「 最近住宅してないなぁ 」
と思っていました。
今持っているのも
店舗とか、特殊なところで学校の新築とか!
自分がそうだと、
世の中のみんなが住宅の仕事をしていないような気になりますが、
同業者が集まった場で、
「 最近の仕事は、木造の住宅しかしていない! 」
という人が数人。
そりゃそうだ!
住宅建ってますものネ!
誰かが仕事していますわな。
私も住宅得意なのでよろしくお願いします。
ね!
身体のコンディションが冬バージョンに変わって来ました。
この何日間かで冷えが厳しくなってきて、
ついに昨夜は靴下を履いて寝ました。
本格的な冬がやってくる前に
冬眠したい ・ ・ ・
今夜訪ねてこられたのは、
20年近いお付き合いで、
私の独立間もない頃から応援いただいていて、
ご自分も建築を考えておられる方です。
「 ごめんねぇ。
延び延びになっているけど、必ず建てるから。 」
と、お詫びも兼ねて来られたのですが、
伸びている理由も解っているし、そんなに気を使われるとこちらが恐縮します。
・ ・ ・ 遅くなっていることが、迷惑をかけている。
と思ってくれている気遣いが嬉しい!
何度か
「 違うんですよ! 」
と、お話していることがあって、
今住んでいる家が良くないのを
「 やっぱり2級の人に設計してもらったのがダメだったワ!
1級と2級の格の違いやね! 」
と思っておられること。
「 1級建築士でも上手くない人がいるし、
2級建築士でも良くやっている人はいるんですよ!
1級か2級かは、
法律で許された設計してもいい建物の範囲が違うだけなんです。 」
と説明しますが、
そこの部分は納得いかないみたいです。
何れにしろ、
私は、
建物の計画が具体的に動き出すことを楽しみにお待ちしております。
山を1つ超えて、更に山並に沿って走った後、
もう1度別の山の中腹まで上る感じなので、
蒲公英工房まではいつも1時間くらいかかります。
今日は50分かからなかったので、相当調子良かったようです。
今月の 『 茅葺の家の集い 』 のタイトルは、
「 大人って何だろう 」
いつものような講師がいなくて、みんなで意見を出し合うスタイルでした。
主宰の黒田さんのキルトの生徒さん達も参加されていたので、
今月は参加者が多くて20名近くだったと思いますが、
なかなか明確に表現できる人がいなく、
「 年齢とは別に、自分は大人になれていないのではないか? 」
というような意見が多かったことを思うと、
難しいタイトルだったのだろうと思います。
私も答えが解りません。
寛大であること
許せること
が、1つの結論めいた部分だったかな?
という感じでしょうか。
雑談の中で
参加の江本さんの話に出てきた根来寺の秀吉による焼き討ちの話も面白くて、
「 秀吉軍が焼き討ちをしたわけではなくて、
寺の僧が火をつけてから逃げた。
あるいは、
あわてて逃げたために、
何らかの理由で火種をひっくり返すか何かの理由で出た
“ 失火 ” の説もある 」
江本さんは失火説を押しているとのこと。
私も以前から思っているのですが、
学者は、必ず歴史上の出来事に理由づけしますが、
ヒトはいつも合理的な行動をするわけではなくて、
全く思い付きの行動もするんじゃないか?
歴史の残っているある出来事も、
実はたまたまそうしただけで大した意味もないのに、
後世の研究者が色々と理由づけして、
本人が知ったら笑ってしまうようなことがあるんじゃないか?
と思うことがあります。
私には詳しいことは解りませんが、
根来寺の件は 「 単なる失火だった 」 という説が一番面白いと思うのです。