規則を守る意思はあるけど、
記憶することが出来ない私に、たっくさん資料をくれました。
ながらくお待ちいただいたクライアントの敷地は、
『 重要伝統的建造物群保存地区 』
という難しい名前が付いた場所にあります。
今日、役所の方から説明を聞いてきました。
『 有田の民家を考える会 』 の活動で何度もお会いしている方です。
特に親しく話したことはありませんでしたが、
お互いに、
解っている部分があることが前提だったので気分的にも楽です。
以前、本宮で建築協定の規則を教育委員会様に
私の話で正しく解釈いただいた経験もありますが、
今回は、その時よりは柔軟な対応をしていただけそうな感じです。
元より、
規則を破るつもりはない。
規則の裏をかいたような抜け道を探すつもりもない。
美しい街並みをつくることに、
私がいくらかでもかかわることが出来る機会をいただいた。
その幸せを感じています。
『 自然素材 』 をキーワードに使うことのウソっぽさが嫌いで、
本当の自然素材を考えて来て、
環境問題との境界線が難しくなることがあります。
大学で環境を研究しているある先生によると、
山に植林することも、
本来の自然を変えてしまうという意味では環境破壊だと言う。
まして建築は環境破壊でしかあり得ない。
=私が尋ねたからそう言われただけで、
その先生はそんなことを問題にはしてはいませんが。
先日クライアントから聞いた話です。
低い山の裾にある敷地。道路を挟んだ上側にある家が建てなおししました。
木造の建物なので、基礎工事も深く掘ったわけではなく、
深く掘った部分と言えば浄化槽くらいなのだそうですが、
その工事の頃から、
クライアントの家の芋穴の底に10㎝あまり水が溜まるようになったとか。
水脈が変わったのだろうとのことですが、
自然っていうのはそんな簡単にバランスが崩れるものなんだと、
改めて感じました。
私の仕事で出来ることは、
そんな自然を変えてしまう工事をしないことじゃない。
建築はヒトの営みの中で必要なことなので、
一度つくったものが出来るだけ永く使われることだと、
永く使われる建物をつくることだと考えています。
台風2号の影響で、
大雨洪水暴風警報が出て電車まで止まる天候のなか、
今日の式典で ( 偉い人たちが ) テープカットしてオープンしました。
JR藤並駅内の
『 ちいさな駅美術館 Ponte del Sogno(ポンテ デル ソーニョ) 』
=夢の懸け橋。
記念イベントは絵本作家 長谷川義史氏による
ご本人の作品の読み聞かせ。
悪天候にもかかわらず盛況でした。
イベント終了後も残って人の動きを見ていましたが、
途切れることなく来館者がいて、
設計者の意図した通りに、自由に自分の場所を見つけて座って、
思い思いの時間を過ごしてくれていました。
何より、オープンを楽しみにしていてくれた人が沢山いたことが感動です。
これから先は、
沢山の方に利用して頂いて、
この施設を皆様の力で育てて下さることが私の願いです。
長谷川さんとありりんと私、3人で記念撮影。
思いっきり手ブレが残念 ・ ・ ・ 。
先日図書カードを買いに行きました。
訳あって、ある町内の本屋さんの領収書でないと精算に困るので、
多分町内で唯一の本屋さんへ。
包装してもらってるあいだ店内の本を見ていると、
どれも背表紙が色あせして、これじゃ絶対売れないな!
と。
インターネットで買う古本の方がずっと新品っぽい!
本と言えば、
わたし、本を買うときの失敗が沢山あって、
1番は、タイトル買いして帰ってきたら同じ本をすでに持っているパターン。
これは私だけではないようで、他の人からもよく聞きます。
・ ・ ・ 「 すでに2冊持ってるヤン! 」
っていうのは私くらいかも知れませんが。
2番は、平積みの雑誌。
1番上のがなんとなくイヤで、
下のを抜いて表紙見ずに買ったら違う雑誌だったパターン。
( この例はあまり多くないけど )
今回経験したのが、Amazonで注文するときに、どうやら
[ ショッピングカートに入れる ] っていうのを2度押したみたいです。
同じのが2冊梱包されて届きました。
「 同じ本を数量指定せずに2冊も買うか? 気がきかんなぁ! 」
とも思いましたが、私の場合は実際にそんな買い方するときもあるし ・ ・ ・ 。
高い本ではないのでわざわざ返品するのもなぁ。
と思って、読みそうな人にあげることにしましたが、
こんなミス、ちょっと悔しい ・ ・ ・ 。