うちの奥さん、自分が図書館で借りてきた本を
私が先に読んでしまうと怒ります。
別に、ストーリーをしゃべったりしませんが、
「 先に読まれるたら読む気をなくす。 」
ということのようです。
上が、有吉佐和子『 有田川 』
これは、自分が読みたかったのですが、
すでに絶版で、古本でも結構な値がついていたので、
図書館で借りてきたもの。
( 恐らく傷んだ表紙を補修している )
下が、角田光代さんの新作『 ツリーハウス 』
奥さんが借りてきたのを私が先に読んでしまいました。
女流作家というこだけではなくて、
この2人は、「 人間を描く 」 ということで共通しているように
私には感じられます。
『 ツリーハウス 』 は新しいので、内容には触れませんが、
有田の人はぜひ読んだ方が良いと思うのは 『 有田川 』。
古い有田弁で書かれていて読みやすい本ではありませんが、
馴染み深い地名が沢山出てくること、
ある時代までの私たちの世代では知らないような
この地域の風習を知ることが出来ること、
蜜柑づくりが大きなテーマであること、
それに、
もちろん感動的なストーリーと、
どこをとってもお薦めできる1冊です。
水害で流された後の主人公千代の心の動きのところでは、
不覚にも胸がグッっとなって、泣きそうでした。
個人的には、
『 上野山家 』 が、ストーリーの中にけっこう重要な役割で
出てくることもちょっと嬉しかったのですが!
因みに、
この本は有吉佐和子の直筆サイン入り!
今日の 『 茅の会 』 でお話させていただくことを意識していたので、
昨夜は随分控えたつもりでしたが、
朝、まだ酔っていました。
「 これはマズいなぁ ・ ・ ・ 」
これが醒めて二日酔いの症状にならなければいいけど。
そんな心配もしながら、お昼までかかって何とか抜きました。
( 二日酔いもなく! )
いつもギリギリに到着する蒲公英工房に20分程の余裕をもって到着。
[ 蒲公英工房のこの紅葉は季節ごとにいい表情を見せてくれます ]
今回は、
『 すまいづくりセミナー 』 の内容を
若干アレンジしてお話させていただきました。
少々早口になってしまったことを反省 ・ ・ ・ 。
「 上野山さんのお話もとっても良かったんですけど 」
と、一応フォローしていただいた上で、
フラワーアレンジメントの志磨さんが、興味を持たれたのがこれ
葛飾応為の 『 吉原格子先の図 』 です。
この “ 光 ” と “ 影 ” の表現は、描かれた時代を考えると、
本当に驚きで、だから私も教材に使っていますが ( 勝手に! ) 、
志磨さんの反応は凄かったなぁ!
『 茅の会 』 でお話させてもらった時は、
主宰の黒田さんから、いつも沢山おみやげをいただきますが、
今日も同じようにいただいて、さらに、
「 謹呈 上野山和男様
って、入っているので売れませんが。 」
と、笑いながらのお言葉と一緒に頂いたのが
この本です。
『 日本の色とかたち 』 って、タイトルがいいですね。
空気の色が違うんだから、
その中で生まれる “ 色 ” も当然違うわけですね。
( 古本買ったら、
謹呈で女性の名前が入ってたのもあったけど ・ ・ ・
私は売りませんけどね! )
というような、キッチリとした集まりではありません。
何となく、声を掛けられる範囲で小 ・ 中学校の同級生が集まった。
そんな感じの飲み会でした。
総勢13名、
女の人が6名。
その女の人が、誰も私が解らない ・ ・ ・ 。
そりゃさ、
自分でもビックリしてるけどさ、
高校出てから30キロくらい太ったけどさ、
あたしゃ
ショックだわさ ・ ・ ・ 。
クォンサンウ
・ ・ ・ ?
ウォンビン
・ ・ ・ ?
リュシオン
・ ・ ・ ?
で?
どれが一番疲れとれるネン?
って、
ビタミン剤の名前じゃないらしい ・ ・ ・