縁あって、有田市観光協会さんの女性部会総会に
来賓扱いで出席させていただきました。
年間を通して、たくさんの活動をされています。
私の不勉強もあるのだろうと思いますが、
そんなに沢山の活動されていることを知りませんでしたし、
広く皆さんにも知られていないだろうとも感じました。
それは残念なことだと思うのですが、
他人様のことではなくて
私達、建築の立場も同じように、
地域に認知される働きかけを出来ていないことを反省しました。
保育園でお世話になった先生も観光協会のメンバーで、
五十何年ぶりだ?
の感動の再会でした。
音楽界でも、
クラシックの人は、
歌謡曲なんか興味ないかと思いますが、
そうとは限らないようで!
ながくブログを書いていなかったので、
紹介していませんでしたが、
ずっと続けていて、今回で第72回になる『 豆の会 』。
和歌山大学名誉教授の米山龍介先生にお願いして、
歌謡曲、特に昭和歌謡を解説していただきました。
『 豆の会 』 としては異例の満員御礼!
ご自身は、オーボエ奏者ですが、
近年は昭和歌謡を研究され、
今年春の退官後もその分野の授業を依頼されて
名誉教授として大学に残られたということで、
私達が聞いても非常に楽しいお話でした。
( 音楽が不得手な私が詳しく書くと、
間違ったことを書きそうなので、具体的な内容は省略・・・)
特に、「津軽海峡冬景色」には強い思い入れがおありのようで、
先生熱弁の図。
「 大学教授の音楽解説 」
なんて言うと、とっても難しそうですが、
予定を1時間半オーバーしてのお話。
とても楽しい時間でした。
米山先生のお父様が、
前の東京オリンピックや札幌オリンピックで、
国歌斉唱の指揮をされたというのもタイムリーな
トピックです。
たくさんの経験を重ねて、
日本の建物は随分安全になってきたんだろうと思うけど、
ヒトの力はまだまだ未熟なようで、
大きな災害がある度に大変な問題を目にします。
先週金曜日。
建築家協会を代表して長いタイトルの会に出席しました。
『建築物の耐震対策及び応急危険度判定協議会 第18回総会』
・・・こんなん、長すぎて手帳に書けない!
県・各市町村の担当者、建築各団体の代表者が集まる
75名ほどの会議で、
毎度お決まりどおりにまとまる会議ですが、
基調講演がいいんですね。
今回は、主に建物の火災についてのお話でした。
「日本の建物は、火災にも強くなっているんだろう。」
と思うけど、現実には期待するほどにはなっていないようで、
大きな火災の報道をよく目にします。
ただ、
古い建物のこともあるし、
新しい建物の場合でも、
何に問題があったかの研究はすすんでいるので、
ここを押さえれば、火災に強くなる。
っていう “ 勘どころ ” みたいなのは、
割とハッキリしているんですね。
良く参考になるお話でした。