CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
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CAOS

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視野の広さが胆ですね!

2015-06-28 | 日記・エッセイ・コラム

 健全な社会人が共通に持つ普通の知識・判断力

を " 常識 " と言うのだそうで!

だけど ・ ・ ・

みんなが “ 常識 ” だと思っていることが、

必ず正しいとは限らない経験をすることも

意外とよくあります。

 

 今月の 『 茅の会 』

福島県立医科大学で教員をしながら

飯舘村で、週2日保健師さんと一緒に

仮設住宅などで仮住まいされている人たちの

こころのケアをする活動をされている

黒田佑次郎さんのお話でした。

 

「 仮設住宅を考えるとき、

 コミュニティを大切に考えて、

 通路をはさんで向い合せに配置しましょう!」

- - - 普通の常識を持った人には

当たり前に感じる話だと思いますが、

( テレビでもそんなようなことを言っているし! )

これが正解だとは限らないらしいです。

 元々、となりと言っても

何十メートルも距離があったような

飯舘村の住環境で暮らしていた人たちにとって、

数メートルの距離で顔を合わせて暮らすのは近すぎる。

そういうお話だったと思います。

短期的には良かったけど、

これほど長期になってくると、苦しいのだそうです。

“ 常識 ” が、頭の中でだけ作られて、

事実を検証した成果とは限らない例だと思います。

 

 お話が終わった後の雑談の時間に訊いた仮設住宅の話が、

私にはとても興味深い話でしたが、

全体のお話で、

飯館村って、とても冷静に現実を受け入れて、

論理的な行動ができる人達が多いんだな。

という印象でした。

他の地域で3.11の後の放射線のような

( あれほどの大事件でなくても ) 大きな問題が起きたときに、

同じような対応は出来ないかも知れません。

 

 どういうことが基になったのかは解りませんが、

すすんだ考えをする土壌はあったようで、

若妻会 ( って言ったかな? ) というのがあって、 

震災の前から、若い奥さんを2週間ドイツへ勉強に行かせて

視野を広げる取り組みをしていたのだそうです。

そんなことが、

非常時に生きたのかも知れません。

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紀ノ川でした!

2015-06-27 | 日記・エッセイ・コラム

 紀ノ川と有田川って、

なんか似てるんですよね。

紀ノ川の縮小版が有田川な感じ!

 

 テレビで 『 男はつらいよ 』 をボ~っと観ていたんですけど、

寅さんが川沿いにいるシーンで

「 川って、どこでも似てるんやな!

 紀ノ川みたいや!

 有田川にも見えるし! 」

とか思ってたら、ホントに紀ノ川でした。

昭和54年に公開された映画で、

随分周辺の様子は変わっているだろうと思うけど、

解るもんですね。

 

 根来寺は、

逆に現在のこざっぱりした感じではなくて、

原っぱの中の荒れ寺みたいな感じで解りにくかったけど、

趣があって、

個人的には映画の中の雰囲気の方が好きです。

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乾いていくのね ・ ・ ・

2015-06-15 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家からクルマで40分ほどで行ける距離にある公園です。

あるのは知っていましたが、

近くに行ったついでに初めて入ってみました。

 

 池の周りが遊歩道のような公園になっていて

島に建物があって、吊り橋で結ばれていたりとか、

さらに進むと

芝生のちょっとした広場があって、

ベンチが置かれていたりします。

 

 帰って来てから、

別件で同業者で歳上のおねぇさんに電話たときに、

この公園の話をしました。

「 の~んびりしたいようなデートのときに

 ピッタリな公園を見付けましたよ! 」

「 そう。

 デートにピッタリな公園ってどんなん? 」

「 お弁当持って行って食べて、

 そのあと、膝枕で昼寝とか ・ ・ ・ 」

おねぇさんが応えて曰く

「 そのお弁当って、誰がつくるの?

 膝枕は、どっちがどっちにするの? 」

 

 こちらも、

遠い青春の話をしたような気がするが、

「 ホンットに解らなくて考えたのよ! 」 って、

女子も、

そんな あまくて

わくわくドキドキすることは解らなくなってしまうらしい ・ ・ ・ 。

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建具も色々なようで!

2015-06-13 | 日記

 月に何千枚も生産する能力を持って、

大手建材メーカーの下請けをしてきた建具屋さんが、

下請けだけに頼らずに

自社ブランドを展開したいと考えるのは、

この時代に当然なことのようで、

和歌山県にはそんな建具屋さんが何軒もあるらしいです。

 先日、あるイベントで人から紹介された建具屋さんから

営業に行きたいと電話がありあました。

セミオーダーで建具をつくるブランドを展開しているので、

話を聞いて欲しい。ということです。

来てもらって、

パンフレットで話だけ聞いてもお互いに利益がないから、

それだったらそちらの工場を見せて下さいな!

ということで出掛けて来ました。

 

 大手メーカーの建具を作っているラインで、

安くつくれるという理由で、

ガラスが割れても

交換できるようになっていない建具が作られていて、

大手ではこれが常識。

と言われたのには驚いたけど、

逆に、

大手メーカーからのシビアな注文で鍛えられてもいるようで

町場の建具屋さんでは手に負えないような

アクロバチックな構造もこなしていて、

わざわざ出掛けた成果がありました。

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目指すもの

2015-06-11 | 日記

 小掠佳さんの特集をテレビで観ました。

特に興味があって観たわけではないけど、

感動しました。

 

 歌詞をつくるのも

単純に良い言葉を並べれいるんじゃなくて、

ヒトが心地よく感じる工夫をされているのだそうで、

 

 例えば 『 シクラメンのかほり 』

北原白秋にモチーフをとっているのだそうです。

 

 例えば 『 夢芝居 』

文節の終わりが、

2行だけ " れ " で、

それ以外は “ い ” で終わっていて、

韻を踏む効果を持たせているのだそうです。

 

 例えば 『 愛燦燦 』

漢詩の技法で描かれているそうです。

 

 歌に限らず、

どんなものでも、

ヒトが心地よく感じるモノには理由があって、

偶然できることはないんだと思います。

 聴く人が、白秋や韻や漢詩を知っている必要はなくて、

「 気持ち良い 」 って感じられればいいんだと思うんですね。

 

 私もそんなモノづくりがしたい。

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