って、
多分関西ローカルの番組の
1つのコーナーだと思いますが、
広く紹介されることが少ないけど、
頑張っている人を多くの人に紹介する。
っていうことでは、悪いものではないと思います。
今月の 『 茅の会 』 、
京都市でルネッサンスバッグっていうのを
制作されている川本恵美子さんのお話でした。
[ となりの人間国宝さん ] に認定された人です。
ご本人は、とてもイヤだったみたいですけど!
クリエイティブな仕事をされている人が陥りがちな
“ 自己満足 ” を強く戒める姿勢が、
とても、私自身の反省になりました。
最初、
気難しい人だったらどうしようか?
と思っていたのですが、
( 若干、“ 京都人 ” の私自身のイメージが先行する部分もあるので )
気さくな方で、
別れ際に握手を求めてくる日本人の女性って、
政治家以外では初めて会ったなぁ!
売れるモノと、
良いモノがいつも同じとは限らない。
と感じることがあります。
ちょっと、最近の話題にのってみた感じ。
書店で立ち読みくらいはしたことがあったと思いますが、
ジックリ見るのは初めてです。
いいですね。
沢山売れていそうな雑誌って、
どこか軽薄な印象もあるんですけど、
それと比べると、多分そんなに売れていないだろうけど、
誰にも媚びずに、正しいことを伝えようとしている感じがします。
第一号のときは、斬新だっただろうけど、
今どきとしてはとっても地味な印象です。
地味な印象なのだけど、
みんなの役に立つ本を作ろうという姿勢が感じられて
とても嬉しい!
テレビってどうなのか。
という意見もあるけど、
自分の気づきの範囲を超えて
新しいことを知る機会を与えてくれることもあるので、
私は悪いものではないと思っています。
テレビに映る松下奈緒さんという女優さんのことを
「 あの顔だったら今のままでいい 」
と、うちの奥さんは言います。
あの顔に変わることが出来るなら、
変わってもらった方がいい!
と、私は思うのですが ・ ・ ・ 。
事務所の 「 まだ読んでいないコーナー 」
に平積みにしていた本。
なぜこれを買ったのかもすぐに思い出せませんでしたが、
松下奈緒さんのドラマの設定で、
「 一房の葡萄を読んで、
話の中に出てくる先生みたいになりたくて先生になった。 」
っていうセリフを聞いて通販で買ったんですね。
「 匂いを思い出す 」 とか、
「 匂いを感じる 」 とか、
そんな感じがするときがありますが、
この短編集がそれでした。
自分が体験したことがあるわけではないのに、
鼻の奥の方、
目と目の間くらいのずっと深い辺りで
懐かしい匂いがするんですね。
なぜそうなのかは解らないけど。
オッサンが
着物や今どきの結婚式に興味を持って悪い法はないけど、
やっぱりちょっと縁遠いもので!
昨日の 『 豆の会 』 、
レギュラーメンバーの
着付けスタイル花衣 山中直美さんにお話してもらいました。
今月で45回目になる 『 豆の会 』 ですが、
第2回に [ 着物の基本と着付け ] のタイトルでお話してもらって、
今回2度目。
[ 着付けの仕事 ] で、日頃のお仕事と、
最近和歌山城の天守閣を撮影用に開放されるようになって、
初めての新婚さんの前撮り撮影を山中さんがされたので、
その報告をしてもらいました。
私などは、なかなか最近の結婚式の傾向や、
まして、女性の着物の傾向に興味を持つこともありませんが、
以前のように、結婚式場に全部お任せでないことは感じていました。
お話を聞いていると、
一つには、沢山お金を掛けたくないので
自分たちが必要なことを賢くチョイスしているようです。
そして、
“ つくりもの ” には反応しなくなっている様子もうかがえます。
大切にしたい部分は
“ ホンモノ ” であることを求めている様なんですね。
この人たちが世の中で第一線に出てくるころには、
建築も含めて、もっと豊かになってくる予感がします。
・ ・ ・ と言うか、期待しています。
間もなく夜中の12時になろうかという時間帯でしたが、
フと窓の外の明るさに気付きました。
今調べたら、
20日が満月だったようなので納得!
“ 明るさ ” の感じ方は相対的なモノなので、
我が家のような田舎でなければ気付くこともなかったような
危うい明るさですが、
歩くには全く問題ないし、
恐らく前から来る人のお顔も識別できるでしょう。
頑張れば新聞だって読めるかも知れない。
( わざわざ月明りで頑張る必要はないけど ・ ・ ・ 。 )
こういうことを体験すると、
日頃、建物の中で私たちが求めている明るさが
過剰なことに気付きます。
月明りほどしぼる必要はないけど、
もっと明るさを下げても不便なく生活できるし、
もっと豊かで、奥行きのある暮らしができるだろう。
そんな風に思います。