CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

CAOS

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『 木をかこう 』

2020-06-17 | 日記・エッセイ・コラム

 “ 木 ”  を思い浮かべて!

誰でもイメージできるんですね。

“ おうち ” ってどんなの?

だいたいの人は思い浮かぶカタチがあるんですね。

 

 この イメージ できる。

思い浮かぶ が曲者で。

最も一般的なもの、

大多数のものが頭に浮かんでいるはずなのに、

きっとそんなものはどこにもないんですね。

 

 年齢を重ねるほど、

この どこにもないもの を

イメージしてしまうことが恐怖で、

少しはリセット出来るかと、こんなのを買ってみました。

 子供向けの絵本かな?

と思うけど、その割にはそこそこの漢字が使われていて、

もしかしたら私のような人向けなのかも知れません。

 

 一言で説明すると。

「 しっかり見ようよ 。

  ちゃんと規則があるでしょう!

  規則はあるけど色々なカタチがあるでしょう! 」

そのことに気付こうね!

っていうことだと思います。

 

 毎日ではなくてもいいけど、

時々思い出して、

外れかけた軌道を修正するのにいい感じですね。

ゆっくり読んでも、1冊15分!

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ニューバージョンのワ・タ・シ

2020-06-16 | 日記・エッセイ・コラム

 このコロナ騒ぎが終わって、

普通の暮らしに戻った時には、

社会の仕組みが今まで知っていたのと同じではない。

そう考えています。

 情報の取り方も、

情報の発信方法も急激に変わると予感しています。

 

 他人様より早くはないんだろうけど、

タブレットを買いました。

体温を感じないコミュニケーションや、

紙でない情報を疑ってきた立場の私としては、

まだ相当早い導入です。

 持っているだけで仕事してくれる機械ではないけど、

これを

「 でっかいスマホ 」 や

「 電気仕掛けの手帳 」

に使うつもりはありません。

 

 明確な( ではないナ・・・ )イメージがあって、

選んだ機種。

今回は、意識的に

時代の流れに遅れない速度で泳いでやろうと思っています。

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読んで欲しい

2020-06-14 | 日記・エッセイ・コラム

 『 男はつらいよ 』 の寅さんの名台詞

って、それはそれはいっぱいあるだろうけど、

甥の満男が

「 何のために大学で勉強するのか 」 と

悩んだことに答えて、

「 ながい間生きていればいろんなことにぶつかる。

 そんなとき自分のように勉強してないやつは

 サイコロの目で決めるか、

 その時の気分で決めるしかない。

 勉強していれば、自分の頭で

 キチン筋道立てて考えることが出来るんだ。 」

というような意味のことを言った

寅さんのセリフが1番だと思っています。

 

 この著者が、そんな映画のセリフを知っていたかどうか。

全く同じことを言っているのが面白いです。

モノを創り出すとき、

それを頭の中で考えているのは言葉です。

言葉を沢山知っているほど、

完成度の高いモノづくりが出来るはず。

今取り組んでいる分野に限らず

広く沢山のことを知っている人ほど、

その狭い分野のことも広く考えられるはず。

 

 この手の本を読んで、

「 この人いいこと言ってるなぁ。 」

って言うのは、

大抵が自分の日頃の考えを代弁してくれていることで

安心しているんですよね。

そんな意味で、とても納得行くお話ばかりでした。

 

 これからご自分の家づくりをする人は、

調子のいい解説本や住宅雑誌は読まなくてもいい。

この手の本を読んで、

自分の考えを正しく整理する方が余程満足する

家づくりが出来ると、私は思うのですが如何?

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いつの神?

2020-06-06 | 日記・エッセイ・コラム

 須佐神社は元々ここだったんだよ。

という場所。

我が家の庭に出て見上げれば、

目と鼻の先みたいな距離に見える山の峰ですが、

初めてここに立ったときには、

眺めた景色が自分の暮らす場所だと気づかないほど

『 聖地 』 を感じました。

 

 この “ 元 ” 須佐神社がいつ頃から聖地だったのか

私は知りませんが、近くから弥生時代の

銅鐸や刀の束をとめる金の目釘が出土しているから、

その頃でしょうか。

 

 そんなことを考えながら読んだこれには、

記紀神話のイザナギ・イザナミまでが縄文の神。

アマテラス・スサノオのあたりから弥生の神。

と書かれています。

米をつくっていたかどうかが分かれ目なんでしょうね。

・・・古事記の編纂より、

   こちらの 『 聖地 』 の方が古いと思うけど!

 

縄文とか弥生とか、2千年もまえの

浮世離れした昔のことみたいに感じるけど、

私達は、現代でも生活習慣の中に

その時代の感性を受け継いていることが

大変なことで、大事なことなんだと思います。

 

 神も仏も信じてないけど、

聖地は感じるんです。

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見つけることが楽しい んだと思うなぁ

2020-06-02 | 日記・エッセイ・コラム

 『 あかりのテクニック 』・・・おかしな言葉だけど。

を解説する本は、

とても夢のあることを求めながら、

技術的なことを解説するので、

その文章にやさしさがないのが多いように感じています。

 

 昨夜眠れなかったことで一気に読んでしまいました。

これも『 あかりのテクニック 』 を解説する本ですが、

著者の自邸でのあかりの工夫を

詩のような調子の言葉で解説していて

求めていることと、文章のバランスがとてもうまい具合、

それでいて内容がとても的確なので

気持良く読めました。

 

 ヒトが人工的な灯りで暮らすようになった歴史は

とても・とても短い。

まだまだ、それをうまく使える知恵を

身に着けていないんじゃないかと思います。

自分でプロだと思っている人でも

理解出来ている人に出会うのは難しい。

・・・そんなレベルですね。

 

 この本で伝えようとしているのは、

そんな現実に絶望することはなくて、

自然な光をよく観察して、感性を磨けば

答えに気づくヨ!

色々試してみようよ!

そんな感じじゃないかと思います。

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