今は会うこともなくなった女性ですけど、
インスタントラーメンを食べたことがない。
母が許さなかったから。
と、話したことがあって、
取り立ててお嬢様ということはなかったけど、
ちゃんとした家庭で育ったんだねぇ!
と思ったものです。
同時に、
日本人のお腹を満たしてあげたいと思って
苦労してインスタントラーメンを開発した
安藤百福って、気の毒やなぁってなことも思ったんですけど。
食の安全を言い続けている黒田街子さんによると、
週刊新潮で
買ってはいけない食品のランキングが特集されていて、
売り切れ続出の上に、定価以上の値段で取引されているのだとか。
解りやすいから、
食べてはいけない食品の話は反応がいいんですよね。
そのことに異論はないけど、
呼吸で入ってくる体に悪い物のことを
みんなあまり考えない。
部屋中新建材まみれの部屋で
化学物質いっぱいの空気を吸う危険も考えて欲しいと
思うものです。
結果が出るまで続けられたら誰でも成功する。
んだろうと思うけど、
そうなる前に息切れしてしまうことが多いようで、
私の周りでも
意気込んで始めたことをやめてしまう例がけっこうあります。
結果が出るための大切なことの一つが
発信力なんだろうとなと考えながらお話を伺いました。
今月の 『 豆の会 』 。
カフェ55オーナー
フードコーディネーターの家本幸さんにお話しいただきました。
コミュニティレストランの企画運営に成功されたあと、
マスコミとのつながり、大学との協働などを経て
今のカフェをされていますが、
その間に休むことなく多方面の活動を続けられているんですね。
発信力があって、
世間に早く認知されたら息切れすることなく
次のステップに進める。
私なりの理解ですが、
少し時間をかけて考えてみたい課題が出来た気がしています。
モノの値段の付き方って解りにくいことが多いんですよね。
実際、“ 定価 ” なんて私は信じません。
著者のことを調べていて、
たまたま見たamazonの古本。
私が十何年か前に新品2,400円で買ったのを
古本で10,000円くらいの値段をつけているお店がある ・ ・ ・ 。
こういうのが時々あるけど、
本気で売るつもりの値段だろうか?
私が持っているののコンディションだったら、
[ ほぼ新品 ] は無理でも、
[ 非常に良い ] 程度は間違いないけどなぁ ・ ・ ・ 。
日光東照宮以来の衝撃!
東照宮以上かも知れんけど ・ ・ ・ 。
今年前半は出掛ける機会が多くて、一昨日は東京でした。
キルト作家の黒田街子さんと、
私も顔なじみの生徒さん達が出展しているキルト展が、
ホテル雅叙園東京で開催されています。
面白い建物なので見に来ませんか。
と招待券を頂いて行ってみました。
元々は、宴会場が何棟か建っていたのだそうですが、
昭和10年に建って、
戦災も切り抜けたらしい木造の100段階段部分だけが残っていて、
近代的なビル群と組み合わされています。
宴会場 ・ ・ ・
この部屋で落ち着いてお酒飲めるのか?
こんなタッチの部屋が階段に沿って何部屋もあります。
時代とのバランスが良く解らないけど強烈!
お金を掛けて作られているのは間違いなくて、
この収まりなんかは、なかなかな技ですね。
繊細な仕事です。
トイレが面白い。
まず、木造部分のお殿様仕様( お姫様仕様? )のトイレ。
どうしたかと思うくらい広い中にポツンと便器。
実際に、着物姿でしゃがんでお付きの人が裾を持つっていうことが
あったとかなかったとか!
ビル部分のもなかなかで、入り口。
右が男子トイレ。中に入ると。
赤い欄干の橋の下には、
ホントに水が溜まった池があった。
黒田さんおすすめのお昼のお蕎麦は美味しかった。
うどんはダメな気がするけど、
お蕎麦はやっぱり関東なのかも知れません。
帰りの飛行機までの時間で、
丹下健三巨匠のカトリック東京カテドラル関口教会
2度目ですが、
美しいものは、いつのものでも何度目でもやっぱり美しい!
機会があればいつか見ておきたかった椿山荘。
「 結婚式場めぐりですか? 」
って言われたけど、こちらは新旧建物が繊細。
私が学生の頃は
「 クリエイターたるもの一度は東京で己を試すべし! 」
みたいな空気があって、
天の邪鬼だった ( かどうかは知らんけど ) 私は
そんなのに反発する感じで大阪で
グラフィックデザイン事務所に勤めたけど、
今になって東京を見ると
やっぱり大都会のすすんだパワーを感じます。
バタバタだったけど、街に触れるだけでも刺激になりまた。
田舎に住んでいると、
他人様の直後を歩くなんてことはないけど、
大阪難波あたりの歩道だと、
ピッタリくっつくみたいな距離で歩いていますナ!
帰り道、直前にいた若い男女が
歩きながら顔を近づけたと思ったら、いきなりキス!
生涯で一番近い距離で見たキスだった気がする ・ ・ ・ 。
そんな出来事で、
浮世に引き戻されたと言うか、
違う世界に引き込まれてしまったけど、
ご招待いただいて、雅楽の演奏会に出掛けました。
ところは国立文楽劇場。
音楽って “ 時間の芸術 ” だと思うけど、
もらったパンフレットの解説によると、
雅楽には時間の概念がなくて
“ 空間の概念 ” で構造化されている表現があるのだとか。
そう解説されると、
とても腑に落ちると言うか、
合点がいくと言うか。
「 なるほど! 」 って思ったなぁ。