CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
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CAOS

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本質を変えたら違うもの!

2021-06-30 | 日記・エッセイ・コラム

 古いものは大切に守るものだと考えています。

古いことに価値があるわけではなくて、

ながい時間人の目にさらされても耐えられるだけの

美しさを持っていたり、

役に立ってきたから残っているわけで、

そのことに価値があると思っています。

 守り方には色々あると思うけど、

原則・本質を

大切にすることが大事だろうと思っています。

 

 奥付では明日初版発行の本。

今日読み終わったけど・・・。

 

私には議論になっていることが不思議。

父方に天皇の血筋がなくて、

母方に天皇がいる人で天皇になった例がない。

2,700年近く、

126人も例があって、

過去に1人もなかったことを突然この時代に

ルールの中に入れてしまったらヘンに決まってる。

 

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正しく守らないと!

2021-06-19 | 日記・エッセイ・コラム

 郡上八幡城の天守は、

木造復元天守としては最古らしいけど、

元々建っていた天守の資料がないので

近隣の城を参考にして新たに設計したのだそうで、

こりゃ良いのかどうかと思いながら

見学したことを思い出します。

 

 郡上八幡城のことは書かれていなかったけど、

正しく復元することの大切さを

多くのページを使って説かれています。

 お城の場合は、

天守が最大の魅力だと思われているから、

元々天守のなかったお城でも天守を “ 復元 ” してしまうし、

形がわからなくても “ 復元 ” してしまう。

お城に天守のある時代なんて

歴史のほんの少しの期間だけで、

お城の魅力はもっと他にもあるのに!

 

 わかりやすいものをキーワードにして

注目されることは悪いことではないけど、

本質が正しく守られていないと

本当の魅力が伝えられないと思うものです。

 

 

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ハンカチーフ

2021-06-13 | 日記・エッセイ・コラム

「 落語聞くにも教養がいるんですね! 」

って、物知りの人と話したことがあるけど、

芝居を観るにも、歌を聞くにも、

色々なことを知っていると、知らないとでは

理解も感じ方も変わるようです。

 

『 木綿のハンカチーフ 』

とてもドラマチックな歌ですが、

最後のフレーズが

「 涙拭く木綿のハンカチーフください♪ 」

なので、

涙拭くからハンカチーフなんだろう。

くらいに思っていたらもっと深いらしくて、

ハンカチーフはそれだけの言葉で “ 別れ ” を

あらわしているそうです。

このことを知ってこの歌を聞くと

ドラマが深まるように思います。

 

 この短い物語も、

タイトルを 手巾(ハンカチーフ) にしていることで、

別れの物語だと、

わかる人にはわかるのだそうです。

そう解って読むと子供を亡くした母の思いが

更に深いものに思えてきました。

 

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幸福は良いことだけど

2021-06-12 | 日記・エッセイ・コラム

『 モンテンルパの夜は更けて 』なんて、

私世代でも知っている人は少ないかも知れない懐メロで、

私自身この歌は知っていたけど

どんなことを唄っているのかは知りませんでした。

 

 “ モンテンルパ ” はフィリピンの地名で、

この歌では日本人の戦犯を収容した刑務所のことです。

戦争中に日本軍がした残虐な行為で戦犯になっているけど、

命令した人は、敗戦でとっとと国に逃げ帰って、

残されたのは実行させられた兵隊と、

冤罪の人たち。

って、

いつの時代も同じことが繰り返されているような・・・。

 

 そんなことを伝えるドキュメンタリー。

歌が捕虜たちの心も命も救うことになります。

 

締めの部分で書かれいる文章が重い。

    ---------

近代文明は常に幸福を善とする。

たしかに幸福は良いことだ。

しかし、その多数から外れた不幸な人は少数ゆえに

不幸の程度が増大される。

    ---------

これも現代にも当てはまるように思います。

 

 

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