世間の家庭ではどうしているんでしょう?
我が家では、
包丁をお盆の前と年末に、私が研ぐことになっています。
今よりもっと ・ もっとヘタだった頃に
おかしなクセを付けてしまっていて、
刃を砥石に一定の角度であてられていなかったんでしょうね。
断面が丸くなってしまっています。
これを直したいけど上手くいきません。
鉄の刃は砥石と擦れる感触もいいんですけど、
ステンレスの両刃って研いでいても面白くなくてキライです。
しかも、今日気づいたのですが、
表裏のバランスが崩れて
刃先で中途半端な片刃みたいになっているんですね。
大根を立てて、竪に割るように切ってみたら、
必ず左に曲がってしまいます。
これは困った ・ ・ ・ 。
コンピューター仕掛けのモノは、
調整を間違って良い状態に戻せなくなったら、
リセットして最初の状態に戻せるけど、
手でする作業は、
一度下地を傷めてしまうと簡単には直せないんですよね。
これが面白さや味わいでもあるけど、
我が家の包丁は、
砥石も含めて 『 買った状態に戻す 』 スイッチが欲しい ・ ・ ・ 。
『 四畳半 』
『 襖 』
『 下張 』
1つずつだったら改築工事の見積もり書みたいなのに、
『 四畳半襖の下張 』 って、かたまりになったら
何となく色っぽくなるから言葉って不思議!
“ 常識 ” って、昔々から “ 常識 ” で、
これからもずっと “ 常識 ” だと思ってるけど、
時代が変わったら “ 常識 ” も変わるんですね。
まして、“ 決まり ” とか “ 法律 ” なんて、
ヒトがつくるモノなので、
そのときの都合で簡単に変わってしまうんですナ!
「 猥褻だから発行してはダメよ! 」
と発禁にされた小説が3作。
今の常識で読んだら、
「 解らなくはないけど、それほどでは ・ ・ ・ 」
っていう程度で、
今の世の中、もっとヒドイ ( スゴイ? ) のがいくらでもありますよ!
時代が変われば、
“ 常識 ” も “ 決まり ” も “ 法律 ” も変わるんですよね。
あんまり細かいことに目くじらたてずに
おおらかに暮らした方が楽ですナ!
って、暮れの忙しいときに
わざわざ書く記事ではないような気もするけど ・ ・ ・ 。
払えない金額ではないけど、その目的には高価で、
けど、
やっぱりたまらなく欲しいモノってあるんですよね。
タイヤメーカーが売り出して
ちょっと話題になっている消しゴム。
普通の大きさで、
特別良く消えるわけでもなさそうなのに、
値段だけがヤタラ立派でした。
「 欲しい! 」
思ってしまったんですね!
欲しいと思ってしまったら欲しい!
タイヤなので “ すべらない ” ということで、
受験生にウケている。
とのことだったので、
「 ちょっと使ってみて、満足したら受験生にあげる。 」
っていうことで、
身内に受験生がいなかったか考えたけど、
いない ・ ・ ・ 。
バカ高い消しゴムを買う
自分を納得させる理由が見付からない ・ ・ ・ 。
が、フと気付きました。
「 息子が来年就職活動ヤン! 」
これも立派な受験生!
ってことで、
1,100円の消しゴムを買う理由が見付かりました。
この値段の理由は解りませんが、
特徴は、
消しゴム側面が、このメーカーの高性能タイヤの
トレッドパターンと同じ模様なんですね。
「 それがどうした? 」
って訊かれたら困るけど ・ ・ ・ 。
3つになっていたか、
もう少し大きかったか、
「 ボク、上までのぼった! 」
って、息子が自慢げに言うので何かと見たら、
紙を破りながら障子の桟を
ハシゴみたいにのぼった跡がありました。
それ以来、彼が障子紙を破ったことはないと思います。
この十何年、我が家で障子を破るのはいつも私です。
ついさっき、またやってしまいました ・ ・ ・ 。
カラダが覚えてると思っているから
引き手の場所なんて一々見ていませんよね。
ちょっとカンが狂ったみたいです。
「 あぁ~ッ! 」 って声出ました。
「 お正月前に障子貼り換えるのにちょうどいいヤン! 」
とかいう状況ではないし ・ ・ ・ 。
冬休みで息子が帰って来たらしてくれるだろうか ・ ・ ・ 。
日本人は、
みんな1度読んでみたらいいんじゃないかと思います。
感動はしません。
クッソつまらない本だけど、
豊かになるヒントが沢山ありそうな不思議な本!
常識と思い込んでいることで、
損していることって沢山あると思うんですね。
けど、そんなん世界の常識ではないし、
日本でも最近常識になっただけで
ずっと昔から常識だったわけではないことが
沢山あるんじゃないかと思うんです。
“ みんなと同じ ” から解放されて、
「 自分にとって豊かなことか?
気持ち良いことか? 」
っていうふうに考えたら、
まったく違うモノが見えるかも知れません。