉の使い方が文学的で、テンポよく、
胸がキュンってなる部分あり、
人生を考える部分があり。
なにせ、主役がタヌキですから難しくない!
「 阿呆の血のしからしむるところ 」 という
何度も出てくる言葉。
「 タヌキの中では名門の家柄だけど、
タヌキだから所詮阿呆だ 」 と言うのですが、
している阿呆なことは、そのまんま人間のすることです。
普通だったら選ばないであろう分野の小説。
今回はラッキーでした。
も一つパッとしない表紙デザイン。
帯の滝川クリステルの浴衣姿の美しさが際立ちます。
( 全く関係ないけど ・ ・ ・ 。 )
少なくともファンの間では、
今日決勝のF1グランプリは注目のレースです。
シリーズも終盤でチャンピオン争いが熾烈なことと、
それ以上に、金曜日にはまだ工事が完了していなかった程の
出来たてホヤホヤ ( 出来あがっていないと言う方が正しい? ) の
韓国のサーキットでいきなりのグランプリです。
この時差がない国で
15時から開始しているはずのビッグイベントのテレビ放送が、
翌日夜中の1時45分から開始っちゅうのはどう言うこっちゃ?
と言いたい ・ ・ ・ 。
レース結果を見てしまわないように、
インターネット開くときも注意して、大変です。
「 今の若者はクルマに興味がないから売れない。
だけじゃなくて、
スピード出さないから事故らないので、
修理もない。 」
と嘆いていたクルマ屋さんがいましたが、
とにかく、クルマで速さを争う競技なんて人気ないんですね。
フェラーリが何色かも知らない女の子が
「 鈴鹿にF1観に行くんですぅ! 」
とか言っていたような、
抽選でしかグランプリのチケットが買えなかった時代が
懐かしい ・ ・ ・ 。
今日の酒席は少々特殊でした。
ある町としておきましょう。
担当者がJAXAとの連携で
子供たちに継続的に宇宙を学ばせたいとのことで、
コーディネート ( というほどでもないか ・ ・ ・ )
間で話をつなぐ場を持ちました。
日頃の慣れた安酒場ではなくて、
和歌山市内の比較的静かなお店でしたが、
『 漬物の盛り合わせ 』 を食べながら飲むとお酒が不味い。
「 こりゃ、化学調味料の味がお酒を不味くしてるね。 」
というのが、その場の結論でした。
味覚は、
割と敏感にその本質の良くない部分を感じやすいので、
今日のように、お酒との組み合わせで本性が現れました。
が、
新建材の化学物質は、
室内で空気中に放散されて、病気になるまで解らない。
そんなことが、改めて話題になる出来事でした。
みたいな呼ばれ方をしている所は沢山あると思います。
『 延長18回の熱戦 』
というようなセリフが出てくると随分絞られてきて、
『 延長戦で相手チームの選手が落球して、
その裏でホームラン 』
みたいなエピソードが出てくると、
「 そんなん1か所しかないヤン! 」
と地元の人間は思います。
『 真夏の少年 』
という映画のDVDを買いました。
と言うか、観ました。
江口洋介の初単独主演映画だそうです。
まず、
箕島の駅前を江口洋介が女性と歩いていますな!
漁をしている海が出て来て、みかん山が出て来て、
石油の大きな工場が出てくれば、どう考えても有田市です。
出てくる場面の全部が有田市です。
矢櫃のあたりと逢井の周辺、
新堂にあった映画館、
みかん畑に須佐神社もありました。
これだけ有名な役者が、
これだけベッタリこんな田舎でロケをしているのに、
話題になったのを聞いたことがないし、
この映画のことを話しても誰も知らないことが不思議です。
因みに内容は、
最初に書いたようなセリフが出てくることと、
知っている風景がいっぱい出て来て感動する以外は、
私には特にどうと言うこともないかな?
と ・ ・ ・
先日、キルト展に出掛けた時の話題で、
アカンサスをモチーフにした作品のことを話すと、
「 アカンサスを知っているのか? 」
と問う我が妻。
「 知ってるよ!
ギリシャ建築の柱頭の飾りはアカンサスや! 」
と答えると、
返事が返って来ませんでした。
そんな植物知ってるはずがないと思っていたら、
意外な方向から答えが帰って来たので悔しかったんだ
・ ・ ・ きっと!